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最終更新日:2018年11月22日(木)


はるみ知事が動く(2004年3月)


 

はるみ知事が動く 知事イラスト

ふるさと北海道の限りない発展と、
私たち道民の未来を温かくお見守りください
~元北海道知事 故 堂垣内尚弘氏 追悼の会~
(平成16年3月29日)
 3期12年にわたり、北海道発展に尽くされた堂垣内元知事の追悼の会が、ゆかりの道庁赤れんが庁舎で開催されました。

 ~はるみ知事の式辞~

堂垣内元北海道知事
元北海道知事
 故 堂垣内尚弘氏
 本日は、時節柄大変お忙しい中、このように多くの皆様にお集まりいただき、心から感謝を申し上げたいと存じます。
 ご承知のとおり、元北海道知事、堂垣内尚弘先生は、本年の2月2日、黄泉の国へと旅立たれました。
 心を尽くして看病にあたられた、ご家族の皆様のお嘆きと、その悲しみの深さを思うとき、お慰めの言葉もございません。
心からお悔やみを申し上げます。
 私どもは、北海道の発展に心血を注がれた、堂垣内先生のご生前のご功績に感謝をし、在りし日の面影を偲ぶ催しを行いたい旨、ご遺族をはじめ関係者の皆様に申し上げ、本日「追悼の会」を執り行うこととなりました。

 私は、この「追悼の会」が、関係者の皆様、そして、多くの道民の皆様が、心を等しくして、先生を偲ぶ機会となりますよう、心より願うものであります。
 このたびは、いささか手狭な点など、多々ご迷惑をお掛けするかと存じますが、先生がこよなく愛され、多くの思い出が詰まったこの「赤れんが庁舎」で、「追悼の会」を行わせていただくことに、何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
 本日は、多数の先輩諸氏がご臨席されている中、甚だ僭越ではございますが、道民を代表いたしまして、式辞を述べさせていただきます。

 人生を変える「出会い」というものがございます。
 私にとって、堂垣内先生との出会いもまさにそうでありました。
 私が初めて先生にお会いしたのが、昨年2月のこと。
 初めてお会いした時には、柔道で鍛えられた逞しい先生から見れば、
小柄の私は頼りなく見えるだろうと心配しましたが、私の眼をひとときじっと見つめられた後、「頑張りなさい」と言われたのが本当に嬉しく、今でも、昨日のことのように思い出されます。
 その後もたびたびお会いすることがあり、知事として3期12年にわたる、ご自身の経験を踏まえた貴重なご助言や、温かい激励の言葉を賜りました。

 新米知事の私は、真に郷土を愛する先生との出会いにより、まさに「道民のために知事はどうあるべきか」を学ばせていただきました。
 私と先生とのご縁は僅か一年余り。
 しかし、僅かとはいえ、先生から頂いたものは余りにも大きく、今では、私の人生のかけがえのない財産となっております。
 いまこの席に立ち、改めて、在りし日の先生の元気なお姿を思い浮かべながら、先生から賜った、その一言一言を、深い悲しみの中で反芻しております。

 北海道を取り巻く環境が一層厳しさを増す中で、これからも多くのことをご指導いただかなければならないと思っておりましただけに、再びお会いすることができないことを思うと、先生を失った大きさを、改めて感ぜずにはいられません。
 まさに、巨樹倒るとの思いでございます。
式辞を読む知事
式辞を読み上げる
はるみ知事


 顧みますと、先生が知事を務められた当時は、高度経済成長から低成長へと急速に移行する激変期であり、極めて困難な舵取りが求められた時代でした。
 こうした厳しい中でも、先生は、まず何よりも、全ての道民の幸せを考え、本道の発展と道民福祉の向上に日夜精魂を傾けられたのであります。

 その間、先生は、ことのほか「道民との対話」を重視されました。
そして、全道をくまなく巡り、北海道の現実を直視される中で、「道民生活福祉の飛躍的な向上を図るためには、本道の進むべき新しい針路を示す必要がある」と考え、本道にとって初の総合計画となる「北海道発展計画」を策定されたのであります。

 また、当時、北海道経済に激震が走った二百海里問題では、自ら再三にわたり、ソ連首脳と会談し、漁業問題の解決の糸口をつかむなど、北海道が直面した厳しい困難に力強いリーダーシップを発揮されました。

 一方、道民の生活環境の一層の充実に向けて、保健医療体制や社会福祉施設の整備、あるいは全国に先駆け、
「環境アセスメント条例」の制定にご尽力されるなど、私たちの日々の暮らしに、大きな安心と希望を与えてくださいました。
 また、札幌オリンピック冬季大会の開催や、北方圏諸国との交流推進によって、「HOKKAIDO」の名を世界に知らしめるなど、たぎる郷土愛をもとに、今日の北海道の確固たる基礎を築き上げられたのであります。

