視覚障がい者向け広報「ほっかいどう」令和2年2月号

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視覚障がい者向け広報「ほっかいどう」2月号

広報(誌)ほっかいどう 2020年2月号
北海道のキャッチフレーズ「その先の、道へ。北海道」
【もくじ】
1 みんなの赤れんが
2 いきいき地域から
3 まさかは必ずやってくる みんなの防災ガイド
4 ほっかいどう未来への元気遺産!
5 知りたいふれたいアイヌ文化

1 みんなの赤れんが
(1)米トレーサビリティ法をご存じですか
 「米トレーサビリティ法」では、米や米加工品で食品事故などの問題が発生した場合などに、流通ルートを速やかに特定するため、取引などの記録の作成・保存や、産地情報の伝達を事業者に義務付けています。
●記録:品名、産地、数量、年月日、取引先名、搬出入の場所など
●伝達:事業者間及び一般消費者への産地情報
▲道庁農産振興課 電話(011)204-5982

(2)古いビルや工場、畜舎、倉庫などを所有している方へ
 1977年以前に建てられた事業用建物には、PCB(ポリ塩化ビフェニル)を使用した機器(変圧器・コンデンサー・照明用安定器など)が残っている場合があります。PCBは法律で定められた期限までに処分が必要です。
<処分期間>
変圧器・コンデンサー 2022年3月31日まで
安定器・汚染物等 2023年3月31日まで
 PCB含有機器等(廃棄物含む)を確認した事業者は、必ず期限内に適正な処理をお願いします。また、道からアンケートなどの調査依頼があった際は、ご協力をお願いします。
▲道庁循環型社会推進課 電話(011)204-5192

(3)ご存じですか苦情審査委員制度
 道が行った業務や制度について、皆さん自身の利害に関わる苦情を申し立てできる制度です。皆さんに代わって苦情審査委員が公正で中立的な立場から必要な調査などを行い、審査します。個人情報の保護にも十分配慮しますので、お気軽にご相談ください。
▲道庁道政相談センター 電話(011)204-5523

(4)北海道立学校ふるさと応援事業について
 寄附者が「北海道立学校ふるさと応援事業」として、北海道にふるさと納税(寄附)を行うと、寄附額の2分の1を指定した道立学校の特色ある教育活動や教育環境の充実に活用し、残り2分の1をグローバル人材育成等の道立学校全体の教育活動の充実に活用する制度です。
▲教育庁教育政策課 電話(011)206-6354

(5)所得税・個人事業税・住民税の確定申告は3月16日まで
 所得税・個人事業税・住民税の確定申告の税務署および市町村窓口受付期間は、2月17日(月)から3月16日(月)までです。期限間近になると窓口などが大変混雑することが予想されますので、申告は早めに済ませましょう。
また確定申告書は、パソコンやスマートフォンなどで作成でき、作成した申告書はe-Tax(電子申告)で送信、または印刷して郵送等により提出することができます。
▲道庁税務課 電話(011)204-5060

(6)MONOテクと障害者職業能力開発校の訓練生募集中!
 道が運営する職業訓練施設「MONOテク(北海道立高等技術専門学院)」(全道8校)と「北海道障害者職業能力開発校」は、4月入校生を募集中です。専門的な知識や技術・技能を身につけて就職を目指しませんか。3月末に離職される方も入校できるよう、4月下旬まで応募をお待ちしています。
▲道庁人材育成課 電話(011)204-5359

(7)障害者就業・生活支援センターのご案内
  道では北海道労働局と連携し、障がいがある方の就職や生活の相談、企業の障がい者雇用相談などに応じる「障害者就業・生活支援センター」を、道内11カ所に設置しています。
  障がい者及びご家族の方が、「自分に合った仕事をみつけたい」「福祉サービスを利用したい」などで悩んでいる時や、企業の方が、「障がいのある方を雇用したい」「雇用上の配慮とサポートは?」などで困っている場合は、ぜひご相談ください。
▲道庁障がい者保健福祉課 電話(011)204-5278
▲道庁雇用労政課 電話(011)204-5099

