カナダ・アルバータ州との交流

北海道・アルバータ州姉妹提携締結署名式、1980年

(北海道・アルバータ州姉妹提携締結署名式、1980年)

交流のはじまり・姉妹提携調印

積雪寒冷など自然条件の類似した北方圏地域が互いに知恵や技術を学びあい、豊かな北国の暮らしを創造しようという北方圏構想を推進するため、昭和47(1972)年9月に堂垣内知事(当時)を団長とする経済文化視察団が北米(アメリカ:アラスカ州、カナダ:アルバータ州、ブリティッシュコロンビア州)を訪問した際、特にアルバータ州で熱い歓迎を受け、堂垣内知事とゲティ州首相代理(いずれも当時)との間で、今後の相互交流に合意しました。
その後、スポーツ交流、農業技術者等の交流が進展し、姉妹提携に向けての気運が高まり、昭和55(1980)年9月5日、州開基75周年を迎えたエドモントン市において「北海道・アルバータ州姉妹提携宣言」に調印し、姉妹提携を締結しました(同年10月には、北海道開拓記念館(現北海道博物館)でも調印式を実施)。

調印後の交流

姉妹提携45周年記念事業

令和7(2025)年、姉妹提携締結45周年を記念し、記念訪問団が相互往来し、これまでの交流を振り返るとともに、更なる交流発展に向けた両地域の積極的な関与を確認しました。

姉妹提携45周年記念事業の詳しい様子はこちらからご覧ください。

姉妹提携40周年記念事業

令和2(2020)年、姉妹提携締結40周年を迎えました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で相互往来は叶いませんでしたが、40周年を記念したイベントや、これまでの様々な交流などについて紹介する「北海道-アルバータ州フレンドシップリレー」を実施しました。

スポーツ交流

北海道とアルバータ州は姉妹提携締結より前から指導者交流など、様々な競技でスポーツ交流を重ねてきました。特にカーリング競技に関しては、今や北海道出身選手がオリンピックや世界選手権といった世界の舞台で活躍していますが、アルバータ州との交流をきっかけに北海道内で広く普及しました。
令和7(2025)年には、45周年を記念し、アルバータ州出身のオリンピックメダリストや北海道にゆかりのあるトップカーラーにも参加いただいたイベント「北海道カーリングのみらい2025」が開催されたほか、一時中断されていた「北海道・アルバータ州親善スポーツ交流」(北海道スポーツ協会)も再開されました。

農業交流

昭和48(1973)年4月、北海道・アルバータ州酪農科学技術交流が開始され、同年10月には、酪農の科学技術の交流を通じて酪農の振興と両国民の親善を図ることを目的に「北海道アルバータ酪農科学技術交流協会」が設立され、以降、農業青年の派遣や研究者、学生の交流、海外農業技術セミナーの開催など、幅広い活動が行われています。

教育交流

北海道教育委員会では、平成3(1994)年から、両地域の高校生が互いにホームステイをしながら留学先の学校で授業や行事を体験する「高校生交換留学促進事業」を実施しています。

博物館交流

北海道博物館(旧北海道開拓記念館)とロイヤル・アルバータ博物館は、平成10(1998)年に友好館に関する覚書、平成27(2015)年に共同研究に関する覚書を締結し、交流を重ねてきました。
令和7(2025)年5月には、45周年記念訪問団に荒川北海道博物館館長も参加し、ロイヤル・アルバータ博物館にて、友好館に関する覚書を更新しました。

北海道博物館「友好館(ロイヤル・アルバータ博物館)紹介コーナー」

議会間交流

令和3(2021)年3月、北海道議会とアルバータ州議会は、両地域の長年にわたる特別な関係をもとに、両議会の絆へと広げたいと共に願い、北海道・アルバータ州姉妹提携40周年を機に、議会間の交流に関する合意書に調印しました(調印式はオンラインにて実施)。

北海道議会・アルバータ州議会との交流に関する合意書オンライン調印式

アルバータ州の概要

アルバータ州の概要
位置北緯60度~49度/西経120度~110度
面積661,185㎢キロメートル
人口4,960,097人(令和7(2025)年)
地勢カナダ西部に位置し、面積は日本の国土の約1.8倍(北海道の約8倍)。西境にロッキー山脈が広がる(最高標高はコロンビア山の3,747m)。州内は川や湖が多く水資源が豊富。南部は樹林が少なく大平原が広がる。
州都エドモントン(Edmonton)
首相ダニエル・スミス(Danielle Smith)
気候南部は夏暑く、他の州よりも降水量が少ない。西部の気候は山脈に囲まれていることから比較的温暖で、シヌーク(ロッキー山脈から吹き降りるフェーン風)の影響を受け、冬暖かいことも多い。南東部は平坦で乾燥したプレーリーが広がっているため、寒暖差が激しい。
産業豊富な天然資源(石油、オイルサンド、天然ガス)による資源供給型の経済構造で、主な産業は、石油鉱業と農業・畜産業、観光。近年は、大規模な水素・アンモニア製造、CCUSの取組、AIや量子技術をはじめとしたスタートアップ支援、冷涼な気候と立地を活かしたデータセンターの誘致などを推進。
○農業:農家戸数は約4万戸、農地面積は約2千万ヘクタール(州面積の1/3)、1戸あたりの農地面積は約480ha。基幹作物は小麦、大麦、菜種(キャノーラ)。
○工業:カナダ全体の鉱物資源の約半分を生産。
○林業:総土地面積の約6割が森林。主力製材は、エゾマツ、ポプラ
○観光:5つの国立公園を中心に多くの観光客が訪れる。
歴史17世紀中頃からヨーロッパ人が探索し始め、1870年代にカナダ・パシフィック鉄道(CPR)が開通。1875年に地方政府が創設された後、いくつかの地域に分割され、その一つが、ヴィクトリア女王とアルバート公の娘のルイーズ・キャロライン・アルバータ王女の名前にちなんで、「アルバータ」と名付けられた。1905年にアルバータ州がカナダで8番目の州として成立。
姉妹地域・シンボル○姉妹地域(6カ国・7地域)
韓国・江原道(1974)、日本・北海道(1980)、中国・黒竜江省(1981)、メキシコ・ハリスコ州(1998)、ドイツ・ザクセン州(2002)、ウクライナ・イワノ・フランキーウシク州(2004)、ウクライナ・リヴィウ州(2005)
○州のシンボル
花:ワイルドローズ
木:ロッジポールパイン
鳥:アメリカワシミミズク
動物:ロッキーマウンテンビッグホーンシープ
市町村交流上川町=ロッキーマウンテンハウス
鹿追町=ストーニープレイン
上富良野町=カムローズ※令和7(2025)年度提携解消
陸別町=ラコーム
東川町=キャンモア
興部町=ステットラー
足寄町=ウェタスキウィン
北見市(旧常呂町)=バーヘッド
湧別町(旧上湧別町)=ホワイトコート

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