北海道における無電柱化低コスト手法に向けた取組みについて

北海道における無電柱化低コスト手法導入に向けた取組みについて

はじめに

 現在最も採用されている無電柱化の整備手法である電線共同溝方式は、整備費用が全国平均で1km当たり約

5.3億円と高いことから、低コスト化が求められています。 

 さらに、日本で最も寒い本道では、本州と比較して積雪により施工可能日数が短くなることや冬期施工時の現場

内除雪等による費用増加など、他地域に比べて無電柱に係るコストは割高となっています。

 

 このため、国では低コスト化に向けた技術的検証を行っており、2016年度(平成28年度)には、埋設深さの基準

の緩和や電力線と通信線の離隔距離に関する基準の緩和が行われました。この結果、「浅層埋設方式」や「小型

ボックス活用方式」といった低コスト手法による整備が可能となりました。

「道路の無電柱化 低コスト手法導入の手引き(案) - Ver.2 - 」(国土交通省ホームページ)

 

 しかし、本道のような積雪寒冷地では、凍結融解による影響のほか、小型ボックス活用方式では積雪による保守

メンテナンスへの影響があることも考えられるため、現時点で実用化には至っていません。

 

 道では、限りある予算にあって効率よく無電柱化を推進するため、国から示された新技術などについて積雪寒冷

地である北海道への適用を検証するとともに、技術開発等の推進及び普及に努めています。

 

角形FEP管の導入(試行)

 ・これまで使用されてきたCCVP管(耐熱耐衝撃性塩化ビニル管)等から、可撓性があり、軽量で管台が不要と

  なる角型FEP管(波付硬質合成樹脂管)を採用することで、材料費の抑制・施工の省力化によりコスト縮減を

  図るため、試行による効果の検証を行っております。      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      【従来工法(CCVP管)の施工状況】                    【角型FEP管の施工状況】

  H31data-1.jpg        H31data-2.jpg

 

 

 

 

 

    

 

浅層埋設の導入に向けた取組状況

 ・管路を従来よりも浅い位置に埋設することにより、掘削土量が削減されます。さらに、支障物件の縮減も期待

  できます。

 ・浅い位置に埋設するため、凍結融解により管路やケーブルに対する影響があることも考えられるため、検証を

  行っております。

 

         従来位置での埋設イメージ                         浅層埋設のイメージ

【イメージ】

  H31data-10.jpg        H31data-11.jpg

                    

             【施行状況】                               【試験施工状況】   

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低コスト化に関するご意見・ご提案の募集

 北海道では、無電柱化事業の低コスト化に関するご意見や、新技術のご提案等を募集しております。

記入用紙に記入いただき、メールかFAXで下記宛にご送付ください。

 

 記入用紙  Word様式(14KB)

           PDF様式(36KB)

 送付先

 北海道建設部まちづくり局都市環境課街路グループ

 メールアドレス:kensetsu.koka1@pref.hokkaido.lg.jp

 FAX:011-232-0612

 

 なお、ご意見・ご提案等の内容について詳細を確認させていただくことがありますので、必ず連絡先を

ご記入ください。

                         

このページに関するお問い合わせ
〒060-8588 北海道札幌市中央区北3条西6丁目
電話番号:011-231-4111(内線 29-569)
FAX番号:011-232-0612
メールアドレス:kensetsu.koka1@pref.hokkaido.lg.jp

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