てん菜に関するQ&A

 

 

てん菜に関するQ&A


 

てん菜に関するQ&A


 

 


てん菜は何科の植物?

 

てん菜(甜菜)は、学名ベータ・ブルガリス(Beta vulgaris)と称し、アカザ科(Chenopodiaceae)フダンソウ属(Beta)の2年生の草本ですが、形の似たダイコンやカブはアブラナ科です。

 

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日本では、いつからてん菜の栽培が始まったのか?

 

日本では明治3年(1870年)に、内務省勧農局が西洋作物種子導入政策により海外から取り寄せた亜麻、ビール用二条大麦、てん菜の種子を用いて、東京府開墾局で栽培を試みたのが始まりです。

 

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北海道でてん菜が栽培されたのはなぜ?

 

北海道でてん菜の栽培が奨励されたのは、明治政府が北海道の開拓において、冷涼な北海道の自然条件に適した近代的な産業を振興させるため、当時、北アメリカや北ヨーロッパで発展していた産業の一つである製糖企業の育成を企てたことから、てん菜の栽培を奨励したことが始まりです。

 

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いつ日本に砂糖が伝来したの?

 

日本に初めて砂糖が伝わったのは、天平勝宝6年(754年)に唐僧鑑真が入国したときとも言われますが、歴史資料学的に乏しく、唐からもたらされたことが、資料として確証できるのは、延暦24年(805年)に唐から帰国した伝教大師の献物目録中に砂糖のことが取り上げられており、平安朝時代には既に薬品として認識されていました。

 

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てん菜(甜菜)の名の由来は?

 

てん菜の種類が、いつ頃、どのような経路で日本にもたらされたかはあまり明らかではありませんが、中国には紀元前850年頃の唐の時代に、当時のペルシアからアラビア人によりもたらされたといわれてます。
その後、日本に入ってフダンソウ(不断草)の種類として、「グンタツ」あるいは「クンタツ菜(サイ)」の名で知られていて、日本で最初に書物に記載されたのは、1696年の平野必大の「本朝食鑑」に忝菜(てんさい)という表記があり、貝原益軒の「大和本草」(1708年)には「甜菜フダンソウと訓ずる」なる項目があり、クンタツ菜は俗に「不断草」とも言いますが、「忝菜」とも書かれ、「忝」は「甜」と同訓であることから、今日の「てん菜(甜菜)」という名称はこれから由来したものと考えられています。

 

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てん菜にはどんな種類があるの?

 

北海道で栽培されているてん菜のように砂糖原料用として用いられるものを「シュガービート(sugar beets)」といいます。単に「ビート」とも言いますが、この場合、次のような作物を含めた総称の意味も含みます。

 

リーフ・ビート
leaf beets

フダンソウなど、葉・葉柄を食用とするものです。
テーブル・ビート
table beets
カエンサイ(火焔菜)など、胚軸がカブのように肥大したもので、赤色ときには白色・黄色のものもあります。ロシアの伝統料理のボルシチの材料のように食用に供するもので、別名ビーツともいいます。
フォッダー・ビート
fodder beets
家畜用(飼料用)ビートともいい、外観はてん菜に似ているが根より胚軸部の肥大が顕著です。

 

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1個のてん菜からどのくらい砂糖が取れるの?

 

てん菜は800~1,000グラムありますが、1キログラムのてん菜から、平均して約170グラムの砂糖が取れます。

 

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てん菜の原産地は?

 

原産地はカスピ海周辺及びコーカサス地方で、野生種を家畜用飼料として栽培していたものです。最初は1年生の植物でしたが、北方で栽培されてから2年生の植物になりました。

 

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世界で最初にてん菜から砂糖を取り出したのは?

 

家畜用飼料として栽培していたてん菜から、1747年にドイツ人の科学者アンドリュ・マルグラフが一種の砂糖を抽出することに成功し、1799年にはついにマルグラフの弟子アハルドが完全にてん菜から砂糖を製造することに成功しました。

 

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世界では、どれくらいてん菜が栽培されているの?

世界のてん菜生産量(2007年)

国名

収穫面積(ヘクタール)

生産量(トン)

ヘクタール当たり収量(kg)

ロシア連邦

991,970

(1)

28,961,320

(3)

29,195.7

(40)

ウクライナ

577,000

(2)

16,977,700

(5)

29,424.0

(39)

米国

504,602

(3)

31,912,000

(2)

63,241.9

(9)

ドイツ

402,697

(4)

25,139,137

(4)

62,426.9

(11)

フランス

393,500

(5)

33,212,700

(1)

84,403.3

(1)

日本

66,600

(18)

4,297,000

(16)

64,519.5

(8)

世界計

5,172,671

(-)

246,713,216

(-)

47,695.5

(-)

国連食糧農業機関統計データベースFAOSTAT(http://faostat.fao.org/)の農業生産データ(アクセス日:平成21年9月28日)を基に作成。カッコ内は順位。

 

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