知里 真志保

知里 真志保

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アイヌ語研究に生涯をささげる知里 真志保(ちり ましほ)

生没年:1909年~1961年 / 北海道登別市

旧制室蘭中学校から一高、東京帝国大学へと進学、その間に言語学者の金田一京助と出会い、アイヌ語研究を志します。樺太庁博物館の技術員や北海道大学の教員として研究を進め、『分類アイヌ語辞典』など多くの業績をのこし、その研究は今も多くの研究者に影響を与えています。アイヌに対する差別や、アイヌ研究のなかの誤りや杜撰さを強く批判し、その存在と主張は多くのアイヌにとっての精神的支柱にもなりました。友人でアイヌ語地名研究者の山田秀三との共同研究など様々な研究を進めましたが、病のため52歳で亡くなりました。

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登別市郷土資料館

  • 住所/登別市片倉町6丁目27番地2
  • 電話番号/0143-88-1339
  • 営業時期/通年
  • 営業時間/4月~10月 10:00~17:00、11月~3月 10:00~16:00
  • 定休日/月曜日(祝日に当たるときは開館)、祝日の翌日、年末年始
  • アクセス/登別室蘭ICより約15分、JR幌別駅下車 西口から徒歩約32分/道南バスにて約10分
  • 入館料/ 大人190円(150円) 小中学生60円(50円) ※( )20名以上の団体料金
  • 施設URL(外部リンク)/http://www.city.noboribetsu.lg.jp/docs/shiryokan/

登別市郷土資料館は、むかしの生活道具やクッタラ火山の噴火で炭化したトドマツなどの自然史資料、明治2年以降に登別市に移住した仙台藩士片倉家主従に関する資料、アイヌ文化に関する資料などを展示しています。建物は、仙台藩士片倉家が居城していた白石城をモデルとした外観で、周囲には御衣黄などの桜や紅葉などもあり、四季折々の景観も楽しむことができます。隣に文化伝承館があります(入口同じ)。

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