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最終更新日:2012年8月17日(金)


知事コラム120810


 

知事コラム



(平成24年4月6日配信分)


  こんにちは。高橋はるみです。
  先週3日から6日まで北方領土の色丹島を訪問してきました。平成17年の国後島、択捉島に続き2度目の訪問となりましたが、色丹島は今回が初めて。ビザなし交流訪問団の40名近い中学生・高校生や先生達と一緒に、スポーツ交流や夕食会、ホームビジットなどを通してたくさんの島民の皆さんと交流を行ってきました。

  さすがと思ったのは子ども達。夕食会で、一緒に訪問した北海道の子ども達と現地の子ども達とでゲーム大会やダンスをしたのですが、言葉が通じなくてもすぐに仲良くなれるんですね。輪になって踊るダンスでは、どの子も笑顔がはち切れそう。途中から私も子ども達に引き込まれ、一緒に踊りました。

    また、島民のご家庭を訪問するホームビジットでは、奥様の心のこもった美味しい手料理と会話で時間が経つのも忘れ、楽しいひとときを過ごすことができました。

  実は、今回の訪問で、かねてから希望していたことを実現することができました。それは色丹島出身の小泉千島連盟理事長と一緒に色丹島を訪問すること。
  小泉さんは戦前、20歳まで色丹島に住んでいたそうですが、小泉さんから思い出話を伺いながら、当時のご自宅のあたりを拝見したり、小泉家のお墓をお参りさせていただきました。小泉さんの複雑な胸中を想い、そして、かつての生活の痕跡を見て、改めて、この島で日本人が生活を営んでいたのだという思いが、胸にこみ上げてきました。
 
    一方、一緒に訪問した中学生や高校生の皆さんも、ホームビジットなどで直接、島民の方々のご家庭に招かれ美味しい手料理や素朴な優しさに触れながら、返還問題などを率直に話し合ったようです。未来を担う若い人たちが顔と顔を合わせて、心を通わせることが信頼を築く第一歩。その意味では、今回、中、高校生の皆さんには、とても大きな役割を担っていただいたと思っています。

  歓迎式典や夕食会の場では、「ビザなし交流によって、まず交流を深めること」、「お互いの文化や歴史に接し、理解を深めることが大切で、そこから領土問題が一日も早く解決されること」などを、我々北海道に住む者として、また、日本国民として心から願っていることをお話しさせていただきました。

  今回の訪問を通じて、改めて北方領土の「近さ」をつくづく実感しました。地理的に最も近い隣人同士、これからも信頼と協力で真の友情を築いていけるよう、北海道知事としてたゆまぬ努力を続けていかなければならないと決意を新たに、帰途についたところです。 
   北方領土には、また是非とも訪問したいと思っています。

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