スマートデバイス表示はこちら

ホーム > 総合政策部 > 秘書課 >  22年知事年頭所感


最終更新日:2011年4月15日(金)

平成22年 知事年頭所感

                                      北海道知事 高橋 はるみ

 新年明けましておめでとうございます。道民の皆様とともに新しい年を迎えることができましたことを、大変うれしく思っております。
 私が再び道政を担わせていただいてから、三度目の新春を迎えました。皆様には、平素から道政各般にわたり、深いご理解と温かいご支援を賜り、心から感謝を申し上げます。
 さて、昨年を振り返りますと、国政では、八月の総選挙により政権が交代し、本道選出の鳩山総理の誕生、新内閣の発足という、大きな出来事がありました。
 本道では、一昨年の北海道洞爺湖サミットに続いて「太平洋・島サミット」が開催されたほか、「ねんりんピック北海道・札幌2009」では、全国のシニアの方々がスポーツや文化に技を競われ、地域と世代を越えた交流の輪が広がりました。道民の皆様にご協力をいただき、多くの方々を温かくお迎えできたことに、改めて感謝を申し上げます。
 道政においては、世界同時不況の影響などによる厳しい経済情勢への対応が大きな課題になったほか、新型インフルエンザの流行や冷湿害等による農業被害の発生といった課題にも直面した一年でした。景気や雇用の回復に向けて、切れ目のない対策を講じるとともに、次々と生じた課題に、関係者の方々とともに懸命に対処するなど、道民の皆様の暮らしを守るため、全力を傾けてまいりました。
 景気後退の影響を受けた一年ではありましたが、一方で、全国で開催された北海道物産展の盛況や、道東地域を舞台にした中国映画の大ヒットと中国人観光客の増加など、食や観光をはじめ、北海道ブランドの国内外への着実な浸透がみられました。また、農商工連携や新エネルギーの導入の取組が各地に広がるなど、未来への展望を開く、力強い動きも数多くありました。
 今、我が国は歴史的な転換期を迎えています。国政においては、政治主導や地域主権国家への転換を目指した大きな変化が生じ、また、国、地方を通じて持続可能な財政構造の確立は、待ったなしの状況になっています。一方、世界に目を向けると、中国やASEAN諸国など、経済成長を続けるアジア地域との結びつきの一層の強化や、地球規模での課題である低炭素型社会への転換が求められています。
 こうした転換期は、新しい飛躍へのチャンスであり、今こそ、変化の風をとらえ、大胆な発想と果敢な行動で、北海道のもつ可能性を大きく開花させていくべき時であると思います。 
 そのためには、これまでの取組の成果を礎として、道民の皆様と手を携えながら、高い食料供給力や優れた自然環境などの「北海道価値」を一層高め、広げるとともに、地域の創意と主体性が存分に発揮され、地域が輝く地域主権型社会の実現に向け、大きく前へ踏み出していくことが必要です。
 さらに、少子高齢化や過疎化など、全国の地域が抱える共通課題の克服に向けて、北海道が先駆的な取組を進めることで、地域再生のモデルとしての役割を果たしていくことができると考えています。
 私としては、この一年を、本道の景気回復を本物にし、誰もが安心して生き生きと暮らせる社会づくりを進め、創造と挑戦の精神で北海道を新たな発展の軌道へ乗せる確かな歩みの年にするため、全力を尽くしてまいります。
 新しい年が、皆様にとりまして、希望あふれる年になりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。