令和5年度第1回 北海道障がい者施策推進審議会・意思疎通支援部会 にちじ:令和5年(2023年)7月25日(火)18:00~19:30       ばしょ:北海道りつ道民活動センター(かでる2 7)7階 710会議室 し 第 1 開会 2 議事 (1)意思疎通支援条例及び手話言語条例関連事業の実施状況 (2)第3期北海道障がい者基本計画・第7期障がい福祉計画(仮称)策定について 3 閉会 資 料 資料1 意思疎通支援条例及び手話言語条例関連事業の実施状況(令和4年度) 資料2 障がい者基本計画と障がい福祉計画の統合について 資料3 第3期北海道障がい者基本計画・第7期障がい福祉計画(仮称)の骨格案 資料4 意思疎通支援部会での協議事項などについて 資料5 新計画の基本的な考え方(たたき台) 資料6 各計画での「主要な施策」の記載(対比) 北海道障がい者施策推進審議会・意思疎通支援部会委員名簿(敬称略) 審議会委員 藤女子大学 名誉教授 橋本 のぶ也、出席 専門委員 札幌大学地域きょう創学群教養学系 教授 小嶋 義勝、出席 専門委員 公益社団法人 北海道ろうあ連盟 理事 越智 誠、出席 専門委員 北海道中途なんしっちょうしゃ協会 会長 中川 智美、出席 専門委員 一般社団法人 北海道視覚障害者福祉連合会 理事 島 信一朗、出席 専門委員 一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 事務局長 澤口 隆之、出席 専門委員 NPO法人 札幌盲ろうしゃ福祉協会 副会長 沖村 圭子、出席 専門委員 一般社団法人 北海道手をつなぐ育成会 事務局長 樋口 賢治、出席 審議会委員 社会福祉法人 北海道社会福祉協議会 権利擁護推進部長 亀かわ 義信、出席 専門委員 北海道手話通訳士会 会長 松井 宏幸、出席 専門委員 北海道手話サークル連絡協議会 企画部長、じん能 直子 出席 専門委員 北海道手話通訳問題研究会 運営委員長 渋谷 悌子、出席 専門委員 全国要約筆記問題研究会 関屋 悌子、出席 専門委員 日本赤十字社北海道支部点字図書センター 所長 井坂 圭一、出席 審議会委員 北海道市長会 北斗市長 池田 達雄、欠席 審議会委員 北海道町村会 えりも町長 大西 正紀、欠席 事務局 北海道保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課長 とくた よしのり 北海道保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課 主幹 菊池 幸次 社会参加係長 長多 将嗣 主任 鈴木 優実 主事 中川 朋美 資料1 意思疎通支援条例及び手話言語条例関連事業の実施状況(令和4年度) 1 北海道意思疎通支援条例関係 理解の促進 ・ 条例の普及啓発パネル展の開催 (令和4年10月にイトーヨーカドーアリオ札幌店、令和4年11月に道庁1階道民ホール) ・ どうのホームページで条例の概要等を紹介 ・ 各種イベントで普及啓発用リーフレットの配布 意思疎通手段の確保等 ・ 中途視覚障がい者社会適応推進事業 ・ どう職員向け手話レッスン(毎月、庁内掲示板に、簡単な手話を紹介) ・ 北海道職員向け研修 ・ 手話通訳者設置事業 ・ 手話通訳員の配置 情報保障の推進 ・ 視覚障がい者向け広報「ほっかいどう」の発行 ・ どうせい広報番組での情報保障 ・ どうホームページの音声読み上げ機能 ・ 視覚障がい者情報提供施設運営事業 ・ 聴覚障がい者情報提供施設運営事業 ・ 知事メッセージ動画に手話通訳を挿入 ・ 知事定例記者会見の話題提供部分に手話通訳者を配置 ・ 知事定例記者会見の質疑応答部分に手話通訳のワイプ挿入 ・ 字幕ビデオライブラリー事業による字幕付き映像ソフトの作成・貸出 ・ 視覚障がい者情報提供等事業 ・ 障がい者ITサポートセンター設置事業 ・ 中途視覚障がい者社会適応推進事業(再掲) ・ 