(8)サイバー犯罪への対策を強化しましょう
 ネットバンキングを狙った不正送金事案やパソコンのウイルス感染被害など、国民生活を脅かすサイバー犯罪の危険性が社会全体で大きく取り上げられています。
サイバー犯罪の被害に遭わないように、次の対策を実施しましょう。
●パソコンやスマートフォンにはウイルス対策ソフトをインストール
●パソコンの基本ソフト(OS)やウイルス対策ソフトは常に最新の状態に
●身に覚えのないメールの添付ファイルやURLは開かない
●不必要なアプリや信頼のおけないサイトからソフトウェアをダウンロードしない
●定期的にバックアップデータを保存
●IDやパスワードは、自分自身でしっかり管理
●オンラインショップでの買い物では、そのサイトが本物かどうかよく確認
サイバーセキュリティは、一つの対策を講じれば大丈夫というわけではありません。複数の対策を併用してインターネットを安全に利用しましょう。
▲道警サイバーセキュリティ対策本部 電話(011)251-0110

(9)振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺の防止
 道内における2019年11月末の特殊詐欺の認知件数は100件(前年同月比38件減少)、被害額については、約3億200万円(前年同月比約2,800万円減少)であり、いずれも減少していますが、依然として被害は続いています。
 また、警察官等を装って、キャッシュカードを窃取するなどの特殊詐欺類似窃盗は、2019年11月末で、前年同期比約4倍の49件、被害金額は約4倍の約1億400万円と急増しています。
 道民一人ひとりが被害に遭わないように注意するとともに、家庭や職場、地域の中でお互いが声をかけあい、特殊詐欺などの犯罪被害をなくしましょう。
▲道庁道民生活課 電話(011)206-6148

2 いきいき地域から
総合振興局・振興局の話題をお届けします。
(1)根室振興局
赤ちゃんを中心に交流の場に!「計根別こども館 えみふる」
 中標津町立「計根別こども館 えみふる」のオープンから11カ月が経過しました。「えみふる」は、児童館、放課後児童クラブ、そしてこれまで地域になかった3歳未満児の一時預かり保育所も一体となっている、子育て支援を一元化した管内初の施設です。現在、たくさんの児童や赤ちゃんたちが楽しく利用しており、酪農業などで忙しい保護者の一助となっています。
 赤ちゃんたちがベビーカーに乗って散歩に出ると、地域の人たちが写真を撮ったり、声をかけてくれたりします。また、児童たちも赤ちゃんがいることを確認して、廊下を静かに歩いたり、大声を出さないようにしたりと、気遣いを見せる場面もあり、「えみふる」が年齢を超えた地域の交流の場になっています。
▲中標津町計根別児童館 電話(0153)78-2539

(2)上川総合振興局
おいでよ!天空の園・松山湿原の森プロジェクト
 上川北部の美深町にある松山湿原は、環境省から「生物多様性の観点から重要度の高い湿地」に指定され、その景観や貴重な植生から町の重要な観光資源となっています。この湿原の魅力をより多くの人に伝えるため、散策ツアーや学校での森林教室の実施のほか、散策路や案内看板などの整備を進め、ウェブサイトなどでも情報発信しています。ぜひお越しください。
▲北部森林室 電話(01656)2-1726

(3)オホーツク総合振興局
津別町「ノンノの森」で冬のアクティビティを楽しもう!
 2019年4月にオープンした「津別町民の森自然公園ネイチャーセンター」(愛称・ノンノの森ネイチャーセンター)は、散策ツアーの受付や観光案内などを行う施設で、地域の自然体験の拠点となっています。センターのあるノンノの森は、豊かな木々やクリンソウの群落、清流などの自然にあふれ、森林浴効果の高いスポットとして人気があります。夏だけでなく、冬はスノーシューを履いて雪原散策などが楽しめます。ぜひお越しください。
▲ノンノの森ネイチャーセンター 電話(0152)77-3344

