食中毒を防ぎましょう

1 食中毒とは
  食中毒とは、食中毒菌などがついている食品を食べて、下痢、腹痛、嘔吐、発熱などの症状を起こ
 す病気です。
  毎年、カンピロバクター属菌、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌などの食中毒菌やノロウイルスに
 よる食中毒が発生しています。

2 食中毒の種類は
  細菌性    感染型(カンピロバクター属菌、サルモネラ属菌、腸炎ビブリオなど)
         毒素型(黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌など)
         その他(病原性大腸菌、ウエルシュ菌など)
  ウイルス性  ノロウイルス、サポウイルスなど
  自然毒    植物性(毒キノコ、トリカブトなどの毒草、ばれいしょの芽など)
         動物性(ふぐ、毒カマス、一部の巻貝など)
  化学性    化学物質の食品中への混入(洗浄剤、消毒剤、農薬など)
  有害性金属による食品汚染(微量重金属など)
  その他 寄生虫等(魚介類のアニサキスなど)

 ○ 令和2年(2020年)食中毒発生状況

病 因 物 質

件数

患者数

備     考

細菌

黄色ブドウ球菌

21

 

ウエルシュ菌

37

 

カンピロバクター属菌

22

77

 

ウイルス

ノロウイルス

110

 

寄生虫

アニサキス

80

82

 

自然毒

12

イヌサフラン、テングタケ等

113

339

 

         

3 食中毒予防の三原則
  食中毒を予防するには、食品を食中毒菌やノロウイルスによる汚染から守ることが大切です。その
 ためには、食品の取扱いについて、三つの原則を守りましょう。
  ○ つけない(清潔)
    食品も人も清潔が第一です。トイレの後や調理を始める前は、必ず手を洗いましょう。
    食器やふきん、まな板、スポンジ、タオルなどの調理器具はこまめに洗いましょう。熱湯や消
   毒薬で消毒することも大切です。
    また、化膿した傷口やおできの中には、食中毒の原因となる細菌がたくさんいますので、調理
   する際には十分注意してください。
    細菌を持ち運ぶネズミや、ハエなどに食品が汚染されないようにしましょう。
  ○ ふやさない(迅速又は冷却)
    多くの食中毒菌は、食品中で増殖することにより食中毒を起こします。
    細菌が増殖するには、ある程度の時間が必要です。また、細菌は10℃~65℃の温度帯で活
   発に増殖します。
    食品を買ってきたら室温に長く放置しないで、冷凍・冷蔵庫に保存するか、速やかに調理する
   ようにしましょう。特に生の食品材料は、できるだけ早く調理しましょう。
    また、調理後の食品も長時間放置しないようにしましょう。
  ○ やっつけろ(加熱と殺菌)
    食中毒菌は熱に弱く、70℃で1分以上の加熱でほとんどの菌は死んでしまいます。なお、
   ノロウイルスは85℃~90℃で90秒以上での加熱が有効です。
    食品には、十分に熱をとおしましょう。
   (手洗いは2回繰り返すことが望ましい。)

4 家庭でできる食中毒予防の6つのポイント
  -家庭で行うHACCP(宇宙食から生まれた衛生管理)-
  
  ポイント1 <食品の購入>
○ 消費期限などを確認し、新鮮なものを購入しましょう。
○ 購入した食品は、肉汁や魚などの水分が漏れないようにビニール袋などに分けて包み、持ち帰り
 ましょう。
○ 生鮮食品など冷蔵や冷凍などの温度管理の必要な食品は、最後に買い、寄り道せずに持ち帰りま
 しょう。
  
  ポイント2 <家庭での保存>
○ 冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎには、注意しましょう。目安は、庫内の容量の7割程度です。
○ 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫はマイナス15℃以下が目安です。
○ 肉や魚などは、ビニール袋などに入れて他の食品に肉汁等がつかないようにしましょう。
  
  ポイント3 <下準備>
○ 包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用とできるだけ別々とし、使い分けましょう。生の肉や魚を
  切ったあとは、包丁やまな板を洗い、さらに熱湯をかけて消毒しましょう。
○ 冷凍食品を室温で解凍するのはやめ、冷蔵庫や電子レンジで行いましょう。
○ 冷凍した食品は使う分だけ解凍し、解凍が終わったらすぐ調理しましょう。
  生の肉、魚、卵を取り扱った後は、すぐに手を洗いましょう。
  
  ポイント4 <調理>
○ 加熱して調理する食品は、十分に加熱しましょう。
○ 料理を途中で中断するときは室温に放置せず、冷蔵庫に入れましょう。
  
  ポイント5 <食事>
○ 食事の前には、必ず手を洗いましょう。
○ 調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置してはいけません。
  
  ポイント6 <残った食品>
○ 残った食品は、早く冷えるように浅い容器に小分けして保存しましょう。
○ 残ったみそ汁やスープなどを温めなおす時は、十分に加熱しましょう。
○ 少しでも傷んでいると思ったら食べずに捨てましょう。

 【問い合わせ先】
   保健福祉部健康安全局食品衛生課食品保健係
    電 話 011-204-5261

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