3ページ もうろう 視覚と聴覚の両方に障害があることをいいます 障害になった経緯や程度により、ひとりひとり、意思疎通の方法が異なります 配慮 最初に、相手の手の甲、あるいは腕に軽く触れて、そばにいることを伝えます 全く見えず聴こえにくい、全く聴こえず見えにくい、全く見えない、聴こえないの状況を確認します 主な意思疎通の方法 手書き文字 手のひらに文字を書いて伝える方法 しょくしゅわ 全もうろうのかたが、手話の形を手で触って読み取る方法 指点字 もうろうのかたの指を点字タイプライターのキーの代わりに直接たたく方法 知的障害 複雑な会話や抽象的なことを理解すること、自分の気持ちを言葉で表現することが苦手などの特徴があります 配慮 わかりやすい言葉で話してください 落ち着いたペースで、話をやさしく聞いてください 主な意思疎通の方法 るび振り 文章の漢字などにふりがなをつける コミュニケーションボード 絵・図や簡易な日本語が記載されているボードを指で指しながら、意思を確認するもの 肢体不自由 発声に関する器官の麻痺や自分の意思と関係なく身体が動く不随運動により、意思を伝えにくいかたがいます 配慮 困っているときは、声をかけてください 話が聞き取りにくい場合は、確認してください 主な意思疎通の方法 意思伝達装置 わずかな身体の動きを感知するスイッチなどにより操作され、操作者の意思を文字や音声であらわす機器 意思疎通の際に配慮が必要な場合があります 精神障害 様々な精神疾患により、日常生活や社会生活のしづらさを抱えています 配慮 穏やかな口調で、安心感を与える応対を心がけてください 発達障害 主に脳機能の障害で、とても得意なことがある一方で、思わぬことが苦手と偏りがあり、発達のアンバランスな様子が理解されにくい障害です 配慮 あいまいな言葉や遠回しな表現は使わず、短く具体的な言葉で伝えてください