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最終更新日:2011年4月26日(火)


平成16年知事年頭所感


 

平成16年 知事年頭所感
北海道知事 高橋 はるみ 
北海道知事
 道民の皆さん、新年あけましておめでとうございます。

 平成16年の新春を皆さんとともに迎えることができましたことを心よりお慶び申し上げます。

 私にとりましては、知事としての初めての新年であり、いま輝かしい初日の出を仰ぎながら、私に課せられた責任の重さに、改めて身の引き締まる思いを感じております。

 私は昨年、道民の皆さんからの暖かいご支援とご声援を賜り知事に就任して以来、希望に満ちた新生北海道を創造するために何が大事かということを常に考えながら、私の持てる全ての力を注いでまいりました。

 この間を振り返ると、本当に激動の年であったと実感しています。過去最悪の失業率に始まり、世界を震撼させたSARSや厳しい財政問題、地方行財政改革の進展、あるいは、台風十号や十勝沖地震といった北海道に深刻なつめ跡を残した災害など、本当に様々な難問・難題に遭遇し、一心不乱に突き進んできたように思います。

 一方で、天皇皇后両陛下の暖かい御心に接することができた行幸啓や知床の世界遺産推薦、また可能性を秘めた北大北キャンパスの特区認定といった明るい話題もありました。

 本当に忙しい毎日ではありましたが、その一つ一つに懸命に取り組んでまいりました。この場をお借りして、様々な形でお力添えを下さった道民の皆さん一人ひとりに、心から感謝を申し上げたいと思います。

 さて、いま我が国は、時代の大きな潮流の中で、一層不透明感が増す「混迷の時代」を迎えており、私たちのふるさと北海道を取り巻く環境も、大変厳しい状況に置かれています。また、今後、国の構造改革が本格化していく中で、将来の北海道や次代を担う子供達のためにも、進めていかなければならない課題も多岐にわたってきております。

 こうした中で、新しい時代に向け、北海道が大きく飛躍していくためには、民間主導の強い経済体質への転換を図り、「地域自立」の視点から、地域主権時代にふさわしい新しい枠組みを構築していくことがたいへん重要であると考えます。

 そのためには、まず何よりも、北海道の未来像を見据えながら、本道経済再建の取り組みを一層加速していかなければなりません。芽生えつつある息吹を大切に育てつつ、既存産業の活性化と新産業の創出に力を注ぎ、北海道の限りない潜在力と可能性を発揮させながら、北海道経済の再生に向けて、全力を挙げて取り組んでまいります。

 そして、同時に、緊急課題である危機的な道財政の立て直しを早急に図り、持続可能な財政構造を構築してまいりたいと考えています。

 時代の大きな転換期を迎えている今、私たちは、新生北海道への力強い一歩を、着実に踏み出していることを強く感じています。その一歩が希望に満ちた未来へと繋がるよう、この北の大地の発展の礎を築いてくださった先人たちの勇気と気概をしっかりと受け継ぎながら、道民の皆さんとの力強い連携と協働のもと、直面する諸課題に果敢に挑戦していきたいと思います。今後とも、格段のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 結びに、皆さまの本年のご健勝・ご多幸をお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。