平成15年度 タウンミーティング(網走)

平成15年度 タウンミーティング(網走)

 各分野で活躍する、地域のリーダーの方々7名と意見交換しました。

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実施場所

白滝村国際交流センター(白滝村)

主な意見の措置状況

 

河川環境について

 今一番気になっているところは、環境問題というか河川との関わりというんですか、サロマ湖というのは河川の一番下にあって一番そういう影響を受けやすいという地理的な条件がありますので、それが漁師をやっておりますと上流の山だとか、農業関係だとか、街とかからいろんな(環境に影響を及ぼす)ものがどっと出てきて、それが毎日くり返され、仕事の場(漁場)にしている我々の目に留まったということなんです。

支庁長回答
 常呂川だけではなくて、1級河川4河川持っています。大なり小なり共通の課題を持っているので、網走管内の大きな問題であると私ども認識しておりまして、近く、支庁が中心になって、関係者が集まって協議をする場をつくってこの対策を検討したいと思っています。なかなか百点満点の対策が出てくるかどうか難しいところがありますが、少しでも前進できるように頑張っていきたいと思います。

取組状況(網走支庁地域政策部)
【事業等実施(予定)】
 河川流域環境の保全に関する課題は、河川の水質汚染や富栄養化や森林における無立木地面積の増加、土砂流出など多岐に渡るとともに、関係者間の利害関係が非常に複雑であるため、河川管理者による治水、利水という観点からの検討だけでは、課題解決に向けた具体的方策を推進することは困難です。
 このため、総合行政を担う北海道として、管内の河川の中でも上記の問題がより深刻であり、共通する課題を包含している常呂川を対象に、国、流域自治体、産業団体の関係者による協議会を設置し、河川流域環境の保全に関する共通認識を形成するとともに、関係各機関の役割分担等を明確にし、中長期的な視野に立った総合的な取組方針の検討を行うこととしています。
 本年11月には、協議会設立に向けた関係者の準備会を開催しており、年明け1月にも第1回の協議会が開催される運びとなっています。

SRSV調査について

 それと一つ、これは真面目なお願いなんですが、この間うちの事務の人に聞きましたら、道の2つの部署で、同じ仕事ではないですけども一つの仕事を昔は保健所がやっていたような仕事、SRSVの関係ですが、今年は水産部のほうでやるという話です。又聞きですけどね。それで2箇所から同じようなサンプリングだとかの問い合わせがくるそうなんですが、仕事をするにしても2箇所に分けるんであれば、1つに集約してというんですか、そういうようなこともお願いしたいと思います。

支庁長回答
 これについては実は、保健所ではウィルスそのものの方の実態調査、水産サイドではカキの状態把握のために調査をするということで、実は予算化の際に一本化の話も出たんですが、目的が違うということで2本立てになり、そういう結果になったわけです。それで、保健サイドと水産サイドで連絡を取っていなかったわけではなく、連絡を取っていたが結果としてそういうことになった。今後とも関係部で連絡を密にしながら連携をして一本化できるところは一本化してやっていきたい、それと別々にやるとしてもきちんと説明をしてやっていきたいと思っております。

取組状況(網走支庁経済部)
【支庁長が会場で回答】
 現地での回答のとおり、この調査につきましては、従前から行っていた保健福祉部(保健所)でのウィルス調査に加え、今年度から水産林務部において、カキの衛生管理体制の構築を目的に、サンプリングなどを行う計画となっています。
 調査内容につきましては、両部において、連携を図りながら進めておりましたが、その目的の違いなどから、一部、同じ時期に複数の海域で採集を計画している部分がありました。
 これらについては、解析データーを共用するなど、工夫をすることで集約化して実施出来るよう取り進めておりますので、今後とも調査へのご協力をお願いいたします。

サクラマスライセンス制度と特別採捕許可について

 目的としているところは、簡単に言いますと、湧別川など河川では禁止されていますサクラマスをライセンス制によって、釣ることによりそのお金(ライセンス料)を利用しまして、先ほど支庁長さんからもお話ありましたが、山林や河畔林の植樹、また魚類や水質の調査、そして最近は非常に釣り人もマナーが悪くなって川が汚れてきています。その啓蒙活動なども積極的に行っていこうと考えています。ただ、問題になるのが、いまサクラマスは内水面での捕獲は禁止されています。そこで、上湧別町、遠軽町、湧別町で平成14年度に内閣の構造改革特区で、サクラマス遊漁特区として申請したわけですが、政府の方針としては現行法で可能ではないかという答申をいただきました。これはいま禁止されていると同時に、もう1つ特別採捕許可という法律があるそうでして、これによりまして、現在すでに、サクラマスではないんですが、鮭ですか、中標津町の忠類川をはじめ他の数河川ですでに試験捕獲がされている状態です。われわれも何とかその特別採捕許可をいただいて、この湧別川でサクラマスの解禁を目指していこうと考えています。ここでなぜサクラマスなのかということを申し上げますと、サクラマスは、釣りをする人間から見ましては非常にきれいな魚であり、強い引きがありまして、釣りの対象魚として非常に興味深い魚である、また、環境のことを考えますと、非常に水質やその他の環境状況に左右されやすい魚でして、水質・環境のバロメーターに使えるのではないかと私たちは考えています。
 ここで一番大事なのは、サクラマスを釣るということではなくて、サクラマスというのはあくまでも手段でして、目的は流域の自然環境の保護で、よりよい環境を次の世代の子供たちに残すことであると。そのために我々大人達が地域づくりとして、子供たちのためにしていかなければならないのだということです。そこをしっかりご理解いただければ、サクラマスを釣って無くすということではなくて、全く逆であります。

