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最終更新日:2009年1月05日(月)

平成21年 知事年頭所感

                                               北海道知事 高橋 はるみ

 新年明けましておめでとうございます。皆様とともに新しい年を迎えることができましたことを、大変嬉しく思います。
 皆様には、平素から道政各般にわたり、深いご理解と温かいご支援を賜り、心から感謝を申し上げます。
 さて、昨年を顧みますと、何よりもまず「北海道洞爺湖サミット」が開催され、この北海道が世界の注目を浴びる晴れの舞台となった歴史的な年でありました。
 各国の首脳をはじめ多くの方々を、北海道ならではの「おもてなしの心」で歓迎し、サミットの成功を支えることができましたことは、大きな誇りと喜びであり、道民の皆様のご理解とご協力に、改めて感謝を申し上げます。
 また、アイヌの方々の社会的・経済的な地位の向上につながる「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が国会で行われたほか、北京で開催されたオリンピックやパラリンピックでは、本道ゆかりの選手が大活躍し、私たち道民に大きな希望や感動をもたらしてくれた年でもありました。
  道政においては、新しい総合計画「ほっかいどう未来創造プラン」がスタートしたほか、サミットを契機とした「北海道環境宣言」の発信など、新たな北海道づくりをめざす動きが始まりました。
 しかしその一方では、原油・原材料等の価格高騰や、米国の証券会社の破綻を契機とした金融不安の広がりといった世界経済の激動が、本道の経済活動や道民の暮らしに大きな影響を及ぼし、本道の経済情勢は大変厳しいものとなっております。道としても、基幹産業である一次産業や中小企業への支援をはじめ、道民生活の安心確保に向けた緊急総合対策を早急に講じるなど、経済や暮らしを守る取組に全力を傾けてまいりました。
 北海道は、今、まさに大きな変革期を迎えています。我が国が人口減少社会に突入し、本道の人口も五百六十万人の大台を下回り、少子高齢化は全国を上回る速さで進んでいます。こうした状況のもと、地域の活力を高め、持続可能な地域経済を確立することに加え、国や地方においては徹底した行財政改革が求められ、地方分権改革の推進が急がれています。
 新春を迎え、私としては、時代の潮流を見据え、現在の厳しい経済・社会状況に、スピード感を持ってしっかりと対応するとともに、将来に向け、力強い経済・産業構造を築き上げ、道民の皆様の暮らしを守り、恵まれた環境を未来へ引き継いでいくため、全力を尽くしていかなければならないと、決意を新たにしているところであります。
 幸い、本道には、サミットの開催を通じて世界から高い評価をいただいた豊かな自然環境や、「食」・「観光」をはじめ、多彩な文化など世界に誇るべき魅力と可能性が各地に広がっています。
 こうした本道の素晴らしさや価値を、さらに高め、国内外へと積極的に発信していくことによって、北海道の元気につなげていくことが重要です。
 私としては、この一年を、オール北海道の英知と力を結集し、未来への扉を開く力強い一歩を踏み出す、明るい希望の年にしたいと考えております。
 皆様の一層のお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 新しい年が、皆様にとりまして幸多き年となりますよう心からお祈りを申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。