堂垣内元知事の揮毫
堂垣内元知事の揮毫
 そして、昭和58年、知事を退任されてからは、大学で教鞭を執られるとともに、愛するスポーツの振興に積極的に取り組まれ、明日の北海道を担う人づくりに限りない情熱を注がれました。
 先生が、あえて茨の道を突き進み、郷土のために心血を注がれたのも、道民を想う熱き心と、未来への限りない夢があったからにほかなりません。
 そして今日、先生が築かれた確かな礎は、私たち道民の知恵と活力を運ぶ「動脈」となり、この北の大地に大きな恵みを与えてくださいます。

 「人は棺の蓋を覆う時、その人の偉大さがわかる」という諺がございます。
 先生の数々のご功績は、ここで全てを言い尽くせるものではありませんが、恐らくは多くの道民の皆様がこの言葉を深く噛み締め、こぞって、その比類なき業績に心から感謝をし、永く後世にも、北海道の歴史に燦然と輝く不朽の光として、
語り継がれていくものと確信しております。

 私も、先生の歩まれた道を振り返りますと、深い畏敬の念を抱くとともに、その尊い歩みに思いを馳せ、そして学ぶことにより、1日も早く新生北海道を築いていかなければならないという思いがこみ上げてまいります。

 今や、私どもは、再び先生と相まみえることはかないませんが、人一倍北海道を愛され、北海道のためにその生涯を捧げられた、先生の御遺志を寸時も忘れることなく、その御遺志をしっかりと受け継ぎ、希望に満ちた新生北海道の創造に、全身全霊を傾けて参りたいと思います。

福田赳夫元首相と堂垣内元知事
福田赳夫首相と
 「振り返るとこの九十年、すべての出会いの有り難さをつくづく感ずる。
  その全てに深甚の感謝を申し上げたい・・・」

 先生の遺作となった著書「出会い」の言葉でございます。
 冒頭、私は先生との忘れ得ぬ出会いについて申し上げました。
 人は、人との出会いによって、学び、成長し、感動し、あるいは生まれ変わることもある。

 「出会い」は、私たちの人生において、かけがえのない宝物です。
 今まさに、お集まりの皆様も、苦楽を共にした関係の皆様も、そして多くの道民の皆様も、先生と同じ思いを、深く胸中に刻みこんでいることと存じます。
 なぜなら、先生との尊い「出会い」があったから・・・・

 私たちは、天が与えて下さった、堂垣内先生との「出会い」という素晴らしい恵みに、声高らかに感謝を申し上げたいと思います。
青函トンネル作業
青函トンネル作業坑貫通
堂垣内元知事の
夢でもあった
北海道新幹線の
実現に向けて
はるみ知事も
全力でがんばります


 いま、この北の大地は、山々の雪がせせらぎとなって野を潤し始め、深い眠りの中でゆっくりと蓄えられた輝きが、一斉に彩りを添える大変麗しい季節を迎えようとしております。
 きっと先生は、新しい芽生えの感動と喜びに満ち溢れたこの北の大地を、愛する奥様とご一緒に、優しく微笑みながら眺めておられることでしょう。

 先生、どうか、天空の遙か彼方から、ふるさと北海道の限りない発展と、私たち道民の未来を温かくお見守りください。
 輝かしい郷土を創り上げていくための礎と、そして未来への夢と希望を与えてくださった先生に対し、深く敬意と感謝を捧げ、先生のご冥福とご遺族の皆様のご多幸を心からお祈り申し上げ、ごあいさつといたします。

 堂垣内先生・・・どうか安らかにお眠りください。
 さようなら・・・・。
はるみ知事が戻ってきました
~第1回定例会最終日~
(平成16年3月24日)
 ~北海道議会での知事あいさつより~

 発言の機会を与えていただき、心からお礼を申し上げます。

 このたび、平成16年度予算をご審議いただきます、大変重要な本定例会を、療養のため欠席する結果となり、道議会議員の皆様、そして道民の皆様方に、多大なご迷惑とご心配をお掛けいたしました。
 この場をお借りして、 改めて、心からお詫びを申し上げたいと存じます。

 これまで、議員の皆様方には、住宅供給公社への対応をはじめ、財政立て直し、道州制の推進、雇用経済対策、さらには道警察の報償費問題など、実に多くの重要課題をご審議いただきました。
 連日にわたる大変なご労苦に対し、心より敬意と感謝の意を表する次第でございます。

 お陰を持ちまして、体調も随分と良くなり、少しずつではありますが、元気も回復してきております。
 これもひとえに、皆様方のご配慮とご厚情によるものと厚く感謝をしております。

 今後、徐々に、公務復帰に向け、体力の充実に努め、新生北海道の実現と道民生活の向上に、全力で取り組んでまいりたいと考えております。

 どうか議員の皆様方には、引き続き、ご指導とご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
 ありがとうございました。
知事写真





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