消費者物価指数（令和5年（2023年）3月分）

消費者物価指数（令和5年（2023年）3月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和5年3月の北海道における消費者物価指数の総合は105.3で、前月比は0.3%の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、家具・家事用品(2.4%)、被服及び履物(1.8%)、保健医療(0.6%)、交通・通信(0.6%)、食料(0.3%)が上昇。
　一方、教養娯楽(△0.7%)、光熱・水道(△0.3%)、諸雑費(△0.2％)、が下落。住居、教育は変化なし。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
被服及び履物	衣料	5.1
家具・家事用品	家庭用耐久財	3.6
交通・通信	交通	3.1
家具・家事用品	家事用消耗品	2.9

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）項目（中分類）項目（中分類）	前月比
食料	果物	△4.2
被服及び履物	シャツ・セーター・下着類	△3.2
食料	油脂・調味料	△1.8
教養娯楽	教養娯楽サービス	△1.5

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は112.0で、0.3%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	135.7	△1.5
生鮮野菜	108.5	△0.3
生鮮果物	106.5	△4.3

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は103.2で、変化なし。
(3)光熱・水道は112.5で、△0.3%の下落。
(4)家具・家事用品は111.6で、2.4%の上昇。
(5)被服及び履物は104.2で、1.8%の上昇。
(6)保健医療は100.0で、0.6%の上昇。
(7)交通・通信は95.4で、0.6％の上昇。
(8)教育は99.5で、変化なし。
(9)教養娯楽は102.7で、△0.7%の下落。
(10)諸雑費は104.5で、△0.2％の下落。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、3.4%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(9.0%)、家具・家事用品(8.4%)、住居(2.6%)、諸雑費(1.9%)、交通・通信(1.7%)、教養娯楽(1.5％)、保健医療(1.4％)、被服及び履物(0.3%)、教育(0.1%)が上昇。一方、光熱・水道(△3.8%)が下落。