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最終更新日:2014年11月17日(月)

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視覚障がい者向け広報「ほっかいどう」9月号


【もくじ】

1 特集:私たちの暮らしとエゾシカ

2 道からのお知らせ 赤れんが

3 総合振興局・振興局ニュース

4 道議会だより

5 ひとつになろう!世界と北海道

【もくじここまで】


【本文】


1 特集:私たちの暮らしとエゾシカ

エゾシカ対策の条例ができました。北海道に住む私たちの問題として一緒に取り組んでいきましょう。
急増したエゾシカが、道内で深刻な影響をもたらしています。ことし4月に施行された「北海道エゾシカ対策推進条例」は、私たちの暮らしに密接な社会問題を解決するための第一歩です。

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●エゾシカの急増は、道内共通の社会問題です。

エゾシカは、明治の初めに乱獲や大雪などの影響で、一時は絶滅寸前になりました。しかし、その後の保護政策などにより、ここ30年ほどでその数は急増。平成25年度の推定生息数は、道内全体で約56万頭となっています。
増えすぎたエゾシカにより、畑が荒らされるなどの深刻な農林業被害が発生するとともに、樹皮や希少植物を食べてしまうなど、自然環境にも悪影響を与えています。
また、自動車や列車との衝突事故も多発しており、私たちの暮らしにさまざまな影響をもたらしています。
全道に広がるこうした問題を解決するには、増えすぎたエゾシカを捕獲して、数を適正な水準で維持・管理していくことが必要です。さらに、捕獲するだけでなく、エゾシカを固有の資源として有効活用していくことも大切です。そのため道では、「北海道エゾシカ対策推進条例」を制定しました。
私たちとエゾシカが共存・共生できる社会の実現を考えることは、北海道の自然環境を守ることにつながるのです。

●エゾシカ対策推進条例をもとに、総合的な取り組みを進めます。

人とエゾシカとの適切な関係を築き、地域社会の健全な発展に役立てようと、道は「北海道エゾシカ対策推進条例」を平成26年4月に施行しました。
この条例では、エゾシカ対策を総合的かつ計画的に進めていくために、エゾシカの生息状況や被害状況を把握して適正な個体数を維持・管理していくこと、ハンターなど捕獲の担い手となる人材を育成・確保していくこと、食や観光をはじめとするさまざまな分野でエゾシカを有効活用することなど、主な施策として10項目を定めています。
特定の野生動物を対象に総合的な対策を定めた全国初となるこの条例は、エゾシカと関わりの深い北海道の地域事情から生まれたものです。道民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
この条例に基づき、平成26年10月1日からは、ワシ類の鉛中毒を防ぐため、エゾシカを捕獲する目的での鉛弾の所持が禁止されます。

知ってる? エゾシカ基礎講座

エゾシカは、すぐ増える
メスが出産できるのは2歳から。繁殖力が高く、4年で2倍になるとも言われています。

夏と冬で、色が変化
夏と冬に体の毛が生え変わり、夏毛は赤茶色に白い斑点の鹿の子模様。冬毛は灰褐色で斑点はありません。

角は毎年生え変わる
角は春になると根元から抜け落ち、その後に新しい角が生えてきます。

高級食材のエゾシカ肉
主にヨーロッパでは、狩猟で捕獲されたシカなど野生動物の肉は、「ジビエ」と呼ばれ、高級食材として珍重されています。

●適正な個体数の維持・管理と、北海道の貴重な資源としての有効活用を進めています。

エゾシカ対策を総合的・計画的に進めていくためには、捕獲と有効活用の両方の視点が大切です。
最近の取り組みや関係者の声などを紹介します。

▲特集に関するお問い合わせは、道庁エゾシカ対策課まで(電話)(011)204-5988 

 

