令和6年度平均消費者物価指数の結果-令和2年基準-
総務省統計局所管・北海道分
1-概況
令和6年度平均の北海道の消費者物価指数は、令和2年平均を100とした総合で111.3となり、令和5年度平均と比べ3.3%上昇した。
内訳をみると、食料(穀物、果物など)、住居(設備修繕・維持)、光熱・水道(電気代、他の光熱)、家具・家事用品(室内装備品、家事雑貨など)、被服及び履物(シャツ・セーター・下着類、履物類など)、保健医療(医薬品・健康保持用摂取品など)、交通・通信(自動車等関係費など)、教育(補習教育など)、教養娯楽(書籍・他の印刷物、教養娯楽用品など)、諸雑費(理美容サービス、身の回り用品など)が上昇した。
図1-消費者物価指数(北海道)の推移
2-費目別指数の動き
(1)食料
•121.6となり、前年度に比べ5.1%上昇した。
•生鮮食品についてみると、生鮮魚介は前年度に比べ4.6%下落した。
•生鮮野菜は前年度に比べ14.2%上昇した。
•生鮮果物は前年度に比べ13.4%上昇した。
•生鮮食品全体は前年度に比べ7.8%上昇した。
•生鮮食品以外では、穀類が13.3%、肉類が5.5%,、乳卵類が0.4%、野菜・海藻が11.3%、果物が12.6%、油脂・調味料が0.1%,、菓子類が2.5%、調理食品が4.2%、飲料が6.4%、外食が4.5%上昇した。一方、魚介類は1.4%、酒類は0.1%下落した。
(2)住居
•104.9となり、前年度と比べ1.5%上昇した。
•内訳をみると、設備修繕・維持が7.4%上昇したが、家賃は変わらなかった。
(3)光熱・水道
•122.9となり、前年度に比べ6.2%上昇した。
•内訳をみると、電気代が11.6%、ガス代が2.5%、他の光熱が3.4%、上下水道料が0.2%上昇した。
(4)家具・家事用品
•118.9となり、前年度に比べ3.3%上昇した。
•内訳をみると、家庭用耐久財が3.6%、室内装備品が8.1%、家事雑貨が6.7%、家事用消耗品が1.7%、家事サービスが1.9%上昇した。一方、寝具類は1.4%下落した。
(5)被服及び履物
•111.2となり、前年度に比べ3.1%上昇した。
•内訳をみると、衣料が1.6%、シャツ・セーター・下着類が5.2%、履物類が3.6%、他の被服が2.2%、被服関連サービスが2.8%上昇した。
(6)保健医療
•102.5となり、前年度に比べ1.5%上昇した。
•内訳をみると、医薬品・健康保持用摂取品が2.8%、保健医療用品・器具が2.5%、保健医療サービスが0.4%上昇した。
(7)交通・通信
•98.4となり、前年度に比べ1.5%上昇した。
•内訳をみると、交通が1.3%、自動車等関係費が2.4%上昇した。一方、通信は1.1%下落した。
(8)教育
•101.3となり、前年度に比べ1.0%上昇した。
•内訳をみると、授業料等が0.2%、教科書・学習参考教材が2.8%、補習教育が2.9%上昇した。
(9)教養娯楽
•113.3となり、前年度に比べ4.2%上昇した。
•内訳をみると、教養娯楽用耐久財が2.8%、教養娯楽用品が4.7%、書籍・他の印刷物が8.2%、教養娯楽サービスが3.1%上昇した。
(10)諸雑費
•106.9となり、前年度に比べ1.1%上昇した。
•内訳をみると、理美容サービスが1.6%、理美容用品が0.8%、身の回り用品が5.3%、たばこが0.2%、他の諸雑費が0.3%上昇した。
図2-10大費目別対前年度比
《参考》
3-統計表
このページの情報はオープンデータとして自由に二次利用することが可能です。(CC-BY)
利用する場合には出所明示を行ってください。詳しくは北海道オープンデータ利用規約をご確認ください。