堀達也元北海道知事の訃報に接して

 堀達也元北海道知事の突然の訃報に接し、深い悲しみを覚え、残念でなりません。

 堀元知事は、36年余にわたり北海道職員として、そして、平成7年から2期8年にわたり北海道知事を務められ、知事の職を退かれた後も、未来を担う若者の育成やスポーツ振興に携わられるなど、長きにわたり、本道の発展に力を尽くされました。

 知事在任中は、バブル崩壊により厳しい状況に直面した本道の社会経済の立て直しに奔走されるとともに、有珠山の噴火の際には死傷者を出すことなく対応されるなど、道民の皆様の命と暮らしを守るべく全身全霊を捧げられました。
    また、自主・自律の北海道を掲げ、前例にとらわれず様々な取組を果敢に進められました。エア・ドゥ立ち上げの支援や「時のアセスメント」、不断の行政改革やBSE対応をはじめとする食の安全安心の確保、環境基本条例の制定、本道の国際化に向けた積極的な海外展開など、堀元知事が植えられた未来を見据えた木々の苗は、着実にその幹を伸ばし、私たちを力強く支えてくれています。

 平成31年4月に知事就任のご挨拶に伺った際には、知事の先輩として私を温かく迎えていただき、知事時代のエピソードを話してくださいました。道職員出身の知事経験者として、後輩となる私たちを、そして北海道の行く末を見守られていたお姿が目に浮かびます。

 改めて、これまでの多大なご尽力とご功績に、深く感謝申し上げます。

 道民の皆様とともに心より哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様に衷心よりお悔やみを申し上げます。
 

令和8年5月16日

北海道知事 鈴木 直道

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