知事コメント
 この問題私も支庁を通じていろいろと調べさせていただいたんですが、海は自由ですけれども内水面は駄目だということで、鮭はちょっと解禁のような形になっているようですね。ただ、サクラマスについて見ますと、密漁が残念ながら今でもあるようで、そういったことを放置するぐらいなら、適正な管理下で部分解除した方がより効果的ではないかというご意見の方もおありになる。一方で反対の方も根強くおられるということで、道内的に議論を揉んでいかないと、一方の方々のご主張のみでできる話ではないのかなと思っておりまして、今後支庁を通じていろんなお話になるかと思います。

取組状況(経済部)
【知事が会場で回答】

オショロコマ等の乱獲について

 最近オショロコマやイワナなどの乱獲が進んでいまして、このままでは絶滅の危機があるのではないかという話も聞いてます。是非この点も町ならびに地域の条例により禁止などを考えていかなければならないのではないかと思います。

取組状況(網走支庁地域政策部)
【参考意見】
 オショロコマとイワナのうち、オショロコマは「北海道レットデータブック」において希少種に位置づけられておりますが、全道的には今すぐに絶滅するものではないため、新たな規制をするのではなく、同ブックにリスト化された種として、生息動向に関して情報収集を継続するとともに、これら希少種の大切さを道民に対して理解を求めているところです。 

エンゼルプランの充実について

 児童問題があまりにもないがしろにされてきたのではないかと、ずっとそのことは感じております。例えばゴールドプランとかはすごく力が入るんですけれども、エンゼルプランはかけ声の割にはさっぱり内実が伴わなかったりとか、是非仕組みとして今後充実させていただきたいと感じております。

知事コメント
 お年寄りの方々にいろんな社会福祉面の施策を厚くすべきだというのも一方で分かるんですが、限られた財政の中で子供を増やすこと、そしてその子供たちが過ごしやすい環境をつくること、そちらにも財政を充てていかなくてはならないと強く思ってまして、その間の調和をどうやっていくのかというのが、道庁としても悩みが多いところでありまして、いろんなご意見をいろんな方々にお伺いすると、当たり前ですがお子さんは選挙権をもっておられないですよね。ご高齢の方は選挙権ありますから、住民投票をすると、しませんけれども、仮にするとすれば、当然のこととして高齢者に手厚い政策をという世論になると思いますが、ただ本当にそれでよいのかといま悩んでおります。またいろいろとお話をお伺いできればと思います。

取組状況(保健福祉部)
【知事が会場で回答】 

障害児の支援について

 あとは障害児ということに関して言いますと、いまの子育て支援の施策が、その中に障害児支援が入ってこないんですね。じゃあ障害児はどこかといいますと障害者プランで、でも、障害者プランは者の人達が中心と言うことで、せめて子供時代は子育てという範疇でものごとを進めてもらったほうがお母さん達も納得してサービスを受けられるんじゃないかと。障害児全般が子育てにも障害者プランにも入らない構造的な狭間状態におかれているということがありますので、国の行政割はそうなっているんですが、ぜひ北海道はその辺りをうまく仕組みとして独自のものを整えていただけたらなと思います。

取組状況(保健福祉部)
【基本計画に組み入れ】
 道では、子育て支援を総合的に行うことを目的とした北海道エンゼルプランを平成9年2月に策定し、その着実な推進に努めてきています。
 この計画は、障害のあるお子さんをはじめ、全ての子どもたちを対象としたものであり、子育て支援という範疇の中で、障害児保育や放課後児童対策など、関連する施策の推進と、その充実に努めています。
 (主なもの)
  障害児保育特別対策事業費補助金 32,463千円(平成15年度)
  放課後児童特別対策事業費補助金 49,760千円(平成15年度)

【条例の制定】
 また、平成16年度中に、社会全体で子育て支援を総合的に進めることを目的とした「北海道子育て支援条例(仮称)」の制定や、その具体的実施計画を策定することとしており、この条例や計画が、障害のあるお子さんに対する施策の一層の充実につながるよう、広く道民の皆さんから御意見をいただきながら、その内容の検討に努めてまいります。
   子育て支援条例検討費 1,129千円(平成15年度)

【北海道障害者基本計画での取り組み】
 道では、平成24年度までの障害者施策の基本的方向を示す「北海道障害者基本計画」を平成15年3月に策定しました。
 本計画においては、障害児の発達を支援するため、早期発見から早期療育、さらに学齢期への円滑な移行、学校教育など、年齢に応じ、地域で一貫して取り組む体制の充実を図ることとしています。
 (主なもの)
  障害児早期療育システム推進事業費 147,455千円(平成15年度)
  重症心身障害児(者)通園事業運営費補助金 61,924千円(平成15年度) 

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