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最終更新日:2014年12月26日(金)

 平成26年 職員に向けた仕事納めのあいさつ
                             

 

 

 平成26年12月26日(金)
                                                          知事会議室

 

 

 それでは、年末の御用納めの日に当たりまして、私から一言、皆様方にお話をいたします。職員の皆さん、今年1年、本当にお疲れ様でございました。平成26年、無事に仕事が終わって今日が御用納めの日でございます。
 私にとりまして、3期目の仕上げの年である今年、日々、道政運営に全力で取り組むことができましたのは、職員の皆さんのおかげであり、心から感謝を申し上げる次第でございます。
 さて、この1年を振り返ってみますと、全国的には局地的大雨や火山噴火、また地震などによりまして、甚大な被害がもたらされ、道内に目を転じても、大雨、あるいは先週、ほんのつい最近の暴風雪がありまして、経済・暮らしに大きな影響を与え、尊い命が失われたことは、大変残念であり、痛ましく思う次第であります。
 私自身、8月には礼文町にまいりまして、現地において、お亡くなりになられた方々に対して、ご冥福をお祈りをし、現場も拝見させていただいたところでありますが、ハード・ソフト両面での国土強靱化の取組を進め、安全・安心の一層の確保に努めていかなければならない、こういった思いを強く持ったところでございます。
 また、道の顧問をお願いをしております増田寛也さんが座長を務めておられる日本創成会議の提言というものがきっかけとなりまして、人口減少問題の重要性が、多くの方々に認識をされ、政府においては、人口減少の克服と地域の活性化に向けて、「まち・ひと・しごと」創生の取組を始動させたところであります。
 道におきましても、人口減少問題への対応は、待ったなしの課題であることから、年度当初から庁内検討に着手をし、10月には私自身をトップといたします対策本部を立ち上げるなど、体制の整備を図りながら、現在、道民の皆様方と共有する取組指針の取りまとめに向け、鋭意検討を進めているところであります。
 経済の面では、道内においては、消費税率の引上げに加えて電気料金の再値上げが企業経営や暮らしに影響を及ぼしておりますことから、食や観光の更なる需要の掘り起こしや企業・団体への相談対応、また高齢者の方々の世帯の冬期間の支援拡充など、様々な対策に取り組んでいるところであります。
 さらに、北海道新幹線につきましては、11月にレール締結式が木古内町で行われまして、九州から本道まで約2,150キロメートルがレールでつながり、今月からは試験走行もスタートいたしたところであります。
 道としても、経済界や沿線自治体の方々と一体となり、500日前記念イベントの開催を行うなど、間近に迫った北海道新幹線の開業に向けて、着々と準備を進めているところであります。
 こうした中、今年は「自立型経済の実現」、「環境先進地づくり」、そして「安全・安心社会の実現」の3つの分野に軸足を置いて、職員の皆さんとともに、全力を傾けて取り組んでまいったところであります。
 1つ目の「自立型経済の実現」につきましては、道独自の食品機能性表示制度・ヘルシーDoの普及拡大や、苫小牧市での植物工場の稼働など、食産業立国に向けた様々な取組を推進をしたところであります。
 観光の面では、アジアを中心に外国人来道者が昨年を上回る勢いで大幅に増加する中、ワインとチーズなど食を体験する新たな観光の取組や道内各地の魅力を世界に発信するクールHOKKAIDOの運動など、展開をしてきたところであります。
 私も、自分自身、北海道の売り込み役としまして、4月と10月には中国、6月にはロシア、8月にはシンガポールを訪問させていただき、今後の交流促進やビジネスチャンスの拡大に努めてまいったところであります。
 2つ目の「環境先進地づくり」の取組につきましては、京極町の揚水発電所の稼働や、紋別市や和寒町、士幌町でのバイオマス資源の活用など、再生可能エネルギーの導入の動きが広がり、またエゾシカ対策に関しては、条例を制定をし、その積極的な捕獲と利活用に取り組んでまいったところであります。
