2ページ 主な障害の特性に応じた配慮と意思疎通の方法 ※パンフレットに記載されているものは一例です。他にも様々な障害や意思疎通の方法があります。 視覚障害 まったく見えないかた、全盲や、見えにくいかた、弱視がいます。見えにくいかたの中には、特定の色がわかりにくいかたや、光がまぶしいかた、見える範囲の狭いかた、薄暗くなると、極端に、見えにくさが、増すかたなどがいます。 配慮 場所や物の位置を示す場合は、あっち、それ、ではなく、具体的に説明してください。 何か困っていたら、突然、体に触れず前方から、何かお手伝いが必要ですか、と声を掛けてください。 会議やイベントなどで配布する資料などは、参加するかたの希望を確認し、点訳や拡大文字版を用意するなど配慮を心がけましょう。 主な意思疎通の方法 点字 平面から盛り上がった、むっつの点により文字を表現するもの 音訳 書籍などの視覚情報を音声で録音し、情報を伝えるもの 拡大文字 文書などの文字が大きく書かれたもの 知って欲しいこと 障害のあるかたは、安全に歩くために、白い杖を持っていたり、盲導犬を連れているかたもいます。 聴覚障害(ろうあ・中途しっちょう・難聴) まったく聞こえないかたや聞こえにくいかたなど聞こえの程度は様々です。 先天的に障害がある場合と、後天的に聴力を失う場合などがあり、配慮や意思疎通の方法が異なります。 配慮 まず、その人にあった意思疎通の方法を確認してください。 話かけるときは、口の動きや、表情がわかるように、マスクは外して、正面から、ゆっくりはっきり話してください。 文書に連絡先を記載する場合は、電話番号だけでなく、メールアドレスやファックス番号の記載をしてください。 主な意思疎通の方法 手話 手や指、体の動き、表情などの複数の要素を使う言語です。 筆談 相互に文字で書いて意思を伝え合うもの 要約筆記 発言者の話を聞き、その場で要約して文字として書き表し、情報を伝える方法