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最終更新日:2013年12月27日(金)

平成25年 職員に向けた仕事納めのあいさつ

平成25年12月27日(金)

知事会議室

 

 それでは、25年の仕事納めにあたりまして、私から一言皆様方にお話をさせていただきます。職員の皆さん方、1年間、お仕事誠にお疲れ様でございました。大変お世話になった1年を振り返り、心から感謝を申し上げます。
 振り返ってみますと、今年も本当にいろいろなことがあったなと、このように思っております。昨年の末、ぎりぎりのところで政権交代がありました。その後、経済の再生を最重点に、産業競争力の強化に向けて、切れ目のない経済対策が講じられたところであり、全国的には企業収益が改善をし、また、個人消費が持ち直しているなど景気は緩やかに回復してきているところであります。
 そういったことを受けて、本道におきましても、特に国内外からの観光客の増加、あるいは公共事業の大幅な増加があったことに加えまして、道内企業の景況感が、かつての好景気の水準に、22年ぶりということのようでありますが、改善するなど、景気は道内においても緩やかに回復しているとの評価があるところであります。
 こうした中、9月には、東京オリンピック・パラリンピックを2020年に開催することが決定をし、道内においてはその一環として、サッカーの予選が行われることになり、多くの皆さんに、笑顔をもたらしたところであります。
 さらに、本道で行われました「アイヌ政策推進会議」の場におきまして、菅官房長官からは、オリンピック開催までにアイヌ文化に関する象徴空間を整備することが示され、アイヌ政策が大きく進展をしたところであります。
 オリンピック本番となる2020年までには、あと7年もあると思われがちでありますが、「まだまだ先の話」とは考えずに、北海道の様々な魅力を全世界にPRするチャンスと捉えて、できる限り早く、食や観光・文化などの磨き上げとその情報発信に努めるスタートをしていかなければならない、このように考えているところであります。
 また、道内各地におきましては、減農薬栽培に適した食味の良いお米「きたくりん」の販売開始と北斗市内での学校給食としての利用や、留萌市における道産小麦を使用したパスタである「ルルロッソ」の商品化など農産物のブランド化への取組のほか、タイのほうからは多くの方々が来られたわけでありますが、そのタイの方々から高い人気を得ている枝幸町の歌登のユニークな体験観光、さらには、小清水町の廃校をお菓子工場に活用した道外企業の進出などなど、北海道を元気づける様々な動きも見られたところであります。
 スポーツの面でも、スキージャンプ女子の高梨沙羅選手の史上最年少でのワールドカップ総合優勝や三浦雄一郎さんの80歳という史上最高齢でのエベレスト登頂といった世界に誇る活躍があり、子どもたちから大人まで、多くの道民の皆様方が、それぞれの夢に向かっていく勇気と自信をもらったのではないかと思う次第であります。
 道政に目を転じますと、私は3期目の折り返しとなるこの年におきまして、3つの柱を立てさせていただいたところであります。
 一つ目は、経済の「活性化・自立化」の推進、二つ目は、「環境先進地」北海道づくり、そして、三つ目は、「安全・安心」実感社会の構築でありまして、未来の北海道への足取りを確かなものとするために、職員の皆さんとともに、全力を傾けてきたつもりであります。
 一つ目の柱でございます経済の「活性化・自立化」に向けましては、全国初となります道独自の食品機能性表示制度、「ヘルシーDo」と名付けましたが、この「ヘルシーDo」制度の創設など、食産業立国の推進に取り組んでまいりますとともに、アジアなど海外との観光やビジネス面での交流の拡大も図ってまいりましたし、また、あと2年余りとなった北海道新幹線の開業に向けた取組の加速も進めてまいったところであります。
 次に、二つ目の柱でございます「環境先進地・北海道づくり」につきましては、バイオマスをはじめとする再生可能エネルギーの導入の拡大を図ってまいりましたほか、エゾシカの捕獲対策とその有効活用の推進にも取り組んでまいりました。
 さらに三つ目の柱である「安全・安心実感社会の構築」につきましては、過疎化や高齢化が進む集落の総合対策を推進いたしてまいりましたほか、ドクターヘリをはじめとする救急医療体制の充実などにも力を注いでまいったところであります。
 本道の未来につながるこれらの取組を前進させることができましたのは、「本道の経済を立て直し、暮らしを守り、未来を切り拓く」という私自身の思いを、職員の皆さん方が真摯に受け止めていただき、職務に取り組んでいただいたことにより、道民の皆様方のご理解とご協力を得ることができたおかげであると思う次第であります。
 他方、JR北海道において、鉄道事業者として、決してあってはならない重大な問題が明らかになったことや、消費者の信頼を揺るがす食品の不適切表示が次々と発生したことにつきましては、道民の皆様方の安全・安心を守るために、今後とも、しっかりとした対応が必要であると考える次第であります。
 そして、忘れてはならないのは、自然の猛威と被害者の方々のことであります。
 昨年に引き続き、暴風雪が各地に大きな被害を与え、今年の3月には、道東地域などにおいて、9名もの尊い命が奪われるという大変に痛ましい事態が発生いたしました。
 改めて心からご冥福をお祈りを申し上げるとともに、このようなことが二度と起きないよう努めていかなければならないと思いを新たにいたしたところでございます。
 今年は、更に、春先の低温による農作業の遅れや、夏・秋の風雨による被害などが続いた年でもありました。そうした中、10月の台風26号が本道を襲った翌日、停電や道路の通行止めなどの被害が出た南富良野町に入り、対応状況などをお聞きいたしました際に、町長さんから、上川総合振興局富良野出張所の職員が、夜を徹して、町民の皆様のライフラインである道道の通行確保に取り組んだことに感謝の言葉をいただいたところであります。
 一人ひとりの職員の皆さんが、こうした日々の努力を積み重ねることが、私たち道庁に対する信頼の礎となるものと思う次第であります。
 その意味でも、災害の対応などに昼夜・休日を問わず頑張っていただいた職員の皆さん、そしてこういった皆さんに加えて、金融・労働の相談や生活保護の対応、道税の徴収、農林水産業の普及や指導活動などそれぞれの部門や各地域において、今年1年、本当に頑張っていただいた職員の皆さん方に、心からの感謝とねぎらいの言葉を申し上げたいと思います。
 また、一方では、日常業務の中で適切な管理が行き届かなかった事案も、残念ながらあるところであり、こうしたことを真摯に反省をし、今後に活かしていかなければならないと思う次第であります。
 行政課題が複雑・多様化する中、私たちにとって、今までと同じ仕事の進め方では、道民の皆様の期待に十分に応えることが難しいケースもあるところであり、職員の皆さんも、戸惑い、また悩むことも多々あることと思います。
 しかしながら、道政は、これまでも、そしてこれからも職員の皆さん一人ひとりの力によって支えられていくことに変わりはありません。引き続き、それぞれの部署で、創意と工夫を凝らして、頑張っていただきたいと思います。
 年末年始のお休みでは、くれぐれも、交通事故に注意をしていただいて、ご自身とご家族の皆さんのご健康に留意をされ、来年への英気を養っていただきたいと思います。
 もとより職員の皆さん方の中には、年末年始のお休みを返上して仕事をしていただく方々も、多数おられるところであります。改めて感謝を申し上げ、そしてそういった方々も、健康には留意していただくことを申し上げ、私からの仕事納めの、ごあいさつとさせていただきます。
 新年には、また元気な姿で皆さん方と再会をしたいと思います。どうか皆さん、よいお年をお迎えください。

 

 

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