(4)釧路総合振興局
白銀の釧路湿原を疾走する「SL冬の湿原号」運行!
 蒸気機関車で、釧路駅?標茶駅間を走る観光列車「SL冬の湿原号」が、2020年1月下旬から3月上旬の間の期間限定で運行します。白銀に広がる湿原の中を走り抜け、釧路の冬の大自然を満喫できます。車内はニス塗りの木の壁や木枠の座席、全号車にダルマストーブを設置するなど、徹底してレトロにこだわっており、売店で販売しているスルメをダルマストーブの上で炙って食べるのが人気です。今年は運行20周年のため、運行期間に記念イベントも開催予定です。ぜひお越しください。
▲商工労働観光課 電話(0154)43-9184

(5)十勝総合振興局
十勝で、まだまだ冬を楽しもう!
 鹿追町の然別湖に真冬の2カ月間だけ現れる「しかりべつ湖コタン」では、3月22日(日)まで氷上露天風呂やアイスバー、アイスチャペルなど、雪と氷の世界が楽しめます。
また、上士幌町の「ぬかびら源泉郷スキー場」では、上質なパウダースノーでスキーやスノーボードが満喫でき、歩いて5分のところには源泉かけ流しの温泉もあります。まだまだ冬を楽しみに、ぜひ十勝にお越しください。
▲鹿追町観光協会 電話(0156)66-4034
▲上士幌町観光協会 電話(01564)7-7272

3 まさかは必ずやってくる みんなの防災ガイド
(1)山岳遭難を防ぎましょう
十分な準備で安全な登山を!
 北海道の山々は雄大な自然が魅力的である一方、緯度が高いことから気温が低く、標高2,000m級の山の気候は本州の3,000m級の山に匹敵するともいわれており、十分な準備が必要です。
 次のことを守り、安全に登山を楽しみましょう。
●力量に応じた山を選ぶ
難易度と自分の力量に応じた山を選びましょう。
●登山計画書を作成・提出する
登山計画書を作成することで登山ルートや必要な装備を確認できるほか、提出することで万一遭難した際の救助活動がスムーズになります。
●天気予報を確認する
山の天気は変わりやすいので、入山前には必ず天気予報を確認しましょう。
●装備品を準備する
万一に備え、防寒着、ホイッスル、ヘッドライト、ハンディGPS、携帯電話などを持参しましょう。
▲道警本部地域企画課 電話(011)251-0110

(2)除雪中の事故を防ぎましょう
除雪作業は2人以上で!安全対策もしっかりと。
 豪雪地帯である北海道では、毎年、除雪作業中の屋根からの転落事故などで多くの方が亡くなられています。(※昨年度10人超)
 「雪下ろしには慣れている」という油断が、取り返しのつかない事故を招きかねません。除雪作業は、作業を見守る人と2人以上で、安全対策をして行いましょう。
<安全な除雪作業のために>
●家族や近所に声をかけてから行う
●安全のため命綱とヘルメットを装着
●はしごの固定も忘れずに
●携帯電話やホイッスルを持参する  など
克雪体制づくりアドバイザー 菊池 哲雄さん (防災士・上富良野町)

(3)融雪災害に備えましょう
気象情報に注意し、避難場所などを再確認!
3月は真冬の寒さが和らぐ季節ですが、時には急激な暖気で急速に雪解けが進み、想定外の被害が発生することがあります。一昨年3月上旬には記録的な大雨や気温上昇による融雪のため、標茶町をはじめ道内各地で浸水などの被害が発生しました。気象情報に注意し、最新のハザードマップと避難場所を確認しておきましょう。
標茶町役場総務課交通防災係 伊良子 一貴さん

4 ほっかいどう未来への元気遺産!
北海道を元気にする、人・もの・アイデアを紹介します。
(1)捨てられるフキの皮を原料とした和紙「富貴紙」を地域の特産品に
釧路市音別町行政センター/釧路市
 富貴紙は、釧路市音別地域に群生するフキの皮を原料とした日本唯一の和紙。山菜加工場で廃棄されるフキの皮の有効利用を目的に1991年に開発されたもので、パリッとした感触と緑色の風合いが特徴です。
 一時本格的な生産は中止され、地元の小中学校の卒業証書用に少量作られているだけでしたが、地域の特産品として売り出そうと市が技術者の育成に取り組み、2年前、生産販売を再開しました。現在、3人の職人(市の臨時職員)が紙をすき、市内2店舗で原紙や製品を販売。また、体験講習会を開くなど、富貴紙の普及や技術継承に精力的です。

