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最終更新日:2006年2月21日(火)


平成17年知事年頭所感


 


  平成17年 知事年頭所感  


北海道知事 高橋 はるみ

 
 新年明けましておめでとうございます。皆様とともに新しい年を迎えられましたことを、大変嬉しく思います。

 おかげさまで、私も道政を担当してから二回目の新春を迎えました。皆様には、平素から道政各般にわたり、深いご理解と温かいご支援を賜り心から感謝を申し上げます。

 昨年を顧みますと、日本全体が未曾有の自然災害に翻弄された一年でありました。新潟県中越地震をはじめ、相次ぐ大型台風の上陸、記録的な集中豪雨といった自然災害が次々と日本列島を襲い、道内においても台風十八号による強風や道東沖、留萌地方で発生した地震が各地に大きなつめ跡を残しました。

 また、昨年末には、道の幹部職員が収賄容疑で逮捕されるという不祥事が発生し、道民の皆様の信頼を著しく損ないましたことは、道政を預かる知事として誠に申し訳なく思っております。この度の事態を厳しく受け止め、私自身を含め道職員一人ひとりが深く自戒し、道民の皆様の信頼回復に向け、あらゆる努力を重ねてまいる所存です。

 一方、昨年は、アテネオリンピックでの日本人選手の活躍や清子内親王殿下のご婚約内定といった国民にとって誠に喜ばしい出来事、また道内においても北海道勢として初めて甲子園を制覇した駒大苫小牧高校や日本一の集客数を達成した旭山動物園の躍進など北海道の元気と地域の活力を呼び起こす明るい話題もありました。さらには、全国的に景気が堅調に回復している中で、本道の景気にもようやく薄明るさが見え始めてきました。この流れが本格的な景気回復につながるよう、私どももさらに努力してまいりたいと考えています。

 さて、いま北海道はかつてない歴史の大きな転換期を迎え、様々なシステムが大きく移り変わろうとしています。しかし、私は、これまでにない変革の時代だからこそ、道民一人ひとりがチャレンジ精神と果敢な行動力を発揮することによって新しい時代を切り拓くことができる絶好の機会だと思っています。

 北海道が未来に向けて大きく飛躍するためには、グローバル化時代にふさわしい世界に開かれた北海道づくりを進めるとともに、地域全体の産業力を一層高めながら民間主導の自立型経済への転換を図り、自立性の高い活力あふれる新生北海道を築き上げることが重要です。

 そのためにも、北海道の未来を見据えながら、食や観光をはじめとする地域産業力の向上や新産業・新事業の創出、北海道ブランドの強化など「経済の再生」に向けた取り組みを一層強めるとともに、食の安全・安心確保や住み良い生活環境の形成、子どもが健やかに成長できる環境づくりといった「安全・安心の暮らしづくり」、さらには地域の主体性が発揮できる北海道らしい「地域主権の確立」に向けた取組を一層力強く進めてまいりたいと考えております。

 また、現在、景気の低迷や地方行財政改革に伴う地方交付税の大幅削減等により、道の財政は極めて深刻な状況を迎えていますが、なお一層の道政改革を推し進め、職員一丸となってこの難局を乗り越えていく決意であります。道民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 今年は、私に与えられた任期四年の折り返しの年です。残された任期、道民の皆様と力を合わせ、夢のある新生北海道づくりに全力を尽くしてまいります。

 新しい年が皆様にとりまして希望に満ちた幸多き年となりますよう、心からお祈り申し上げます。