スマート水産業の推進

 北海道は、日本海、太平洋、オホーツク海と特性の異なる3つの海に囲まれており、広大な海域からもたらされる豊かな水産資源を背景とした本道の漁業や水産加工業は、基幹産業として漁村地域の経済や雇用を支える重要な役割を果たしているほか、我が国最大の水産物供給基地として安全、安心な道産水産物を全国に安定供給する役割も期待されています。
 しかしながら、本道の漁業就業者数は長期にわたって減少傾向が続いており、産業基盤の弱体化や漁村地域の活力低下によって、本道の水産業と漁村の持続的な発展に大きな影響が及ぶ懸念があり、また、海洋環境の変化や自然災害の影響による漁獲量の減少や燃油・資材等の高騰等により、漁業経営は大きな影響を受けています。
 このような厳しい環境の中でも漁業生産を維持・発展させていくためには、近年の技術革新がめざましいICT等のスマート技術を活用した機器を導入して、漁業のコスト削減や効率化・省力化を図っていく必要があります。

北海道スマート水産業推進方針

道では、漁業関係者、市町村、試験研究機関・大学等の様々な関係者と連携を図りながら、本道の実態に即したスマート水産業を推進していくため、その基本的な考え方を「北海道スマート水産業推進方針」として取りまとめました。

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