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最終更新日:2017年10月02日(月)


知事コラム170908


 

知事コラム



(平成29年9月8日配信分「ロシアとの交流」)

 イランカラプテ、高橋はるみです。

 9月に入ったこともあり、朝夕涼しく、肌寒さを感じさせる季節となった気がします。
 この時期、暦の上では、大気が冷えて草の葉に白い露を結ぶことから、白露(はくろ)といわれているそうです。暑さも落ち着き、秋はもうすぐそこまで来ているのかもしれません。

 さて今週4日、ロシアから来道された「露日ビジネスカウンシル北海道訪問団」の方々
とお会いしました。
 この来道は、昨年12月、訪問団の代表を務めるレピク議長(実業ロシア会長)との意見交換がきっかけとなり実現したものです。今回の訪問では、ロシアを代表する経済団体の方々や、ヨーロッパに最も近いスモレンスク州の知事、そしてロシアで最も広いサハ共和国の首相が来道されました。

 訪問団の方々とは、ビジネス分野をはじめ、日露の地域間交流など様々な分野について貴重な意見を伺い、また、北海道が持つ多様な北方型技術などのご紹介をさせていただきました。
 レピク議長から「ロシアの各地方と日本の都道府県との地域間交流が、日露両国の関係を築いていく上で、大変重要な役割を担っている」とのお話があり、私としてもこうした地域間交流の積み重ねが重要であると、改めて思いました。

 また、その翌日の5日から、「東方経済フォーラム」に出席するため、ウラジオストクに向かいました。
 昨年に続いての出席ですが、今回は日露ビジネスフォーラムへ参加するとともに、北海道との交流が深いサハリン州知事、そして昨年はお会いできなかった沿海地方知事とお会いし、今後の極東地域との交流の展開について意見を交わしました。

 この席上、7日に行われた日露首脳会談では、北方領土における共同経済活動に関する優先的に実施されるプロジェクトや、航空機を利用した元島民の特別墓参の実施などについて合意されました。
 これまで、元島民の皆様や北方領土隣接地域の皆様のご意見を伺いながら、共同経済活動の優先的プロジェクトの提案や、特別墓参の早期実施を要望してきた私たち道としても、今回の合意を歓迎するとともに、その実現に向けて必要な役割を果たしていかなければならないと思いました。

 来年は、日露両国間で「日本におけるロシア年」、「ロシアにおける日本年」であるとともに、サハリン州との友好提携20周年を迎える年です。
 ロシアとの地域間交流を長年続けている北海道としては、国際交流を通じて地域の活性化を推進することはもとより、両地域の信頼を深めることが、何よりも領土問題の解決に向けた前進につながるものと考えています。

 今回、レピク議長から記念品として美しい絵画をいただきましたが、その絵には、一本の線路が描かれています。これまで築いたロシアと北海道を結ぶ友好のレールを大切にし、交流の裾野をさらに広げていきたいと思います。


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