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最終更新日:2006年2月21日(火)


平成16年度知事臨時記者会見記録(11/27)


知事臨時記者会見記録
日 時/ 平成16年11月27日(土)
  0:45~1:00
場 所/ 本庁舎2階 記者会見室
記者数/ 13名 (その他テレビカメラ等6台)


(知 事)

 昨日でありますが、11月26日23時14分、札幌医科大学事務局長の山本文夫が収賄容疑で逮捕されるという事態が生じました。事実関係の詳細につきましては、まだ、承知はいたしておりませんが、職員の管理、監督する立場にある幹部職員がこのような事態になったことは、道政に対する道民の皆様方の信頼を大
会見場で知事が陳謝
きく損なうものであり、道政を預かる知事として極めて遺憾であります。道民の皆様方に深くお詫びを申し上げたいと思います。
今後の捜査の推移を見極めながらですが、事実関係の把握に道庁としても努め、厳正に対処するとともに、この度の事態を厳しく受け止め、公務員倫理の保持に向け、あらゆる努力を重ねてまいる所存でございます。なお、この会見に先立ちまして、臨時の幹部会議を開きまして、私の方から幹部会のメンバーに対しまして、職員倫理に関する倫理条例、及びその規則、特に幹部職員への徹底、あるいは研修の実施、それから職員に対する綱紀保持に係る放送を通じた訓示等についてお話をし、道政の停滞をもたらすことなく仕事を続けるようにということも、改めて申し上げたところでございます。
この後、部長会議を開催いたしまして、私から改めて、道民の皆様方の信頼を損なうような行為の防止など、公務員倫理の確立、さらには道政の停滞を招かないよう、万全を期することを指示をしたいと考えております。私からは以上です。



【記者からの質問】

(北海道新聞)
 就任以来、初めての贈収賄の逮捕者ですが、昨日、開会した議会の追求が必至だと思われます。議会では、道警裏金問題も焦点ですけれども、その道警裏金問題の審議にも影響を与えるのではないかという見方についてはどうでしょうか。 

(知 事)
 どういうふうに影響を与えるんでしょうか。
 
(北海道新聞)
 主に時間が割かれるというかですね。 

(知 事)
 そこは、道議会の道議の先生方のお心だと思いますので、今のところ、事前にちょうだいした質問にどういうふうにお答えするかということ、内部で議論をいたしておりますが、今後、今日のこの事態を踏まえて、どういう議論になるか、それは今後の話になってくるかと思います。

(朝日新聞)
 まず、知事がこの容疑事実について、事前に知っていたのかという点と、保健福祉部の社会福祉法人に対する監査が容疑事実になっておりまして、今回の件を受けて、当該福祉法人に対する監査のやり直し、もしくは、何らかの措置というのを考えていくかどうかということをお伺いします。

(知 事)
 この件は、私が知りましたのは、今朝8時頃だったと思いますが、総務部長から、この山本事務局長が道警から任意同行を求められたという報告を受けたところです。その時点では、当然、どのような容疑であるかという事実も承知を当然しておりませんでした。このようなことになって、極めて遺憾であり、道民の方々に申し訳ないと思っているところです。
 それから、もう一つの法人に対する特別監査についてということですが、まだ、私も詳細な中身を承知している段階ではありませんので、これからいろいろ情報収集をし、我々としても事実の確認等をした上で、必要であれば、今、ご質問のありましたような当該法人に対する監査について、どういうふうにやるかということを考えてまいりたいと思います。

(朝日新聞)
 逮捕された山本容疑者に対する処分については、方向性、4年前の建設部長の時は参与にしていましたよね。 

(知 事)
 分かりました。そのことにつきましては、まずは、札医大自身、今、業務が極めて、独法化の問題を含めて、空白を設けずにやっていかなければならない事情にありますので、事務局次長に事務局長事務代理という形で職をお願いすることを、今日付けでやりました。

(総務部長)
 局長は参与に今日付けで発令しました。

(知 事)
 局長は参与にいたしました。それから、処分についてでございますが、まず、道庁として詳細な事実を、まだ、分かっておりませんので、今後、警察の捜査の推移を見極めるとともに、道として、事実関係を把握をし、その結果を踏まえて厳正に対処してまいりたいと考えています。

(朝日新聞)
 参与にするのはこれからするわけですか。それとももうしたのですか。

(知 事)
 27日付けですね。

(朝日新聞)
 まだ、決定はしてないわけですか。

(知 事)
 しました。

(朝日新聞)
 参与にしたという過去形でもよろしいんですか。

(知 事)
 結構です。要するに、辞令というのは、その日の零時にさかのぼって効果があるわけですから、そのように書いていただいて結構です。
 先程の臨時幹部会に事務局次長も同席をさせました。

