知事コラム190308


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知事コラム



(平成31年3月8日配信分「根室地域で表彰式」)

 イランカラプテ、高橋はるみです。

 早いもので、今年ももう3月。どんどん雪解けが進んで、札幌市内の道路では多くの場所でアスファルトが出ており、春本番が着実に近づいていることを感じる方も多いのではないでしょうか。

 さて、2月末に根室地域を訪問し、2つの表彰式を行ってきました。
 一つ目は、北海道地域文化選奨贈呈式です。地域文化選奨では、これまで地域に根ざした文化活動の実践や文化振興に貢献された方々を表彰しています。

 今年、選奨を受賞された「イースト・ポイント・ジャズ・オーケストラ」の皆様は、地元根室市をはじめ各地域での演奏会はもちろん、北方領土とのビザなし交流にも積極的に参加されるなど、「ジャズのまち根室」の定着に大きな役割を果してこられました。

 この日の表彰式でも素晴らしい生演奏をご披露くださいました。明後日10日には、地元根室市で受賞記念ライブを開催されるとのことで、会場が大いに盛り上がることを期待しています。

 もう一つは、北方領土中学生作文コンテストの表彰式です。このコンテストは、道内の中学生の皆さんに北方領土に対する関心を高めていただきたいとの思いで、毎年開催しています。
 今回は、羅臼町の生徒さんの作品が最優秀賞を受賞されました。

 羅臼町から海を挟んで対岸には国後島があります。受賞作品の「二十五km先の故郷(ふるさと)」を読むと、国後島出身の曾祖母の会話を通して、日々の生活の中で近くて遠い国後島を望み、北方領土のことを自らと関わりのある問題としてしっかり捉え真剣に向き合う生徒さんの姿や、北方領土の歴史を風化させてはいけないという強く純粋な思いが伝わってきます。

 私も以前、すでにお亡くなりになられた千島連盟の理事長さんと色丹島を訪れました。色丹島への訪問が一度中止となった経緯もあり、念願叶ってのものでした。

 色丹島は理事長さんの出身地でもあったのですが、この時の訪問は、ふるさとの変化を目の当たりにされた理事長さんの複雑な思いを感じたことや、日本人墓地を訪れ、多くの日本人がこの地に住まわれていたことを改めて実感したことなど、今でも大変印象に残っています。

 話は表彰式に戻りますが、最優秀賞を受賞された生徒さんが、これからも自分ができる活動を精一杯行っていきたいと語られていたことが印象的で、大変心強く感じました。

 領土問題を解決へと導いていくためには、私たち道民一人ひとりが改めて領土問題について考え、行動を起こしていくことが重要です。
 昨年、返還要求運動のシンボルである「千島桜」が北海道遺産に認定されており、道では今後とも、多くの方々とともに運動を盛り上げてまいります。

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