シックハウス症候群に気をつけよう!

Q シックハウス症候群とは?
A 近年の住宅は気密性が高いため、カビ等の発生や新築・改築で使用された建材・内装材から放散さ
 れる化学物質等の発生により、室内空気が汚染され、居住者に様々な健康上の問題が生じている状態
 のことです。
  シックハウス症候群の主な原因には、自立神経症状を呈する化学物質によるものとアレルギー症状
 を呈するカビ・ダニ等によるものがあり、それぞれが複合的に関連していると言われていますが、確
 定した原因やしくみはわかっていません。

Q シックハウス症候群の症状は?
A シックハウス症候群については、症状が出るまでの仕組みが研究されていますが、まだ全てがわ
 かってはいません。
  症状は多様で、個人差もあります。
  *主な症状は*
   目がチカチカする。頭痛やめまい吐き気がする。鼻水や涙、せきが出る。鼻やのどが乾燥した
  り、痛みがある。何となく疲れを感じる。皮膚が乾燥する、かゆい。
   この他、ある程度の化学物質が体内に取り込まれ、体がいったん過敏症を獲得すると、その後、
  低濃度の化学物質に対しても反応し、色々な症状が現れる化学物質過敏症といった症状もありま
  す。

Q シックハウス症候群を防ぐためには?
A(1)  家の中の化学物質を減らそう
    ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの揮発性有機化合物(VOC)は、建材や家具等か
  ら発生する場合があります。
    刺激臭の強い家具や生活用品はなるべく購入しないようにしましょう。
    また、日常生活で使用している殺虫剤、防臭剤等には化学物質が多く含まれていますので、注意
  書きをよく読んで、指示どおりに使いましょう。

*住宅に用いられる主な化学物質の成分とその健康被害*

発  生  源

化学物質

健 康 被 害

建材(合板、構造用パネル、集成材、MDF、パーティクルボード、ユリア樹脂板)壁紙、接着剤、保湿剤、緩衝剤、断熱材、塗料

アセトアルデヒド、アセトン、トリメチルベンゼン、ホルムアルデヒド、キシレン、ビネンなど

目(目がかゆい、チクチクする)鼻(鼻水、鼻づまり)皮膚(皮膚が乾燥する、かゆい)のど(声がかすれる)精神面(とても疲れるなど)

接着剤、防カビ剤

ホルムアルデヒド

アセトアルデヒド

目、喉の痛み、頭痛、嗅覚の鈍化

洗剤、塗料、接着剤

トルエン

疲労、めまい、体力減退、不眠、呼吸器疾患の悪化(特に喘息)

塗料、芳香剤、油性マーカー、のり

キシレン

目、鼻、のどを刺激し、バランス感覚を失わせる

防虫剤、防臭剤

パラジクロロベンゼン

めまい、頭痛、腎炎、発ガン性もあり

殺虫剤、洗剤、ワックス、人工皮革、人工樹脂

エチルベンゼン

粘膜の刺激、皮膚の炎症

接着剤、クッキングラップ、断熱材、プラスチック製品

スチレン

粘膜の炎症

 

(2)  効果的な換気を心がけましょう
   「換気」は部屋の中にたまった汚れた空気をきれいにするための基本的、かつ有効な方法です。
   換気をせずに部屋を閉め切っていると、その間に放散した化学物質が蓄積し、濃度が高くなりま
  す。換気扇をつけたり、部屋の窓やドアをあけて十分換気しましょう。

Q シックハウス症候群の相談窓口は?
A 道立保健所では、シックハウス症候群に関する健康相談や家の中の空気中化学物質の検査を実施し
 ています。(検査は有料です。)
  詳しいことはお近くの保健所へお問い合わせください。

 【問い合わせ先】
北海道保健福祉部健康安全局地域保健課企画調整係
電 話  011-231-4111 (内線25-512)
FAX  011-232-2013

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