道では、平成18年3月に「北海道配偶者暴力防止及び被害者保護・支援に関する基本計画」を策定し、配偶者からの暴力の防止、被害者の保護や自立支援に努めてきました。
この度、第3次計画策定後の社会情勢の変化や道内の暴力被害の現状等を踏まえ、第4次計画を策定しました。
第4次北海道配偶者暴力防止、被害者保護及び支援等に関する基本計画
第1計画の趣旨
1.計画策定の趣旨
- 暴力は、被害者の性別や加害者、被害者の間柄を問わず、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害です。特に、配偶者からの暴力は、被害が潜在化しやすく、その被害者は、多くの場合女性であり、男女平等参画社会の実現の妨げになるものです。
- この計画に沿って施策等を着実に推進し、暴力のない男女平等参画社会の実現を目指します。
2.計画の位置付け
- 配偶者暴力防止法に基づく、都道府県基本計画
- 第3次北海道男女平等参画基本計画に定める「男女平等参画を阻害するあらゆる暴力の根絶」に関わる具体的な施策の方向を示すもの
- 道の各機関は、相互に連携し、この計画を推進するとともに、他の行政機関、市町村、民間団体、道民の皆さんには、この計画の推進への理解と協力を要請します。
3.計画の期間
- 2019年度から概ね5年間
第2配偶者からの暴力被害の現状
1.被害の状況
2.相談等の状況
第3施策の概要
1.基本的な考え方
2.施策の体系
第4基本的な方向と具体的な取組
1.配偶者からの暴力の根絶
- 目標1配偶者からの暴力防止に向けた啓発
- 目標2被害者の発見や相談体制の充実
- 目標3安全な保護のための体制の整備、充実
- 目標4被害者の自立の支援
- 目標5関係機関、団体相互の連携協力
- 目標6職務関係者の研修、人材育成の充実
- 目標7苦情への適切な対応
2.男女平等参画を阻害するあらゆる暴力の根絶
- 男女平等参画を阻害する暴力根絶に対する取り組みの充実