飲食店でテイクアウトやデリバリーをはじめる皆様へ

【テイクアウト(持ち帰り)やデリバリー(宅配)の注意点】

飲食店で日頃から取り組んでいる一般的な衛生管理や、食中毒予防の3原則(つけない・ふやさない・やっつける)を徹底するとともに、以下の点に特に注意してください。

調理をする時の注意点

◯お刺身類など生ものの提供は避けるなど、テイクアウトやデリバリーに適したメニューを選定してください。

◯注文を受けてから調理を開始し、作り置きはしないようにしてください。

◯加熱が必要な食品は中心部まで十分に加熱して下さい。

◯適正量以上の調理は食中毒の要因となりますので、無理のない範囲で対応してください。

調理後、食べるまでの時間と温度管理

◯温度管理(10℃以下または65℃以上での保存)が困難な食品は、調理後概ね2時間以内に食べてもらうよう工夫してください。

○また、消費者の皆様にも提供後すぐに食べるよう案内してください。

衛生的な盛り付け

◯食品の容器への盛り付けは、衛生的な場所で衛生的に盛り付けてください。  

◯食肉等の原材料を取り扱う場所では絶対に行わないでください。

情報提供

◯食品表示は省略可能ですが、その場合も、アレルギー物質、消費期限、保存方法などについては、口頭・店頭POP・注意喚起シールなどにより可能な限り情報提供してください。

新たに仕出料理や弁当を調理する場合の注意点

◯飲食店で仕出料理、弁当等の調理を行う場合には、食品の放冷、盛り付け等を衛生的に行うことのできる十分な広さの場所が必要です。

○施設設備の変更届出が必要になる場合がありますので、保健所に相談してください。

※あらかじめ調理しておいた弁当等を店頭や配達で販売する場合が該当します。

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