適正な個体数の維持・管理と、北海道の貴重な資源としての有効活用を進めています。

エゾシカ対策を総合的・計画的に進めていくためには、捕獲と有効活用の両方の視点が大切です。最近の取り組みや関係者の声などを紹介します。

(1)エゾシカを適正な数で管理

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●捕獲の担い手としてハンターが貢献
増えすぎたエゾシカの個体数を管理するには、計画的な捕獲が重要です。その中心的な担い手として貢献しているのが各地域のハンターの皆さんです。エゾシカの捕獲には、主に狩猟と、市町村等が被害防止のために行う有害鳥獣捕獲があります。こうした捕獲にはハンターの皆さんの協力が不可欠で、その結果、ここ数年の捕獲数は年間13万頭以上に増え、推定生息数も減少傾向にあります。一方、重要な捕獲の担い手であるハンターは高齢化などでその数が年々減り続け、現在は全道に約8千人。今後、エゾシカの生息数を適正に管理していくためには、こうした担い手の確保が課題となっています。

●エゾシカの生息密度を推定するための新たな手法の開発
全道のエゾシカの推定生息数は、夜間に車からライトを照らしてエゾシカの数をカウントする「ライトセンサス法」などから算出しています。一方、より狭い範囲の生息密度を推定するための新たな手法の開発が、北海道立総合研究機構 環境科学研究センターで行われています。「ライトセンサス法」にエゾシカまでの距離と角度の測定などを加えた「ライントランセクト法」や、赤外線センサー付きカメラを使って付近を通るエゾシカを24時間自動的に撮影する「自動撮影法」です。今後、これらの手法を使って森林単位でエゾシカの生息密度が把握できれば、森林管理と連携した個体数の管理を効率的に行うことができると考えられます。

●エゾシカによる被害を最小限に。捕獲と有効活用の両面で活動中。
一般社団法人 北海道猟友会 北見支部 支部長 堀江 篤さん
会社経営のかたわら、狩猟歴44年のハンターとして活動しています。狩猟期間は趣味としての活動ですが、それ以外はボランティアとして、北見市が行う有害鳥獣捕獲に積極的に協力しています。
エゾシカの農林業被害は、北見地域でも深刻です。農家の皆さんから目撃情報を集めて捕獲を進める一方、市と連携してエゾシカの地産地消イベントを毎年行っており、私たちは捕獲と有効活用のどちらも大切だと考えています。
北見地域でもハンターの高齢化は避けられませんが、若手とベテランがグループを組んで狩猟をすることで、事故防止はもちろん、狩猟技術やマナーの継承に役立っていると思います。その意味でも、若手や女性のハンターがもっと増えてほしいですね。

●女性ハンターの活躍
女性ハンターを中心とした活動団体「TWIN」(代表・松浦友紀子さん)が、「撃つこと(shoot)と、食べること(eat)」を2本の柱とし、野生動物に関わるさまざまな活動を行っています。女性が積極的に狩猟に参加することは、狩猟者の確保にとどまらず、近年日本人が忘れてしまった“生活の中での野生動物との関わり”を取り戻す機会にもなると期待されます。
「TWIN」の活動など詳しくはホームページをご覧ください。
「shoot & eat」検索

(2)エゾシカのさまざまな価値を有効活用

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●エゾシカを見て学べる観光施設

エゾシカを食肉だけでなく、観光や教育資源として活用するための動きも広がっており、捕獲したエゾシカを一時的に飼育する道内3カ所の養鹿場が、昨年度に観光施設として整備されました。これらの養鹿場では、フェンス越しにエゾシカを観察することができます。その一つ、釧路市の(有)阿寒グリーンファームでは「エゾシカ学習館」が併設されており、エゾシカの生態がわかる等身大模型や骨格標本などの展示のほか、推定生息数や農林業被害などのデータを紹介しています。さらに、エゾシカを生きたまま捕まえる「囲いワナ」の模型もあり、捕獲から食肉利用までの流れを解説しています。
▲お問い合わせは、(有)阿寒グリーンファームまで(電話)(0154)66-2755

●エゾシカを題材とした環境教育・食育
道は、北海道の未来を担う子どもたちに、エゾシカの増加に伴う農林業被害などの社会問題や捕獲対策、地域資源としての有効活用などについて学んでもらう授業「エゾシカ出前講座」を行っています。エゾシカをテーマとする授業を通じて、人と野生動物との関わりや北海道の未来について、また、命の大切さについて、子どもたちが主体的に考えるきっかけになればと考えています。エゾシカ出前講座に興味のある方は、ぜひエゾシカ対策課までご連絡ください。