富貴紙製作技術補助員
アバラゼデ・ソヨルマーさん
1枚ずつ違う風合いを多くの人に広めたい。
 私はモンゴル出身ですが、以前から和紙に興味があり、2年前から富貴紙製造に関わるようになりました。フキの皮に粘り気があるとうまくいかず、原料の状態によって作業の加減も変わるので難しい。だからこそ、うまくできた日はうれしい。1枚ずつ風合いが違う富貴紙の魅力をもっと多くの人に広めたいです。
▲お問い合わせ  釧路市音別町行政センター地域振興課
電話(01547)6-2231

5 知りたいふれたいアイヌ文化
さまざまなアイヌの伝統や風習、情報などを発信します。
(1)あなたのまちのアイヌ文化にふれてみよう
 北海道には、先住民族であるアイヌの人たちが育んできた文化があり、北の大自然との関わりの中から生まれた独自の文化が道内各地に伝えられてきました。
 「川村カ子トアイヌ記念館」(旭川市)、「二風谷アイヌ文化博物館」(平取町)、「サッポロピリカコタン」(札幌市)、「阿寒湖アイヌシアターイコロ」(釧路市)などでは、アイヌ古式舞踊や刺しゅう、ムックリ制作・演奏など、さまざまな体験ができ、アイヌ文化を気軽に楽しめる施設となっています。

(2)路線バスでアイヌ語のアナウンスが流れています
 日常生活の中で使う機会が失われ、話せる人が少なくなったアイヌ語を身近に感じてもらおうと、日高地方を走る道南バス3路線の平取町内区間で、2018年4月から日本語の後にアイヌ語による車内放送が流れるようになりました。
 例えば「共栄」停留所には、かつて狩りに使われていた岩山名から「ユックッイカウシ コパッケ(シカが崖から落ちるところの近くの意)」を採用。また、昔はなかった「病院」は「イサチセ(医者の家の意)」と表現。アナウンスは平取町出身の大学生、アイヌ民族の関根摩耶さんが担当しました。

(3)アイヌの伝統料理「オハウ」や「シト」とは?
 アイヌの人々の主食に「オハウ(汁物)」があります。海水の塩味を生かし、動物の肉や魚、きのこや山菜類を煮込んだ具だくさんのスープです。
 北海道の冬は寒さが厳しいため、干し肉や干し魚、乾燥させた山菜やオオウバユリの球根を利用した保存食は欠かせませんでした。また、料理にコクや甘み、満腹感を与えるために、アザラシ、熊、サメ、タラなど、動物や魚類の脂を調味料として使ってきました。
 イナキビやモチアワなどが原料の「シト(団子)」は、冠婚葬祭や先祖供養の際に作られ、狩りに持参する弁当や土産にもなりました。
 アイヌの人々にとって四季折々の野生植物や動物、魚介類は重要な食材ですが、枯渇しない狩猟や採取を心がけていたそうです。

(4)ムックリやトンコリは、どんな楽器?
 アイヌ民族に伝わるムックリとは、ネマガリダケなどを原料にした口琴です。長さ10~15cm、幅1cm程度の薄い板状で、中央に振動弁をくり抜き、付け根あたりに糸が付いています。ムックリをくわえ、糸を引くことで弁を振動させ、口の中で音を響かせます。息を吸ったり吐いたり、舌を上下することで、動物の鳴き声や自然界の音など、さまざまな音色を表現することができます。
 トンコリは、三弦~五弦の竪琴です。エゾマツやイチイなどの木製で、弦にはイラクサの繊維やシカの腱などが使われていました。抱きかかえるようにして持ち、弦を両手ではじくように演奏します。

▲広報(誌)「ほっかいどう」、次号は令和2年3月下旬の発行予定です。
点字版広報誌の送付を希望される場合は、発行元までご連絡ください。
発行/北海道総合政策部知事室広報広聴課
〒060‐8588 札幌市中央区北3条西6丁目
(電話)(011)204‐5110/FAX(011)232‐3796

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