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最終更新日:2014年1月08日(水)

平成26年 知事年頭所感

                                          北海道知事 高橋 はるみ

 新年明けましておめでとうございます。皆様には、平素から道政各般にわたり深いご理解と温かいご支援を賜り、心から感謝申し上げます。
 昨年を振り返りますと、我が国では、震災からの復興はもとより、急速に変化する国際社会への対応や持続的な経済成長の実現などが求められる中、経済の再生に向けて様々な政策が打ち出され、景気が穏やかな回復を見せるとともに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定されるなど、明るい話題があった一方で、局地的な豪雨や大型台風などが日本各地で猛威をふるい、また、消費者の信頼を損なう食品の不適切表示などが問題となった一年でもありました。
 本道においても、暴風雪によってかけがえのない人命が奪われるなど、自然災害が道民の皆様の安全・安心を揺るがすとともに、暮らしや地域経済を支えているJR北海道の運行管理に重大な課題が明らかとなりました。
 こうした中、道内では北海道独自の食品機能性表示制度がスタートし、北海道米に続く道産小麦などの食のブランド化に向けた取組が拡大するとともに、アジアを中心に海外から多くの観光客が本道を訪れ、また、災害リスクの低い本道に道外からの本社機能・生産拠点などの移転が進んでいるほか、バイオマスなどによるエネルギーの地産地消に向けた取組が広がりを見せ、さらには、アイヌ文化の振興に向けた「民族共生の象徴となる空間」が具体化するなど、道民の皆様とともに描き、共有してきた夢の実現に向けて、確かな手応えが得られた一年であったと感じています。
 私は、先人から受け継いできた、豊かな食、美しい自然、世界に誇る環境・文化といった「北海道価値」を一層発揮させ、本道の未来への展望を切り拓いていくことを目指して取り組んでいます。
 このため、本年においては、食や観光をはじめとする産業群の創造など「経済の活性化」、本道の自然環境を活かす「環境先進地づくり」、人口減少・高齢化を見据えた「安心社会づくり」に向けて、地域の皆様と手を携え、地域にこだわった道政を展開していくとともに、自らの夢に向かって果敢に挑戦する未来を担う人づくりを積極的に進めます。
 また、本道の基幹産業である農林水産業を発展させ、次世代に継承していくことができるよう、TPP問題への対応にもしっかりと取り組みます。
 北海道新幹線の開業まで二年余りとなり、本道にとって新時代の幕開けがいよいよ近づいてきました。私としては、本年が北海道の新たな発展にとって重要な一年になると確信しており、経済が活気を取り戻し、誰もが安心していきいきと暮らすことのできる北海道を目指し全力を尽くす決意です。皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 新しい年が、皆様にとりまして、輝かしい未来に向けて歩みを進める年となりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。