ジャガイモシロシストセンチュウの緊急防除について

ジャガイモシロシストセンチュウの緊急防除について

 北海道では、国(農林水産省・植物防疫所)や関係市町村、農業者団体等と緊密に連携し、ジャガイモシロシストセンチュウのまん延防止と根絶に向けた緊急防除に取り組んでいます。

ジャガイモシロシストセンチュウとは

 ジャガイモシロシストセンチュウ(Globodera pallida)は、ばれいしょなどのナス科植物の根に寄生し、生育不良を引き起こして枯死させるなど、ばれいしょ生産に甚大な被害を及ぼすおそれのある線虫です。
 平成27年8月、網走市内の一部のほ場において我が国で初めて発生が確認されました。
 本線虫は、寄主植物が作付けされることで急激に増殖し、土壌の移動に伴って分散する性質があります。

消費者の皆様へ(安全性について)

 ジャガイモシロシストセンチュウは人畜無害です。
 万が一、栽培中に本線虫が付着していたばれいしょを食べてしまったとしても、人の健康を害することはありません。

緊急防除の概要

 本線虫の他地域へのまん延防止と根絶を図るため、平成28年10月より植物防疫法に基づく国の緊急防除が実施されています。

防除の期間

平成28年10月23日 ~ 令和11年3月31日

防除の主な内容

1 作付けの禁止
 本線虫の存在が確認されたほ場でのばれいしょ等(ナス科植物)の栽培を禁止しています。
2 移動の制限と廃棄
 防除区域内で生産されたナス科植物の地下部や土の付着した植物の地下部等は、植物防疫官の検査を受け、適切な措置が講じられている旨の表示がない限り、区域外への移動が禁止されています。また、まん延防止のために必要があると指定された場合は廃棄措置が命じられます。
3 圃場における防除の実施
 本線虫が確認されたほ場では、対抗植物の植栽等による防除を実施しています。
4 土壌分散防止措置(関係機関・団体の連携)
 北海道は、市町村や農業者団体、植物防疫所と連携し、防除区域内の生産者に対して、農業機械の徹底した洗浄等による土壌の分散防止措置について防除指導を実施しています。

防除区域(令和8年9月30日現在)

北海道網走市清浦
斜里郡清里町神威(※1)
斜里郡小清水町神浦(※1)
斜里郡斜里町中斜里(※1)及び三井(※1)
※1 大字内の一部地域のみ防除区域に指定
※2 網走郡大空町内の一部地域においても発生が確認されていましたが、全てのほ場で防除が完了し、令和2年4月に防除区域から除外されました。
※3 ジャガイモシロシストセンチュウが確認されたほ場に関する情報
・これまでに発生が確認された全ほ場:355ほ場1,311ha(四捨五入により、合計は一致しません。)
・防除が完了したほ場:327ほ場1,229ha
・現在の防除区域内の発生確認ほ場:28ほ場81ha

 これまでの防除活動の結果、防除が完了した地域は順次、防除区域から除外されています。道では引き続き、対象地域での確実な防除を推進してまいります。

農業者の皆様へのお願い

 本線虫のまん延を防ぐためには、人為的な土壌の移動を防ぐことが極めて重要です。
 防除区域内外を問わず、農作業後の農業機械や作業靴等の泥落とし・洗浄を徹底していただきますよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

よくある質問

関連リンク(国・関係機関等のページ)

詳細な規則や対策検討会議の資料等については、以下のホームページをご覧ください。

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生産振興局技術普及課のカテゴリ

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