三地域交流ー新

北海道・黒竜江省・サハリン州による三地域交流について(平成29年度~平成31年度)

2016年に北海道と黒竜江省の友好提携が30周年を迎え、より一層の交流を促進してくため両地域の友好提携さきであるサハリン州を加えた三地域による交流が提案されたことをきっかけに「経済」、「文化」、「スポーツ」、「観光」、「青少年」をテーマに三地域交流を行っています。

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三地域交流会議(平成29年6月)

 平成29年6月15日(木)、中国・黒竜江省ハルビン市において北海道・黒竜江省。サハリン州の副知事級による三地域交流が開催されました。
 この中で、今後の三地域交流の進め方について意見交換が行われ、「経済」、「文化」、「スポーツ」、「観光」、「青少年」の各分野での交流を進めることで一致し、議事録署名を行いました。

<出席者>
黒竜江省 孫 東生(そん・とうせい)副省長
北海道 浦本公営企業管理者
サハリン州 ネステロフ副首相

 

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 三地域交流会議の様子  議事録への署名

スキー場セミナー(平成29年6月)

 平成29年6月15日(木)、中国・黒竜江省ハルビン市において、旅行業者やスキー場関係者約100名が参加して、三地域共通の観光資源であるスキーをテーマにしたセミナーが開催されました、
 セミナーでは、計7つのスキー場のプレゼンテーションが行われ、会場は大いに盛り上がりました。

<参加スキー場>
ヤブリスキー場(黒竜江省)
ルスツ、サホロ、テイネ、トマム、富良野(北海道)
山の空気スキー場(サハリン州)

 また、スキー場セミナー修了後には、(株)加森観光、ヤブリ体育訓練基地、サハリン・観光庁の関係者により、今後の交流人口拡大に向けたスキー場交流に関する協定書への署名がされました。

 

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 スキー場関係者によるプロモーション  協定書への署名

黒竜江省政府代表団の来道(平成29年10月)

 平成29年10月2日(月)~4日(水)、孫 東生(そん・とうせい)黒竜江省副省長を団長とする訪問団6名が来道されました。
 6月の三地域交流会議での合意を踏まえて、文化・スポーツ交流の促進を目的に道内の関係者との意見交換のほか、大倉山ジャンプ場の視察、北海道立近代美術館の訪問などを実施しました。
 北海道庁への表敬では、6月に訪中した浦本公営企業管理者と再会し、今後の三地域交流の促進に向けて、積極的な意見交換が行われました。

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 表敬の様子  孫副省長と浦本公営企業管理者

※代表団の滞在中の行事については、「中国ネットワーク通信第14号」でも特集しています。
中国ネットワーク通信第14号

文化交流-美術家交流の実施(黒竜江省美術館とサハリン州美術家の来道)について(平成30年1月)

 平成29年度北海道文化団体協議会国際文化交流事業として、平成30年1月22日(月)~27日(土)まで開催された「第4回北海道・黒竜江省国際交流美術展~特別出品:「ロシア芸術家同盟」(サハリン州)」のオープニングセレモニー出席するため、黒竜江省美術館館長 張 玉傑(ちょう・ぎょくけつ)をはじめ黒竜江省の美術家8名とロシア芸術家同盟美術家のキュウリヒナ,ナタリア・セルゲエヴナほか1名が来道されました。
 この事業は北海道文化団体協議会が主催しており、これまで北海道と黒竜江省の美術家による相互訪問などの交流を30年にわたり続けてこられ、2014年からは「相互開催国際交流美術展」が開催されてきました。
 第4回目を迎える今回は、サハリン州からの特別出品が実現し、三地域の芸術家27名による42作品が会場に展示されました。
 北海道庁への表敬では、今回実現した三地域交流をきっかけに、今後も美術家同士で交流を続けること、また更なる分野・テーマで交流を進めていきたいと話されました。

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 美術展-オープニングセレモニーの様子  表敬での集合写真

※「第4回北海道・黒竜江省国際交流美術展」オープニングセレモニーの様子は
 北海道庁ブログ「超旬!ほっかいどう」でも紹介しています。
https://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/diary/201801230004/

青少年スポーツ交流の実施(三地域ミニバレー交流)について(平成31年3月) 

 

  (一社)全日本ミニバレー協会・小島秀俊会長、サハリン国立大学のパシュコフ教授が、両地の関係者とともに、平成 31年3月4日(月)~7日(木)の日程で黒竜江省ハルビン市を訪れ、同省においてミニバレー競技を通じた交流事業を実施しました。今般の活動は、当該三地域で取り組んだ初めてのスポーツ交流で、北海道総合政策部・中島俊明国際局長が同行しています。

  同省滞在中、訪問団はハルビン市内の教育機関を訪れ、高齢者の健康増進、幼児教育における規律習得面での同競技の有益性などを紹介の上で、教師や学生などとミニバレー交流を実施しました。参加した黒竜江大学関係者からは、来年度中にも一般教養課程での同競技採用を検討したい、といった発言がありました。

  また、訪問団は3月6日(水)に黒竜江省体育局へ表敬訪問を実施しました。中島国際局長は挨拶の中で、スポーツを通じた国際交流の更なる拡大、ミニバレー普及に向けた同省体育局の協力に期待を込めました。表敬を受けた韓会峰(かん・かいほう)体育局副局長からは、同競技が黒竜江省内で普及するよう協力したい、といった発言がありました。   

 

 

 

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 小学校での普及活動の様子 大学での集合写真

 

文化交流-美術家交流の実施(黒竜江省美術館とサハリン州美術家の来道)について(令和元年9月)

平成31年度北海道文化団体協議会国際文化交流事業として、令和元(2019年)9月22日()~27日()まで開催された「北海道・黒竜江省国際交流美術展2019~特別出品:サハリン州」のオープニングセレモニー出席するため、黒竜江省からは同省美術館張玉傑(ちょう・ぎょくけつ)館長ほか5名、サハリン州からは同州の美術家マルケロヴァ・オリガ・ユリエヴナ氏ほか1名が来道されました。   

来道後、黒竜江省・サハリン州の訪問団は、9月24日に北海道へ表敬訪問を行いました。築地原環境生活部長は歓迎の挨拶で、「美術分野での交流は相手のことをより近くに感じる機会を与えてくれる」と述べ、今後とも三地域が友好交流を拡大させられるよう、期待を込めました。

   

この事業を主催する北海道文化団体協議会、これまで北海道と黒竜江省の美術家による相互訪問などの交流を30年にわたり継続し特に平成26年(2014年からは毎年「相互開催国際交流美術展」を実施してきました。

  

6回目を迎える今回は、黒竜江省、サハリン州、北海道より出品された計70点の美術作品が会場に展示され、500人を超える来場客で会場は大いににぎわいました   

 

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 美術展-オープニングセレモニーの様子  表敬での集合写真

 

 

 

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