飼い猫からエキノコックス
飼い猫からエキノコックス
平成19年9月2日に開催された、第144回日本獣医学会学術集会で、
猫からエキノコックス虫卵が検出されたという国内初の事例報告がありました。
これまでの調査研究から、猫はエキノコックス媒介動物としての危険性は高くないとされていますが、油断は禁物です。
猫を飼う際は、エキノコックス予防の観点からも、室内で飼うように努めましょう。
(猫を放し飼いしている方で不安のある方は、動物病院にご相談ください。)
【参 考】
北海道動物の愛護及び管理に関する条例(平成13年北海道条例第3号) (抜粋)
第8条
猫の飼い主は、その飼養する猫について、疾病の感染及び不慮の事故を防止し、猫の健康及び安全を保持するため、室内での飼養に努めなければならない。
家庭動物等の飼養及び保管に関する基準(平成14年5月環境省告示第37号) (抜粋)
第5 ねこの飼養及び保管に関する基準
2
ねこの所有者等は、疾病の感染防止、不慮の事故防止等ねこの健康及び安全の保持並びに周辺環境の保全の観点から、当該ねこの屋内飼養に努めること。屋内飼養以外の方法により飼養する場合にあっては、屋外での疾病の感染防止、不慮の事故防止等ねこの健康及び安全の保持を図るとともに、頻繁な鳴き声等の騒音又はふん尿の放置等により周辺地域の住民の日常生活に著しい支障を及ぼすことのないように努めること。
エキノコックス症に関する詳しいことは、保健福祉部保健医療局健康推進課のホームページをご覧ください。