令和2年 北海道マイワシフェア開催結果について
当課では、道民の皆様に、近年漁獲量が急増しているものの道内での消費量が少ない、北海道産マイワシの美味しさと調理方法を知っていただき、新たな北海道の秋の味覚として感じていただけるように、北海道マイワシフェアを令和2年10月1日から10日までの期間に開催いたしました。
参加店舗にご来店いただいた皆様ありがとうございました。
今後も、飲食店やホテルで北海道産マイワシメニューを見かけた時に注文いただけると幸いです。
また、コロナ禍という大変な時期にご協力をいただいた飲食店やホテル及び関係団体の皆様のおかげをもちまして、初の道内広域での開催が出来たと考えております。関係する皆様に深く御礼申し上げます。
フェア開催後に、ご協力いただいた飲食店やホテルの皆様に簡単なアンケートを実施しましたので、結果概要をお知らせいたします。
第1,令和2年北海道マイワシフェア実施概要
1,参加飲食店 7都市圏 129店舗
札幌41店舗、旭川9店舗、函館8店舗、帯広20店舗(北の屋台全店)、
釧路33店舗、苫小牧8店舗、小樽10店舗
2,実施期間 令和2年10月1日から10日まで
(※店舗により提供期間が異なる場合やマイワシの入荷が無かった場合があります)
3,広報等
・報道関係
テレビ報道(一部職員及び参加店舗の出演有)、新聞報道(一部職員の出演有)。
・情報誌にフェア記事掲載
・函館市HP、参加店舗様HPに関係記事掲載
・北海道が実施した広報活動
報道発表、PRチラシ・ポスター配布、フェア専用HP掲載、街頭ビジョン掲載(札幌市内)、
Facebook「どさんぎょ」掲載。
4,協力機関
北海道全調理師会本部、北海道全調理師会小樽支部・苫小牧支部、釧路支部、
旭川商工会議所、北の企業広場協同組合(北の屋台)
第2,アンケート結果概要
フェア実施後、協力店舗にアンケートを実施し、99店舗(77%)にご回答いただきました。
ご協力いただいた店舗様、ありがとうございました。
アンケート回答店舗のうち、96%の店舗が来年以降も何らかの形でマイワシメニューの提供に意欲を示していただき、マイワシメニューの定番化の足がかりになったと考えています。
フェア期間中の客入りや注文数は普段と変わりないとの回答が多かったですが、釧路を中心に札幌や小樽の店舗で増えたとの回答もいただきました。
釧路は2回目の開催となったことやマイワシの主要な産地でもあることも相まって、より効果が出てきたのではないかと感じています。
マイワシを使用した感想としては、「手ごろな価格、脂乗りや鮮度・身質が良い」との肯定的な回答を多くいただきました。
一方で、これまでマイワシの取扱いがない店舗の内、来年以降のメニュー提供にあたり64%の店舗がフェアでの提供を想定しており、メニューが定番化し道産マイワシの普及に繋げるには継続した取組が必要と考えられます。
アンケートでは、積極的にフェアのPRを行ってほしいといったご意見や仕入れに関するご意見、フィレ加工品が使いやすいといった原材料に関するご意見なども頂戴しました。
頂いたご意見を活かして今後も北海道産水産物の消費拡大に向けた取組みを実施していきたいと考えております。