スマートデバイス表示はこちら

ホーム > 総合政策部 > 広報広聴課 >  平成16年度知事臨時記者会見記録(12/10)


最終更新日:2006年2月21日(火)


平成16年度知事臨時記者会見記録(12/10)


知事臨時記者会見記録
日 時/ 平成16年12月10日(金)
  11:21~11:28
場 所/ 議会知事室前
記者数/ 13名 (その他テレビカメラ等5台)



(知 事)
 皆様方には紙のコメントをお渡ししていると思いますが、今朝8時半から、政府・与党のこの問題のワーキンググループの会合が総理官邸で行われて、その場で、北海道新幹線の新青森ー新函館間の着工を17年度に行うということが取りまとめられたところです。
 この北海道新幹線、思い起こしてみますと、北海道でも新幹線をということを私どもが言い出してから30年以上経っているわけです。この長い間、ねばり強く私どもが訴えてきたことが、ほぼ確実になったということをとてもうれしく思う次第です。今、北海道経済、若干は薄明かりがさしてきたと言っておりますが、なかなか厳しい中で、こうした新幹線の着工ということが、良い方向への影響が出てくること、北海道経済の再生といいますか、それに向けての一歩になることを心から期待をいたします。これまで、新幹線の実現に向けて努力をしていただいた道議会、経済界をはじめ、多くの道民の方々に心から感謝を申し上げたいと思います。また、これまで精力的にご議論をしていただきました、政府・与党の関係者の皆様方にも心から御礼を申し上げたいと思う次第です。残念ながら今日のワーキンググループの中では、あとどれくらいで完成するのかという、私どもが着工の次に関心のある点がまだ明らかになっていない部分もあります。来週、閣僚レベルの政府与党の検討会の方で、そういったことに向けて最終的な調整があると思いますので、また来週、今日議会が閉会すれば、改めて、中央要請に参りたいと思っています。今のところ、まだ、仮置きではございますが、14日、谷垣財務大臣のお時間もちょうだいをいたしております。また、今週、国会明け初の視察ということで、北海道をお選びいただいた、国土交通大臣の北側大臣には札幌で要請をさせていただきましたので、来週は、財務大臣の方にお願いをし、着工後のどれくらいで完成かということについても、私どもは10年以内ということを思っておりますので、そういうことを、改めて要請をしてまいりたいと思っています。
 そして、この着工がほぼ確実になったということ、一番その思いを伝えたいのは、青森から函館の間の青函トンネルの工事がありました。そういった中で、多くのお金も投入されたわけですが、多くの方々が工事に携わり、残念なことに30余名の方が亡くなられました。このことは、前から申し上げているところです。そして、その中には多くの道民の方々もおられたと聞いております。こういった、いつか北海道まで新幹線を通したいという思いで、青函トンネルの工事に携わり、殉職された方々に、この着工ということを私は心から報告をしたいと思っております。また、夕方、定例会見でいろいろお話をいたしますが、とりあえず、こういうことで私からご報告いたします。



【記者からの質問】

(NHK)
 今回の新幹線が北海道にもたらす効果について、改めて説明してください。あと、在来線の問題、財源の問題など課題が山積していると思いますが、その辺について知事のお考えをお聞かせください。

(知 事)
 直接効果、間接効果を経済団体はじめいろいろな団体が、いろいろな数字を出しています。私はやはり冬場ですね、吹雪くと空路のみしかない北海道の場合には、多くのイベントができないなど、冬場の交通の安定性についていろいろな問題があったわけですが、ここに新幹線が通ることによって、一つ確実性が増す。もちろん本当に猛吹雪になれば、陸上であっても危ないわけですが、空路よりも安定性が増すということが、やはり大きな直接効果としてあるのではないかと思います。また、企業誘致やいろいろな経済活動、もちろん観光を始めとして、そういったことについての直接的効果あるいは間接的な目に見えない効果は、これまで新幹線が通った地域において実証済みです。そういったことを北海道でもやっと享受できる地盤が整ってきたかなと思っています。
 そして、地元負担につきましては、これは大きな問題です。北海道財政立て直しプランをこれから本格的にやるという段階ですが、青森県との調整で、私はできれば青森県のご負担を少しでも平準化するという意味からも、着工は北海道サイドでと思っています。そういった形で先行的にこちら側から工事を始めますと、当然、財政負担もこちらが、まずは出てくることになります。いろいろな試算を財政当局、あるいは企画振興部新幹線対策室でやっておりますが、ピークのところをいかに乗り切るか、30億円くらいになるタイミングがございます。詳しくは総務部、新幹線対策室に聞いていただきたいですが、そこをどういう形でうまく乗り切っていくかということは、これから道庁内あるいは関係の方々と議論しながら、我々として検討していかなければならないと思います。

(NHK)
 在来線の問題はどうですか。

(知 事)
 在来線については、地元とのお話し合いはしておりますので、先般、国土交通省の鉄道局長から、口頭で「大丈夫ですか」というお問い合わせがあったのに対しては、私は、地元できちんとやりますと申し上げました。これからさらに具体的な話を進めるわけですが、地元の方々にもご納得いただける形で在来線の調整をやってまいりたいと考えています。



 この内容について、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったもの等を整理の上、作成しています。

[記録作成:知事政策部知事室 広報広聴課 報道G]