手話通訳員の配置(再掲)  意思疎通支援者の養成等の推進 ・ 市町村が行う奉仕員養成研修事業・意思疎通支援者の派遣事業への補助 ・ 意思疎通支援者の養成・派遣事業    手話通訳者、要約筆記者、盲ろうしゃ通訳・介助員、失語症者向け意思疎通支援者 ・ 点やく・朗読奉仕員指導者等養成事業 ・ 音声機能障がい者発声訓練・指導者養成事業 ・ 障がい者社会参加推進センター運営事業 ・ 手話通訳者設置事業(再掲) 2 手話言語条例関係 言語としての手話の認識の普及 ・ 条例普及啓発パネル展でミニ手話講座の開催(新規)  (令和4年11月、道庁1階道民ホール) ・ 手話言語の国際デーの周知、さっぽろテレビ塔のブルーライトアップ(新規)   (令和4年9月、手話言語の国際デー制定5周年を記念したイベントに協賛) ・ 手話を広める知事の会と連携   (令和4年11月、総会に出席。国に対し手話言語法の早期制定を要請) ・ 手話を広める北海道議会議員連盟の活動への協力   (令和4年6月、全日本ろうあ連盟製作の映画「えむ」の上映会へ協力) ・ どうのホームページで条例の概要等を紹介(再掲) ・ 各種イベントで普及啓発用リーフレットの配布(再掲) 手話を習得する機会の確保 ・ 特別支援学校(聾がっ校)での乳幼児相談 ・ 難聴児支援派遣研修事業 学校への支援 ・ 小中学生向け手話出前教室の開催 (令和5年1月恵庭小学校、同年3月苫小牧 資料2 障がい者基本計画と障がい福祉計画の統合について 1 現状 かっこ1 第2期北海道障がい者基本計画 計画期間:平成25年度~令和5年度(1年延長)     計画の目標、施策目標を定めた「基本的な計画」 かっこ2 第6期北海道障がい福祉計画 計画期間:令和3年度~令和5年度     施策の方向性、具体策を定めた「基本計画に基づく実施計画」 2 課題  ・ 計画期間が、基本計画が10年、福祉計画が3年であり、策定(見直し)時期が不一致。  ・ 基本計画の期間が10年と長期であり、現行の内容をカバーできていない。 3 計画の統合について  ・ 基本計画と福祉計画を統合し、策定の時期や計画期間を合わせる。  ・ 統合は、福祉計画をベースに、基本計画を統合する。  ・ 計画期間は6年間とし、3年目で中間見直しを行う。    → 令和4年12月20日開催の「北海道障がい者施策推進審議会」で協議・了承。   この統合の考え方に、令和5年5月に国から示された「基本指針」の考え方を勘案し、新計画の基本的な考え方(たたき台)を作成。 資料3 第3期北海道障がい者基本計画・第7期障がい福祉計画(仮称)の骨格 1 計画策定の目的等 かっこ1 計画策定の趣旨及び目的 かっこ2 計画期間及び内容 かっこ3 対象とする障がい者の範囲 かっこ4 障がい保健福祉圏域 2 計画の位置づけ 3 計画の策定体制等 かっこ1 計画の策定体制  まる1 審議会等における協議  まる2 関係部局との協議 かっこ2 市町村との連携 かっこ3 道民等の意見反映 4 計画策定のポイント 5 計画推進のための基本的事項 かっこ1 目指す方向 かっこ2 計画推進の基本的な考え方 まる1 北海道障がい者条例の施策の推進 まる2 (新) 相談支援体制・地域移行支援の充実 まる3 サービス提供基盤の整備 まる4 保健福祉・医療施策の充実 まる5 多様な人材の確保・定着・養成及びサービスの質の向上 まる6 障がい児支援の充実 まる7 発達障がいのある人や在宅の障がいのある人等への支援 まる8 就労支援施策の充実・強化 まる9 (新) 自立と社会参加の促進・取組定着 まる10 権利擁護の推進 まる11 北海道意思疎通支援条例・手話言語条例の施策の推進 まる12 安全確保に備えた地域づくりの推進 6 計画の推進管理 7 策定スケジュール 資料4 意思疎通支援部会での協議事項などについて 1 協議事項 「第3期北海道障がい者基本計画・第7期障がい福祉計画」(仮称)の 「5 計画推進のための基本的事項」のうち、次の事項について協議する。  ・ 11 北海道意思疎通支援条例・手話言語条例の施策の推進  ・ 12 安全確保に備えた地域づくりの推進 2 スケジュール(案) (1)7月25日  第1回部会    計画の基本的な考え方について (2)8月下旬からくがつ上旬    第2回部会    計画の素案たたき台について (3)9月からじゅうがつ上旬   第3回部会  書面開催を予定    計画の素案について 資料5 新計画の基本的な考え方(たたき台) 11 北海道意思疎通支援条例・手話言語条例の施策の推進 障がいのある人に対し、障がい特性に配慮した意志疎通手段の確保や意思疎通支援者の養成・派遣等を行うほか、ICT(情報通信技術)の活用により、障がいのある人が障がいのない人と実質的に同等の情報を得られるよう情報アクセシビリティの向上に取り組むことで、障がいのある人のコミュニケーション手段を拡充し、自立と社会参加を促進します。 また、手話が独自の体系を持つ言語であることについて、広く道民への普及啓発を進めるほか、手話を習得するための必要な支援を行います。 (主要な施策) 1、情報通信における情報アクセシビリティの向上   2、意思疎通支援の充実 3、言語としての手話の理解促進等 4、選挙等における配慮  (記載の考え方)   障がい者基本計画と、障がい福祉計画の記載内容を統合。主要な施策としては、障がい者基本計画の項目を基本として、手話言語条例の制定趣旨を踏まえて、言語としての手話の理解促進等の項目を追加した。 12 安全確保に備えた地域づくりの推進                  市町村や関係団体と連携を図り、災害じはもとより日常的に障がいのある方々の安全確保を推進するため、地域住民などとの共生による支援体制づくりを推進するとともに、障がいのあるかたが地域社会において、安全に生活できるよう、住まいから交通機関、まちなかまで連続し、冬期における安全で快適な道路交通の確保と防災・防犯対策を推進します。 (主要な施策)   1、住まい・まちづくりの推進   2、移動・交通のバリアフリーの促進   3、防災・防犯対策の推進   (記載の考え方)   現行の障がい福祉計画と同じ文言で記載。 資料6 各計画での「主要な施策」の記載 北海道意思疎通支援条例・手話言語条例の施策の推進について 第2期障がい者基本計画での記載 8 情報アクセシビリティの向上及び意思疎通支援の充実 まる1 情報通信における情報アクセシビリティの向上 まる2 意思疎通支援の充実 まる3 選挙等における配慮 第6期障害福祉計画での記載 4 北海道意思疎通支援条例・手話言語条例の施策の推進 かっこ1 北海道意思疎通支援条例の施策の推進 ・理解の促進 ・意思疎通手段の確保等 ・情報保障の推進 ・意思疎通支援者の養成及び派遣の推進 かっこ2 北海道手話言語条例の施策の推進 ・道民の理解促進等 ・手話を習得する機会の確保 今回の統合計画案 11 北海道意思疎通支援条例・手話言語条例の施策の推進 まる1 情報通信における情報アクセシビリティの向上 まる2 意思疎通支援の充実 まる3 言語としての手話の理解促進 等 まる4 選挙等における配慮 安全確保に備えた地域づくりの推進について 第2期障がい者基本計画での記載 7 生活環境 まる1 住まい・まちづくりの推進 まる2 移動・交通のバリアフリーの促進 まる3 防災・防犯対策の推進 第6期障がい福祉計画での記載 11 安全確保に備えた地域づくりの推進 かっこ1 安全確保に備えた地域づくりの推進 ・市町村における災害時要配慮者支援策の充実 ・共生による地域の体制づくりの推進 ・施設利用者などに対する災害時支援策の推進 今回の統合計画案 12 安全確保に備えた地域づくりの推進 まる1 住まい・まちづくりの推進 まる2 移動・交通のバリアフリーの促進 まる3 防災・防犯対策の推進