スマートデバイス表示はこちら

ホーム > 総合政策部 > 秘書課 >  平成29年仕事始めのあいさつ


最終更新日:2017年1月04日(水)

平成29年 職員に向けた仕事始めのあいさつ

  平成29年1月4日(水)  

北海道議会本会議場         

 

  皆さん、明けましておめでとうございます。
 年末年始は、ゆっくりお過ごしになられたでしょうか。

お休みを返上して、仕事をされた方々もたくさんおられると思います。
 本当にお疲れ様でございます。心から感謝を申し上げます。
 平成29年、2017年の仕事始めに当たり、お話をさせていただきたいと思います。

昨年末の日ロ首脳会談の合意によって、北方四島での「共同経済活動」に関する協議が開始されることや、交流における手続き簡素化の検討が進められるなど、大きな変化をもたらす可能性が出てきていると認識をいたします。
 元島民や地元の方々からは、「領土問題解決に向けて具体的な動きは全くなくがっかり」という声も出ているのは事実でありますが、北方領土を一部の地域として抱える北海道としては、今回の首脳合意を、領土問題解決に向けての確かな歩みとするよう、国とも連携しながら、しっかり取組を進めていかなければならない、このように考えているところであります。

また、北海道ブランドがますます高まりを見せているアジアにおいても、もっともっと私たちは北海道を売り込んでいかなければならない、このように考える次第でもあります。
 以上の点も含め、今年も職員の皆さんには、「世界の中の北海道」ということを強く意識をして行動をしていただきたい、このようにまず申し上げたいと思います。

さて、昨年の夏、皆さんよくご存じだと思いますが、スポーツ庁長官の鈴木大地さんに、道庁の総合教育会議へご出席いただいたわけでありますが、その際に伺ったお話を、一つご紹介を申し上げたいと思います。

長官自身もご案内のとおり、ソウルオリンピックの金メダリストでいらっしゃいますが、「道産子の優秀なアスリートは、進学などに伴い、東京や大阪などに行くケースが多いが、1992年のバルセロナから昨年のリオデジャネイロまで、7大会連続で競泳のオリンピック選手が北海道から輩出されている。寒さの厳しい地域だからこそ、通年使用可能な屋内温水プールの普及が進み、能力の高い選手を生み出す下地となっているのではないか」こういったお話でありました。
 ウィンタースポーツが盛んな北海道ではありますが、一方で、室内競技である水泳で多くの優れた選手を輩出していることは、私たち道産子にとって、大きな自信と、そして、示唆を与えてくれるのではないかと思う次第であります。

来年、2018年は、北海道と命名されて150年を迎える節目の年であります。
 昨年末には、多くの関係機関や団体の方々による実行委員会を立ち上げ、先人から受け継いだ貴重な財産を、北海道の誇るべき価値として、次の世代へとしっかりと引き継いでいけるような、道民の皆様の心に残る記念事業ができるよう準備を進めているところであります。

私は、こうした取組の中で、埋もれ、そして忘れかけられている歴史や先人達の足跡を今一度掘り下げることによって、次の時代への私たちの挑戦についての「手がかり」をつかむ契機となるものと考えるところであります。
 是非、そういう視点でも、この事業の成功に向けて、一丸となって取り組んでいきたい。そのように考えております。

さて、私たちは、人口減少の危機突破を最重要課題として、創生総合戦略の重点プロジェクトを中心に地域創生を進めるための取組を加速化しているところでありますが、3年目の今年は、これまで築いてきた仕組みや基盤を活用して、取組の中での新たな課題や壁を乗り越えて、着実に軌道に乗せていきたいと考えるところであります。
 こうした観点からも、職員の皆さんには、仕事を進めていく上で、次の3つの点を意識していただきたいと思います。

1つ目は、今一度、日々の仕事を足下から見直すことを心がけていただきたいという点であります。
 今自分が担当している仕事について、皆さんご自身の気づきはないでしょうか。それは、次の時代への変化につながっているかもしれません。
 その気づきを大切に、「一度決めたから変えない」のではなく、「手法や進め方がこれで良いのか、より良いものとすることができないか」などを考えながら、仕事に当たっていただきたいと思います。

2つ目は、「連携」の大切さを再認識し、更なる連携と協働の姿勢で仕事に取り組むことであります。
 例えば、昨年の夏の大雨災害や年末の鳥インフルエンザにおいては、道の部局はもとより、国、市町村、関係機関、ボランティアの方々など、多くの道民の皆様方との連携、協力なくしては、決して乗り越えられなかったものと考えるところであります。
 皆さんには、日頃仕事を進めるにあたって、こうした様々な方々と連携していくことの重要さを改めて心に刻んで、複雑さを増す行政課題の解決に取り組んでいただきたいと思う次第であります。

3つ目は、「アウトプット」を意識するということであります。
 私たちの仕事は、道民の皆様のため、地域のためのものであります。
 様々な取組や事業を進める中で、どんな小さなことであっても、具体の成果を得ることを大切にしていただきたいと考えます。
 そして、それらを一つひとつ積み重ねていくことで、大きな目標が達成されるのだということを思い描いて、仕事を進めていただきたいと思います。

私自身、ただ今申し上げた3つの視点から、推進力とスピード感をもって、皆様方と手を携えて、様々な課題に真っ正面から立ち向かい、各般の施策を展開してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。

さて、高病原性鳥インフルエンザについては、年末年始も警戒を続けてきたところでありますが、全国の野鳥や家きん農家で感染が確認されていることから、予防対策に引き続き万全を期していかなければなりません。
 併せて、大雨災害の対応や今回の防疫対策について検証をしっかり進め、
引き続き、危機管理体制の強化に取り組んでまいりたいと考えます。

また、安全・安心こそが、暮らしの基本であることは申すまでもなく、喫緊の課題であるJR北海道の事業範囲の見直しについては、地域創生を進める上でも重要な課題であり、ワーキングチームでの検討を加速するなど、地域の皆様方と連携しながら、道としての役割をしっかりと果たしてまいりたいと考える次第であります。

来月2月には、アジア冬季競技大会が、道内札幌市と帯広市を舞台に開催されます。本大会は、アジア各国・各地域からトップアスリートを迎えるスポーツの祭典であり、今後の冬季オリンピック・パラリンピック開催へもつながるものと期待をするものであります。

地域創生をはじめ、あらゆる分野での取組の基本は、人づくりであります。
  農林水産業、ものづくり、観光、福祉、医療、文化、スポーツ等々、北海道の全ての分野の基礎となる人材の育成に、より一層力を注いでまいりたいと考えます。

また、女性の感性や発想、高齢者の知識と経験をはじめ、道民の方々が持っている力や個性を最大限に活かし、様々な分野で活躍できるような環境づくりも進めていきたいと考えているところであります。

今年1年、「その先の、道へ。~Expanding Horizons~」、時間軸、空間軸で限りない可能性が広がるという、この意味のとおり、北海道が世界へ、未来へ、輝きを放っていくことを目指して、日々の仕事に取り組んでまいりましょう。

皆さんお一人おひとりのコミュニケーション力、行動力、そして組織力に期待し、私からの仕事始めのご挨拶とさせていただきます。