データセンター立地に関する道の考え ~北海道知事からのメッセージ~
データセンター(以下、DC)は、道民生活や経済活動を支える重要な社会インフラであり、また、道が進めるAIや半導体・デジタル関連産業集積の基盤となることから、道では、DCの立地を推進しています。
一方、最近では、道内でも大規模DC建設を検討する動きが見られており、今後、送電線等のインフラ整備が必要となるとともに、需要が集中するエリアでは、電力供給までに長期間を要するなど、電力調達に係る状況への影響が懸念されています。
道としては、DCに必要な土地、水、電力という限りのある資源を、国内全体はもとより、道民生活の向上や本道経済の活性化に有効に活用することが大事と考えており、今後の道内での大規模DC建設に当たっては、事業者の方々に次のことについて取り組んでいただくようお願いします。
1.国内・道内において、住民生活の向上や産業振興に寄与すること
DCの計算資源を活用して、国内はもとより、道内に裨益のあるものや、地域課題の解決、産業振 興に貢献する取組を積極的に進めてください。
2.脱炭素電源の活用、省エネやエネルギー効率の改善を図ること
ゼロカーボン実現のため、脱炭素電源を最大限活用いただくとともに、省エネやエネルギー効率の改善に資する技術を積極的に導入してください。
3.地域との共生を図ること
日本データセンター協会が策定した「データセンター地域共生ガイドライン」を踏まえ、DCの建 設・運営に当たっては、関係法令の遵守はもとより、地域の理解が得られるよう努めてください。
道では、市町村をはじめとする関係者の皆様と連携し、事業者の方々のご理解とご協力をいただき、道民生活や地域経済に恩恵をもたらす良質な投資の促進に取り組んでまいります。
令和8年(2026年)9月15日 北海道知事 鈴木 直道