●「エゾシカ出前講座」を通じて、自然との関わり方を学びました。
札幌三育小学校 校長 大河原 一義さん
本校は、豊かな自然体験活動を取り入れている私立小学校で、全児童が米やソバ、大豆などを自校の農園で栽培しています。そのように自然との関わりを大切にしている本校にとって、7月に行われたエゾシカ出前講座は、環境教育の視点で多くの学びを子どもたちに与えてくれました。エゾシカの毛皮や角などを触らせてもらい、急増による社会問題などについて知った子どもたちは、「自分たちの身近な問題なんだ」と感じ取ったようです。また、有効活用の話をきっかけに「食べてみたい」と興味を持った児童もいました。北海道の豊かな自然を守るために、自分はどう関わっていけばいいか。エゾシカ出前講座は、そうした視点で物事を考えるためのスタートラインになったと思います。 

(3)おいシカ!エゾシカ!

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●エゾシカ肉は、鉄分豊富なヘルシー食材

エゾシカ肉は、天然の道産食材で、栄養価がとても高いヘルシー食材。高タンパクで低脂肪、さらに鉄分を豊富に含んでいます。こうした魅力から、ジビエ料理として高級料理店のメニューに取り入れられる一方、小学校や自衛隊の給食などにも活用されています。

毎月第4火曜日は「シカの日」

毎月第4火曜日は、4(シ)+火(カ)で「シカの日」です。道では、この日を中心にエゾシカ肉を多くの皆さんに食べてもらおうと、「おいシカ!エゾシカ!」を合言葉にPR活動を進めています。
「シカの日」ホームページでは、エゾシカ肉を扱う飲食店や食肉販売店を「シカの日参加店」として紹介しています。レストランやご家庭で、おいしいエゾシカ料理を味わってみませんか。
※エゾシカ肉は、タタキなど生肉では食べず、必ず中心部まで加熱してください。
「シカの日」 検索

2 道からのお知らせ 赤れんが

(1)がん検診を受けましょう

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クーポンをお持ちの方もぜひ受診を

がんは早期発見・早期治療で克服できる可能性が高くなっています。職場の健康診断のほか、市町村でも肺がん・胃がん・大腸がん・乳がん・子宮がんの検診が受けられます。また、道内の多くの市町村では、特定の年齢の方に、乳がん・子宮頸がん・大腸がんの検診が無料になるクーポンと検診手帳を配付中。ぜひこの機会に受診してください。
▲お問い合わせは、道庁地域保健課まで(電話)(011)204-5117

(2)就職相談は「みらいっぽ」へ

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二つの施設で若者の就職を応援

「みらいっぽ」とは、若年者の就職支援施設「ジョブカフェ北海道」と「札幌わかものハローワーク」の総称です。
どちらかに登録するだけで両施設が利用でき、就職相談や各種セミナー、職業紹介(札幌わかものハローワークのみ)などが無料で受けられます。お気軽にご利用ください。
[住所]札幌市中央区北4西5三井生命札幌共同ビル7階
「ジョブカフェ北海道」は、函館、旭川、釧路、帯広、北見にも拠点を設置しています。
「ジョブカフェ北海道」 検索
▲お問い合わせは、ジョブカフェ北海道まで(電話)(011) 209-4510

(3)労働トラブルの解決を支援

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個別的労使紛争あっせん制度のご紹介

退職の強要や賃金の引き下げなど、個々の労働者と使用者間に発生した労働紛争の解決のため、専門のあっせん員が問題点の整理や助言を行います。
利用は無料で当事者のプライバシーは厳守します。どうぞご利用ください。
「北海道労働委員会」 検索
▲お問い合わせは、北海道労働委員会事務局まで(電話)(011)204-5667

(4)ご存じですか 苦情審査委員制度

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道政への苦情をお受けします

道が行った業務や制度の内容について、皆さん自身の利害に関する苦情を申し立てできる制度です。
皆さんに代わって苦情審査委員が公正で中立的な立場から必要な調査などを行い、審査します。
個人情報の保護にも十分配慮しますので、お気軽にご相談ください。
▲お問い合わせは、道庁道政相談センターまで(電話)(011)204-5523

