北海道における「新エネルギー」とは

北海道における新エネルギーとは

このページでは、「新エネルギー」とは何かの説明と、新エネルギーの種類ごとの特徴などを紹介しています。

北海道における「新エネルギー」とは

(※北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例及び同条例施行規則に規定されています。)

•太陽の光を利用してつくる電気
•風の力を利用してつくる電気
•水の力を利用してつくる電気
•雪や氷の熱(冷たさ)を利用するもの
•バイオマス(家畜のふん尿や、木材等)を利用してつくる熱又は電気
•海の水、川の水の熱(冷たさ)を利用するもの
•波の力を利用してつくる電気
•地熱又はこれを利用してつくる電気
•工場などから出る熱を利用してつくる電気
•廃棄物(ゴミなど)を燃やしてつくる電気
•発電と同時に出される熱を給湯、暖房、冷房その他に使うこと
•燃料電池を利用してつくる電気を利用すること
•天然ガスや電気などを、自動車を動かす力に使うこと

主な新エネルギー種類ごとの紹介

太陽光

導入量

191.2万kW(令和元年(2019年)実績、経済部環境・エネルギー課調べ)

導入事例

・伊達ソーラー発電所:1,000kW、北海道電力(株)(北海道電力(株)ホームページより)

伊達ソーラー発電所

・稚内メガソーラー:5,020kW、稚内市・北海道電力(株)(北海道電力(株)ホームページより)

稚内メガソーラー

・滝川市庁舎:5kW(滝川市ホームページより)

滝川市庁舎

・江別市庁舎:10.26kW(江別市ホームページより)

江別市庁舎

・江別市立いずみ野小学校:17.85kW(江別市ホームページより)

江別市立いずみ野小学校

・北海道奥尻高等学校:10kW

北海道奥尻高等学校

特徴・課題等

【特徴】
・比較的導入し易い。
・メンテナンスフリー。
・屋根、壁など空いているスペースにも設置可能。
・非常用電源として活用出来る。
など

【課題等】
・くもりや雨の日は、発電できる電気が少ない。
・将来の技術開発により、費用が安くなる可能性がある。
など

風力

導入量

50.6万kW(令和元年(2019年)実績、経済部環境・エネルギー課調べ)

導入事例

・瀬棚臨海風力発電所:12,000kW、(株)グリーンパワー瀬棚

瀬棚臨海風力発電所

・風太風力発電所:14,550kW、寿都町

風太風力発電所

・苫前夕陽ヶ丘風力発電所「風来望」:2,200kW、苫前町

苫前夕陽ヶ丘風力発電所「風来望」

・オトンルイ風力発電所:21,000kW、幌延風力発電(株)

オトンルイ風力発電所

・宗谷岬ウィンドファーム:57,000kW、(株)ユーラスエナジー

宗谷岬ウィンドファーム

・石狩市民風車:4,800kW、(特非)北海道グリーンファンド

石狩市民風車

特徴・課題等

【特徴】
・安いお金で発電ができる。
・風さえあれば昼も夜も発電が可能。
など

【課題等】
・周りの自然や、景観への配慮が必要。
・どんな天気の日にも発電できるしくみを開発しなければならない。
など

中小水力

導入量

82.8万kW(令和元年(2019年)実績、経済部環境・エネルギー課調べ)

導入事例

・滝の上発電所:2,340kW、北海道企業局

滝の上発電所

・藻岩浄水場水力発電所:400kW、札幌市

藻岩浄水場水力発電所

・富良野市「麓郷の森」白鳥川水車

富良野市「麓郷の森」白鳥川水車

特徴・課題等

【特徴】
・古くから使われている技術がある。
・身近にある川の水を使って、発電ができる。
・川の環境を守ることにもつながる。
など

【課題等】
・魚などの動植物がすむ環境に、悪い影響を与えないか調査が必要。
など

バイオマス

導入量

13.8万kW(令和元年(2019年)実績、経済部環境・エネルギー課調べ)

導入事例

・津別単板協同組合・丸玉産業(株)(津別単板協同組合提供資料より)

津別単板協同組合・丸玉産業(株)1

津別単板協同組合・丸玉産業(株)2

・鹿追町環境保全センター(鹿追町ホームページより)

鹿追町環境保全センター

特徴・課題等

【特徴】
・燃料に木材を使う場合、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を増やさない。
・廃棄物(ゴミなど)を減らして、限りある資源を繰り返し利用できる。
など

【課題等】
・資源が広い地域に分散しているため、資源を集めるのにお金がかかる。
など

地熱

導入量

2.5万kW(令和元年(2019年)実績、経済部環境・エネルギー課調べ)

導入事例

・森地熱発電所(北海道電力(株)ホームページより)

森地熱発電所1

森地熱発電所2

森地熱発電所3

特徴・課題等

【特徴】
・長期間にわたり発電ができる。
・昼も夜も、安定した発電が可能。
・発電に使った高温の蒸気・熱水を再利用できる。
など

【課題等】
・場所が公園や温泉などがある地域と重なるため、地元関係者との話し合いが必要。
など

地中熱

(※地面の浅い場所では、夏も冬も温度が変わらない特徴を利用するものです。)

導入事例

・ヒートポンプ導入による通年型農業の実現化に向けた実証実験:ニセコ町

ヒートポンプ導入による通年型農業の実現化に向けた実証実験1

ヒートポンプ導入による通年型農業の実現化に向けた実証実験2

特徴・課題等

【特徴】
・使う電気の量が少ない。
・真冬でも使うことができる。
・使っているときもうるさくない。
・環境汚染の心配がない。
など

【課題等】
・地中熱について、まだあまり知られていない。
・設備を設置する費用が高い。
・設備を安く設置することと、高性能化が十分に進んでいない。
など

雪氷冷熱

(※冬に降った雪や氷を貯めておき、夏に使うものです。)

導入事例

・雪熱エネルギーを利用した農産物貯蔵施設(雪倉)の導入(JAとうや湖ホームページより)

雪熱エネルギーを利用した農産物貯蔵施設の導入1

雪熱エネルギーを利用した農産物貯蔵施設の導入2

特徴・課題等

【特徴】
・お金を払って捨てていた雪を、利用することができる。
・食べ物の冷蔵に向いた冷たさである。
・地域のシンボルとして活用できる。
など

【課題等】
・雪や氷が少ない場所には造れない。
・現在は農産物の冷蔵などが中心であり、他の使い方が課題。
など

新エネルギーの課題

(1) 発電コストが高い

新エネルギーで発電を始めるには、設備を設置するときの値段が高く、天気に左右されるなどの理由から利用率が低いなどの課題があります。そのため、火力発電などの古くから使われているエネルギーと比べると、発電するために多くのお金がかかります場合があります。

(2) 太陽光や風力は出力が不安定である

新エネルギーは出力が不安定であるという課題があります。たくさん設置した場合、休日など電気を使う人が少ない時には電気が余ったり、くもりや雨、風など天候の影響で作れる電気が少なく、電気が足りなくなったりすることもあります。そのため、発電出力を調整したり、蓄電池で電気を溜めておく等の対策が必要となります。

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