山岳環境の保全について 登山をされる皆様へ ~美しく豊かな北海道のやまなみを未来に引き継ぐために~

 自然豊かな北海道の山岳環境では、本州以南では生息しない北方系の野生動物や北海道にしか生育しない希少な高山植物などが見られます。
しかし、近年の登山ブームによる登山者の増加に伴い、北海道の一部の地域では、登山道から外れての植物の踏みつけ、登山の記念に「つい、一株」といった摘み取りや株ごと持ち出す盗掘、し尿やティッシュペーパーの散乱が目立つなど、環境の悪化が進んでいます。
登山をされる方は、ひとりひとりがルール・マナーを守り、美しく豊かな北海道のやまなみを守りましょう。
また、最近、自然公園の公共施設の看板や道標などに落書きされているのが見受けられますので、絶対に落書きはやめてください。

1.携帯トイレを携行しましょう
道内の多くの山は、自然公園などに指定され、自然環境や風致景観の保護が図られています。
山岳地域では、自然保護や立地条件などの面から、トイレの整備が行き届いていません。
登山に際しては事前に用を済ませるとともに、長時間の山行には携帯トイレを携行するなどして、山岳環境の保全に心がけましょう。

2.ゴミを持ち帰りましょう
山岳地域では、ゴミの回収に多くの労力を要します。また、生ゴミなどを投棄すると、野生動植物の生態にも悪影響を与えます。
持ち込んだものはすべて持ち帰りましょう。

3.自然への気くばりを・・・
登山道を外れて歩くと、高山植物などを傷めるとともに、踏みあとが広がることで登山道周辺の崩壊を促すこととなります。
山岳地域の厳しい環境では、いったん損なわれた自然はなかなか回復できません。
ひとりひとりが山への思いやりの気持ちを持ちましょう。

4.動植物をとったり、傷つけたりしてはいけません
山岳地域には高山植物をはじめ希少な動植物が生息・生育しています。一度失われると取り戻すことは困難です。
「少しくらい、ひとりくらい」といった軽い気持ちが、山岳環境に重大な影響を与えてしまいます。
大切な自然を守りましょう。

5.外来種の種子を持ち込まないようにしましょう
外来種の侵入・拡散を防ぐため、靴裏を洗うなど、外来種の種子を持ち込まないようにしましょう。

6.登山の準備は入念に・・・
本州よりも高緯度にある北海道では、2千メートル級の山でも本州の3千メートル級の山に相当する気象条件にあるといわれています。
また、本州にあるような食事や寝具を提供する山小屋はありません。
登山に際しては、事前に現地の状況を把握し、十分な装備を整えるとともに、入山時には必ず入山届、登山届を提出しましょう。

7.避難小屋の利用の際は・・・
登山行程において安全確保等のためにやむを得ず避難小屋を利用する場合は次のことに留意して登山のマナ-とモラルを守り、安全で快適な登山を楽しみましょう。
・荷物の整理整頓を徹底し、利用者相互が譲り合って使用しましょう。
・先乗りしての場所取り行為は絶対に行わないようにしましょう。
・利用後はゴミは持ち帰り、清潔の保持に努めましょう。

○参考ホームページ
環境生活部自然環境局自然環境課

気象庁(火山登山者への情報提供)

【問い合わせ】
環境生活部自然環境局自然環境課公園利用係
電話:011-204-5204
FAX:011-232-6790
環境生活部自然環境局自然環境課企画調整係
電話:011-204-5203
FAX:011-232-6790
各総合振興局・振興局保健環境部環境生活課自然環境係

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