北海道医療非常事態宣言
道内では、変異株の影響もあり、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が5月13日には過去最多の712人となるなど、全道各地において感染が急速に拡大しています。
このままでは、地域の基幹病院等において、その機能を維持することが厳しい状況となり、特に、医療資源の乏しい地域では、入院の予定を延期せざるを得なくなるほか、怪我の治療や救命救急など、今まで当たり前に受けていた医療も受けられなくなりつつあります。
まさに、北海道の医療が危機的な状況にあります。
医療体制の崩壊を防ぎ、道民の皆様の命を守るため、全道に医療非常事態を宣言します。
道民の皆様におかれては、医療を守り、そして、あなたの大切な人やあなた自身を守るために、次のことを遵守してください。
これまでお願いしてきたマスクの着用や手洗い、手指消毒、人との距離の確保はもちろん、今は、特に、次のことを実行してください。
- できる限り、外出はしない
- 特に、週末は外出しない
- 外出しても、午後8時まで
令和3年(2021年)5月15日
北海道知事 鈴木 直道
北海道市長会会長 山口幸太郎
北海道町村会会長 棚野 孝夫
北海道医師会会長 長瀬 清
北海道医療非常事態宣言