「女満別町花卉生産部会」におじゃましました!

「女満別町花卉生産部会」におじゃましました!

 

オホーツク総合振興局から、「女満別町花卉生産部会」(大空町女満別)をご紹介します。

お盆の需要に向けた箱詰め作業中のお忙しい時期ではありましたが、齊藤部会長を始め生産部会の皆さんのご厚意でお話を伺うことができました。

 

○女満別町花卉生産部会の歩み

 女満別町花卉生産部会は、本年度で設立30周年を迎えます。

 多いときでは36戸の部会員がいましたが、現在では7戸となっています。

 生産部会では、カラー、スターチス、カスミソウ、ユリなどを出荷しています。

 平成25年度の出荷実績を伺ったところ、カラーが約10万本、スターチスが約3万本、カスミソウが約1万5千本ということで、カラーが中心的な出荷作物となっています。

 

○主力の「カラー」について

 「カラー」は、南アフリカ原産のサトイモ科オランダカイウ属の多年草で、海芋(カイウ)とも呼ばれます。品種にもよりますが、草丈は1メートル弱であり、漏斗状に巻いた仏炎苞(ぶつえんほう)を着けます。花そのものは仏炎苞の内側にあるのですが、品種ごとに白、紫、黄と様々な色を付ける外側の仏炎苞が観賞用として人気があり、白色のものは清楚さを演出するウェディングブーケとしてもお馴染みです。

 生産部会が「カラー」の栽培に取り組み始めたのは、女満別には天然記念物の水芭蕉(湿地カラー)が咲いているということで、花卉市場担当の方から「栽培してみては?」とお声かけがあったことがきっかけでした。

 カラーの栽培開始当初は、マルチをかけたり、球根の貯蔵にオガを敷いたりと試行錯誤し、うまくいかなかったこともありましたが、部会員の研究と努力によって現在は安定栽培と通年出荷が可能となり、現在は、ブラックマジック、ゴールドクラウンといった品種を中心に栽培、「めまんべつの花」として全国各地に出荷し、市場から高い評価を得ています。

 

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<箱詰め前の数量確認中のカラー>

 

○箱詰め作業

 生産部会をお訪ねした日(平成26年8月7日)は、カラーとカスミソウを中心にお盆の需要に向けた共同選別の箱詰め作業の真っ最中でしたので、その様子を拝見させていただくことができました。部会員自らが数量を確認し、自らの手で心を込めてひとつひとつ丁寧に箱詰めを行っていました。

 

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<箱詰めされるカラーの主力品種
「ブラックマジック」>
<箱詰め前のカスミソウ>

 

○今後に向けて

 女満別町花卉生産部会は本年度で設立30周年(平成27年2月総会時)を迎えるそうです。

 「ハウス栽培なので、気温に合わせてビニールを二重にしたり、遮光ネットを張ったりと、手間はかかる。野菜などに作付転換する生産者もいたけれど、やっぱりみんな花が好き。だから、がんばってずっと作り続けていきたい。」と齊藤部会長は語ります。

 今後も生産部会が発展し、カラーを始めとする「めまんべつの花」が引き続き高い評価をもって全国各地に届けられていくことを期待しています。

 

(平成26年8月取材  北海道オホーツク総合振興局農務課)
(協力:JAめまんべつ)

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