消費者物価指数（令和5年（2023年）2月分）

消費者物価指数（令和5年（2023年）2月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和5年2月の北海道における消費者物価指数の総合は105.0で、前月比は△0.6%の下落。
　前月との比較を10大費目別にみると、被服及び履物(1.2%)、食料(0.5%)、教養娯楽(0.5%)、諸雑費(0.5％)、家具・家事用品(0.3%)、保健医療(0.3%)が上昇。
　一方、光熱・水道(△8.2%)、交通・通信(△0.2%)が下落。住居、教育は変化なし。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
被服及び履物	衣料	4.4
家具・家事用品	家事用消耗品	3.9
食料	油脂・調味料	2.7
光熱・水道	上下水道料	2.4

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
光熱・水道	電気代	△16.8
光熱・水道	ガス代	△4.4
家具・家事用品	家庭用耐久財	△3.2
被服及び履物	シャツ・セーター・下着類	△2.0

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は111.6で、0.5%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	137.8	1.4
生鮮野菜	108.9	△1.4
生鮮果物	111.4	2.1

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は103.2で、変化なし。
(3)光熱・水道は112.8で、△8.2%の下落。
(4)家具・家事用品は108.9で、0.3%の上昇。
(5)被服及び履物は102.4で、1.2%の上昇。
(6)保健医療は99.4で、0.3%の上昇。
(7)交通・通信は94.8で、△0.2％の下落。
(8)教育は99.5で、変化なし。
(9)教養娯楽は103.5で、0.5%の上昇。
(10)諸雑費は104.7で、0.5％の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、3.7%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(9.0%)、家具・家事用品(6.8%)、教養娯楽(3.1％)、住居(2.6%)、諸雑費(2.0%)、交通・通信(1.9%)、保健医療(1.0％)、被服及び履物(0.8%)、教育(0.1%)が上昇。一方、光熱・水道(△1.5%)が下落。