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最終更新日:2012年10月16日(火)


知事コラム120928


 

知事コラム



(平成24年9月28日配信分)

 
    こんにちは。高橋はるみです。

  今日、東日本大震災により甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市を訪問し、復旧・復興に取り組む被災地の現状を視察させていただきました。これからの被災地支援や、津波防災対策などを検討する上で、私自身の目で現在の被災地の状況を確認したく訪問させていただいたところです。

  今回伺った陸前高田市は、最も甚大な被害を受けた地域の一つで、あの有名な「奇跡の一本松」があるまちです。約7万本もの「高田松原」を根こそぎ押し流し、多くの尊い命を奪った猛烈な津波の爪痕は未だ深く刻まれ、今もなおたくさんの方々が不自由な生活を送られています。

  被災地ではこれから復旧・復興事業が本格化し、関連業務が増大するため、職員の大幅な不足が見込まれることから、これまで道からは道路や農業用施設などの災害復旧に当たる技術職員を増員して派遣したほか、道内市町村にも職員の派遣に最大限の協力をお願いしてきたところです。

    こうしたことを踏まえ、道としてこれまでと同様にしっかりと支援を行っていくことを、戸羽市長にお話しさせていただき、その後、被害が大きかった被災地を視察しました。津波にのみこまれ、建物の基礎部分だけが残ったまち並みや、うずたかく積まれたがれきの山を見て、その被害の大きさや復興への道のりが決して平坦ではないことを改めて実感しました。特に沢山の犠牲者が出た市役所庁舎はほとんど当時のまま残っており、被災時の惨状が偲ばれます。現在もお焼香が絶えることなく犠牲者の冥福を祈る場となっており、私も黙祷をさせていただきました。

  今回の訪問を通じて、道内でこうした大規模な地震・津波災害が発生して行政機能が被害を受けた場合、業務体制をどのように維持させるか、速やかに災害復旧に取りかかれるかなどの体制整備の確立や道内市町村との連携など、本道が取り組むべき課題などを再確認しました。

  陸前高田市は戸羽市長が先頭に立ち、市民が一体となり復興に向けて必死に取り組んでおられます。決して癒えることのない深い悲しみと喪失感を抱えながらも、以前のような市民生活を一刻も早く再建するため、高台への防災集団移転が決まるなど、着実に前進しています。

  私たちは、これまでも被災地の痛みを自らのことと受け止め、できる限りの支援を行ってきました。今一度、強い絆と縁で結ばれた東北の被災地と心を一つにして、必ずや元気な東北を取り戻すことを信じて、復興に向けた支援にしっかりと取り組んでまいりたいと考えていますので、今後とも道民の皆さんのご協力をよろしくお願いします。
 

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