(NHK)
 当時の石狩支庁長ということだったんですが、指導監督という立場にあったということなんですが、具体的にどのような権限があったんですか。

(知 事)
 支庁長の権限ですか、誰か答えてください。

(総務部長)
 そこはまだ、詳細のことを、私ども把握しておりませんので、どういう権限に基づいて、警察に今回逮捕されたかということは、これから事実を確認していきたいと思います。

(NHK)
 でも、これ、逮捕されたのは午後11時ですけど、任意同行をかけられたのは8時ですよね。8時からこんなに時間がたっているのに分からないというのはないんじゃないですか。具体的に、どんな権限があるのかぐらいなら、事前に分かっているんじゃないですか。

(知 事)
 ですから、支庁長の持っている一般的な権限というのは、当然分かります。規則がありますから。ただ、そのどこに着目して、今回の逮捕に至ったかというのは詳細は私どもは承知をしていないということで、今、部長から申しましたとおり、今後詳細に検討したいということです。ですから、一般的な支庁長の権限については、後か資料等でお知らせをしたいと思います。よろしいですか。

(読売新聞)
 これまでも不祥事があるたびに、いろいろ改善策をとってきたと思うんですが、4年半前に引き続き、部長職という道の最高幹部の一人だと思うんですが、こういう事件に至ったということに対して、どう思うかということと、それから、今後どういうようなことを、何回も改善策を出しても、こういう職員が出るということで、今後対応として考えていることは、今段階でありましたらお願いします。

(知 事)
 結局、私自身もかつては国家公務員で、今は地方公務員なわけですが、公務員一人一人の公務員としての自覚というんでしょうか、そういった部分が強いと思うんです。そのことを私ども組織全体として高めていくためには、やはり、今までもやってきたことではないかというご批判は覚悟の上で申しますが、研修であるとか、それから我々自身が意見交換会をしながら周知徹底を図るであるとか、そういったことの積み重ね以外はないのではないかと思っております。おっしゃるとおり、平成12年に当時、建設部長がやはり同じ、中身はもちろん違いますが同じ罪状で、収賄ということで逮捕されたという、極めて私どもにとって残念な遺憾な申し訳ないことがあったにもかかわらず、その時の教訓が、今、活かせなかったということは、本当に心から申し訳ないと考えております。
 今後、これまでの繰り返しということになるかと思いますが、先程の繰り返しになりますが、私から幹部職員に対する訓示をしたいと思っておりますし、また、今日は土曜日ですので、月曜日早々にも職員に対して放送を通じて訓辞をしたいと考えております。また、幹部職員を中心とした研修、そういった考えられるあらゆる手段を使って、今後こういったことが起こらないように、職員の意識を高めてまいりたい。特に、幹部職員の意識を高めてまいりたいと考えております。

(朝日新聞)
 建設部長が逮捕されたときは、当時の堀知事はじめ、幹部が減給処分になっているんですが、今後、知事、副知事クラスの減給なりをご自身でなさる方針ということでよろしいんでしょうか。

(知 事)
 はい。私自身、昨年の6月、自分自身任命権者として彼を札幌医大の事務局長に発令したという、任命権者としての責任を極めて重く感じております。ただ、今、段階ではまずは事実の解明を行うという、事実関係の把握に努めるということが何よりも大事なことであると考えておりますが、それが明らかになった段階で、私自身の処分についても考えなければならないとこのように考えております。

(時事通信)
 山本容疑者ですが、知事ご自身の印象はどうだったのかということが1点。
 それからこれまで、一部ではそういう方との関係も噂されていたようですが、そういったことはお耳には入っていたんでしょうか。

(知 事)
まず、山本容疑者に対する私の個人的な印象ですが、当然お付き合いの期間は、昨年の4月に私が知事になって以来の2年弱という期間に限られるわけですが、そうですね、例の札幌医大の(医師の)名義貸し等の問題について議論しておりますとき、あるいは札幌医大の独立行政法人化ということについて議論していたとき、政策あるいは企画立案面については、優秀な職員であるという印象を持っていたということは、今、偽らざる私の、いままでの気持ちとして申し上げたいと思います。
 こういったことが耳に入っていたかどうかということですが、先程、申しましたとおり、今朝8時くらいに総務部長から、任意同行を求められたということを聞いたというのが初めてではございますが、ただ、一部そういう刊行物で、いろんなことを書かれていたということは、私も一般的な情報としては承知しております。

(時事通信)
 その知事の印象と、一部噂されていた情報とのギャップについてはどうお感じになられましたか。

(知 事)
 それは難しいですが、私自身、結果として、そこまでそういう刊行物に書かれていることと、実際の自分の印象にギャップがあったということは、偽らざる感じとしては思った次第ですが、行政官を30年も務めて、人を見抜く力も無いのかと言われますと、全くその通りであると、申し上げる言葉もございません。



 この内容について、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったもの等を整理の上、作成しています。

[記録作成:知事政策部知事室 広報広聴課 報道G]