最終更新日:2012年8月17日(金)
知事コラム
(平成24年4月6日配信分)
さすがと思ったのは子ども達。夕食会で、一緒に訪問した北海道の子ども達と現地の子ども達とでゲーム大会やダンスをしたのですが、言葉が通じなくてもすぐに仲良くなれるんですね。輪になって踊るダンスでは、どの子も笑顔がはち切れそう。途中から私も子ども達に引き込まれ、一緒に踊りました。 また、島民のご家庭を訪問するホームビジットでは、奥様の心のこもった美味しい手料理と会話で時間が経つのも忘れ、楽しいひとときを過ごすことができました。 実は、今回の訪問で、かねてから希望していたことを実現することができました。それは色丹島出身の小泉千島連盟理事長と一緒に色丹島を訪問すること。 歓迎式典や夕食会の場では、「ビザなし交流によって、まず交流を深めること」、「お互いの文化や歴史に接し、理解を深めることが大切で、そこから領土問題が一日も早く解決されること」などを、我々北海道に住む者として、また、日本国民として心から願っていることをお話しさせていただきました。 今回の訪問を通じて、改めて北方領土の「近さ」をつくづく実感しました。地理的に最も近い隣人同士、これからも信頼と協力で真の友情を築いていけるよう、北海道知事としてたゆまぬ努力を続けていかなければならないと決意を新たに、帰途についたところです。 |