3 総合振興局・振興局ニュース~道内各地の話題をお届けします。

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後志総合振興局
高校生と地元企業が開発「ニセコモンテバー」。

「ニセコモンテバー」は、倶知安農業高校と地元企業が、地域の発展につなげたいという思いから、規格外のじゃがいもなどを活用し、商品化したスナック。スポーツなどの栄養補給におすすめで、倶知安町のまちの駅「ぷらっと」や町内のコンビニエンスストアなどで販売中です。
この取り組みは、昨年度の日本学校農業クラブ全道実績発表会で最優秀賞に輝き、同校の生徒が北海道代表として、10月の全国大会で発表を行います。
▲お問い合わせは、商工労働観光課まで(電話)(0136)23-1362

4 道議会だより~定例会の概要などをお知らせします。

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平成26年第2回定例会(6/17~7/4)
知事から提出された予算案1件、条例案8件、その他の案件8件の17案件を原案可決、人事案件他4件を同意・承認議決、その他9件の案件について報告がなされました。また、議員及び委員会から提出された決議案1件、意見案13件は原案可決、意見案2件は否決されました。
■可決された決議案
●朝鮮民主主義人民共和国のミサイル発射に抗議する決議
■可決された意見案
●地域包括ケアシステム構築のため地域の実情に応じた支援を求める意見
●地方財政の充実・強化を求める意見
●歯科技工士国家試験全国統一化に当たり北海道に試験地を設けることを求める意見
●軽油引取税の課税免除措置の継続を求める意見
●精神障がい者を含めた重度心身障がい者(児)医療費の公費負担制度の創設を求める意見
●新たな難病対策及び小児慢性特定疾病対策の円滑な施行を求める意見
●衆議院小選挙区の区割りの見直しを求める意見
●平成26年度北海道最低賃金改正等に関する意見
●JR北海道及びJR貨物の安全対策強化と安全運行を求める意見
●林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見
●道路の整備に関する意見
●義務教育の機会均等の確保と教育予算の確保・拡充を求める意見
●炭鉱技術海外移転事業の推進に関する意見 
本会議の一般質問では、22人の議員が道政上の諸課題について活発な議論を行いました。主な質問項目は次の通りです。
エネルギー政策、原発政策、道の財政運営、地方分権、JR北海道への関与、北海道新幹線、HAC、新千歳空港の民営化、経済・雇用対策、人口減少・少子高齢化対策、医療・福祉対策、地域包括ケアシステム、認知症対策、成年後見制度、道州制、国家戦略特区、食の海外戦略、道営競馬、観光振興、高校の配置計画、外国語教育、いじめ防止基本方針 など
~ホームページをご覧ください~
 道議会ホームページでは、本会議の審議概要や会議録など、さまざまな情報をご覧いただけます。
次回定例会のお知らせ
平成26年第3回定例会は、9月9日(火)開会予定です。日程などの最新情報は、ホームページなどでご確認ください。
「北海道議会」 検索
▲お問い合わせは、議会事務局政策調査課まで(電話)(011)204-5691


5 ひとつになろう!世界と北海道

海外に発信中の取り組みや、自慢のおもてなしをご紹介。

「メイド・イン・北海道」の味噌や醤油が海外で大好評。トモエ 福山醸造(株)【札幌市】

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明治24年の創業以来、北海道の原料にこだわり続けている味噌・醤油メーカーの福山醸造。海外でも「メイド・イン・北海道」の食に対する評価が高まった5年ほど前から、味噌や醤油などの輸出を強化。近年輸出量が増えている韓国をはじめ、台湾やロシアなどで展示会や商談会を積極的に行い、海外の方が試しやすいミニボトルでの販売や、現地の料理に味噌や醤油を使ったレシピなども紹介。さらに味噌や醤油の魅力を広めるため、北大の留学生との交流も深めています。
▲お問い合わせは、トモエ 福山醸造(株)まで(電話)(011)711-8181


広報誌「ほっかいどう」次号は11月の発行予定です。

発行/北海道総合政策部知事室広報広聴課
〒060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目 
(電話)(011)204-5110 (FAX)(011)232-3796
北海道のホームページ 「北海道議会」 検索

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