 3つ目の「安全・安心社会の実現」の取組では、HAC・北海道エアシステムのJAL再グループ化や第三セクター鉄道準備会社の設立など、交通ネットワークの充実に取り組んだところであり、いじめ防止や学力・体力の向上、さらにはアスリートの発掘や育成など、将来を担う人づくりも進めてきたところであります。
 一方、地域に目を向けますと、北広島市や千歳市などでは、災害リスクや豊かな食といった本道の優位性に着目した道外からの企業や工場の進出が見られたところであり、また、函館市では、水産や海洋に関する研究拠点が整備され、関連産業への波及効果が期待されるところであります。さらには、北見市の「山の水族館」、また根室市のフットパスには、道内外から多くの観光客が訪れていただき、むかわ町では、まち全体を使って宝探しをするユニークな取組が人気となるなど、北海道を元気にする、明るい動きが地域に広がっていることを、私自身も訪問させていただき、いろいろな方々からお話をいただいて、実感をさせていただいた年でもありました。
 職員の皆さんにおかれては、こうした未来の北海道づくりに向けて、この1年間、懸命に職務に取り組んでこられたことに対し、改めて感謝を申し上げる次第でございます。
 道内の各地域において、防災対策をはじめ、道税の徴収、民間企業のサポート、生活保護の相談業務、道路や河川の管理など、本当に多様な、様々な分野で、それぞれの業務に取り組まれ、さらに、東北3県に派遣されている職員の皆さんは、被災地の復旧・復興に力を尽くしていただき、心から感謝を申し上げる次第でございます。
 1月に道が開催した食クラスター・フード塾に参加された方々からは、「フード塾に参加してネットワークが広がり、やる気が一層高まった」というお話をいただきました。
 また、ハンセン病の療養所から、本道に里帰りをされた皆様方からは、担当の職員の方々の対応に、感謝の言葉をいただきました。
 職員の皆さんの一つひとつの頑張りが、たくさんの方々に理解していただいていることを、私自身、実感をさせていただき、大変誇らしく、何よりもうれしく感じた次第であります。
 また先日、困難な課題に積極的に挑戦している職員の皆さんとお話をさせていただく機会もございました。
後志で、廃屋や空き家対策に取り組んだ建設指導課の担当者の方からは、「所管が決まっていない課題で難しさもあったが、関係者が一丸となって取り組む体制ができて良かった」との達成感ある言葉を聞かせていただきました。
 また、釧路では、認知症の方の徘徊防止に向けた情報提供ネットワーク構築に取り組まれた保健行政室の職員の方々にお話を伺いをしました。「家族会の皆さんの熱い思いに応えようとして始まった取組だったということ、今後もその思いに応えていきたい」。こうした決意の言葉を伺ったところであります。
 そして、留萌振興局の庁舎を「よりみちの駅」として地域の方々に集まっていただくための取組では、「大変なこともあるが、地域の方々から『振興局 頑張っているね』と声をかけていただくことが何よりも励みになる」といった、仕事のやりがいについての思いを聞かせてもらいました。
 様々な困難な問題にぶつかりながらも、工夫を凝らしてそれぞれの業務に取り組んでいる、とのお話を伺ったところでありますが、職員の皆さんにおかれては、その頑張っている姿を、道民の皆様が見ておられるということを決して忘れずに、これからも「道民の皆様のために何ができるのか」ということを基本に、取り組んでいただくよう、心からお願いを申し上げたいと思います。
 とはいえ、力一杯仕事をするためには健康が何より大切であります。
 今年もあと数日で終わりとなりますが、先ほど、小一時間かけて、全庁舎、それぞれの部の中で1課程度ずつ、私、職場の皆様方に直接ご挨拶するために、回らせてもいただきましたけども、この年末年始のお休みにおいても、交通事故には十分に気をつけて、来年に向けての英気を、十分養っていただきたいと思います。
 他方で、このお休み返上で頑張られる職員の方々もおられます。ぜひそういった皆さん、年末年始に関係なく、業務に従事される皆さんには、本当にお疲れ様、ご苦労様と申し上げたいと思います。上手に、その後、分担をして休養を取っていただき、リフレッシュしていただければと思う次第です。
 職員の皆さん、お一人お一人にとって、来年が良い年になりますように、心から祈念をして、私のお話を終わらせていただきます。
 本当にこの1年、皆様お疲れ様でございました。ご苦労様でした。ありがとうございました。