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ホーム > 総合政策部 > 広報広聴課 >  知事定例記者会見(令和元年6月20日)


最終更新日:2019年6月21日(金)

知事定例記者会見

・日時/令和元年6月20日(木) 12:06~12:39
・場所/議会記者室
・記者数/28名(テレビカメラ1台)

会見項目

知事定例記者会見会場全体の写真 知事定例記者会見知事のアップ写真 

知事からの話題

 1 山形県沖を震源とする地震の発生について
 2 令和元年第2回定例会の開会にあたって

記者からの質問

 1 議会庁舎における喫煙について(1)
 2 議会庁舎における喫煙について(2)
 3 札幌市議会議員の除名処分について
 4 道政執行方針について(1)
 5 道議会での答弁調整について
 6 2020年東京オリンピックについて
 7 胆振東部地震災害からの復旧・復興について
 8 道政執行方針について(2)


知事からの話題

 

山形県沖を震源とする地震の発生について

 私から冒頭2点お話をさせていただきます。
 1点目でございますけれども、一昨日の(6月)18日22時22分に発生いたしました山形県沖を震源とする地震の件でございます。地震発生によりまして、本日午前7時現在、国の発表によると、28名の負傷者が出ているということでございます。まず被災された方々に対して、心からお見舞いを申し上げます。
 気象庁によれば、地震発生から1週間程度は強い余震に対する警戒が必要とのことであり、(地震が発生した)地域にお住まいの方々の不安も大きいのではないかと推察しております。
 一日も早い地震活動の沈静化とともに、被災地域の早期復旧をお祈り申し上げます。
 「北海道・東北8道県相互応援に関する協定」に基づく、被災地への応援については、地震発生直後速やかに、幹事県でございます青森県を通じて確認したところですが、要請は考えていないということでありました。今後、応援に関する協定に基づく要請があった場合は、道としても支援に最大限努めてまいる考えであります。
 本道では、昨年9月6日の胆振東部地震において、43名の方が亡くなるなど甚大な被害が生じ、今もなお復旧・復興に向けて取り組んでいるところであります。災害対応の検証も踏まえた新たな取り組みも進めていますが、地震などの自然災害はいつ起こるとも知れず、日ごろからの災害への備えが大変重要であるということをあらためて認識したところであります。
 なお、道では先週(6月)12日に新たな体制の下で関係機関と連携して災害対策本部訓練を実施したほか、今後もさまざまな訓練を予定しているところでありまして、引き続き緊張感を持って防災対策に取り組んでまいりたいと考えております。

令和元年第2回定例会の開会にあたって

 次に2点目でございますけれども、本日から令和元年第2回定例会が開会いたしました。
 このたびの道議会は、私にとりまして、知事として初めての政策予算を提出させていただく大変重要な議会であります。私が目指す「北海道・新時代」を創り上げていくため、(道議会)議員の皆さまと政策について活発に議論し、本道のさまざまな課題の解決に取り組んでまいりたいと考えております。
 議会の冒頭で道政執行方針として、将来にわたって活力に満ちた北海道を必ず実現するという決意を述べさせていただきました。また、道民の皆さまから託された思いを踏まえ、私が掲げた政策を推進するため、総額2,513億円の補正予算案と私や副知事などの給与等に関する条例の改正など20件の条例案を提案させていただきました。議員の皆さまとの質疑は来週の(6月)25日火曜日からとなりますが、人口減少問題をはじめ、道政上のさまざまな重要課題について真摯に議論を積み重ねてまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。

記者からの質問

(北海道新聞)
 来年1月に完成する予定の新しい道議会庁舎に、喫煙所を設置しようという動きがあります。昨日と一昨日、市民団体と医師らが、喫煙所の設置をしないように求める公開質問状であったり、申し入れ書を提出しました。この問題について知事の認識をお聞かせください。

(知事)
 議会新庁舎における受動喫煙防止対策についてのご質問であります。受動喫煙防止の取り組みにつきましては、健康増進法において、喫煙者が周りに迷惑を掛けない環境づくりを目指すものですので、法令等に基づいて、議会において適切に対処されるものと考えているところであります。

(北海道新聞)
 新しい議会庁舎で分煙が徹底されれば、その喫煙所が設置されることが問題ないというふうにお考えでしょうか。つまり、専門家の方によると、屋内の喫煙所設置というのは、どうしても出入りする際に空気が、煙が外に漏れると。あるいは、喫煙者の方が喫煙した後に服に煙が付く、あるいは肺の中に煙が入る。それが呼気によって吐き出されるということがあります。新しい道議会庁舎は、傍聴する一般道民だけではなく、道職員の方々も日常使う施設になります。そういった観点から、分煙が徹底されれば、喫煙所が設置されても問題ないというふうに考えるのか、あらためてお考えを聞かせてください。

(知事)
 今、まず一つ目のご質問でありました部分についての私の考え方は、先ほど申し上げたわけでございますが、新庁舎における分煙のあり方につきましては、議会側において、その取り扱いについて、まずは考えられるものであろうと思いますし、私といたしましては、先ほど申し上げた健康増進法に基づいて、喫煙者の周りに迷惑を掛けない環境づくりを目指すものとして、その法令等に基づいて適切に対処されるものと考えているところであります。

(北海道新聞)
 今のお話を踏まえまして、また、先ほどの執行方針でも、受動喫煙防止条例の制定に向けて取り組みを進められているというお話もされていました。今の道議会庁舎でも、現状喫煙所が3カ所ありますが、知事もご存じだと思いますけれども、一部議員が、会派の控室などで喫煙をしておりまして、分煙すら徹底されていないのが現状です。それに関しては、一般の道職員もある意味、受動喫煙の被害を被っていると言っても良いのではないかと思います。こういった今の道議会庁舎の現状についてはどう認識されますでしょうか。

(知事)
 まず、受動喫煙防止の条例制定については、しっかりと取り組みを進めてまいりたいと考えております。また、現庁舎における取り扱い、そして運用について、まさにその部分については、議会側においてしっかりと対処されるべきものであると考えております。

(北海道新聞)
 今現状では、各会派の過去の取り決めではありますけれども、喫煙所を3カ所に限定して、分煙を徹底するという申し合わせをしていますが、そういったルールが守られていないと、しっかり対応されていないという状況ですけれども、それについてどう思われますか。

(知事)
 議会側で協議された上で、ルールを決定されて、運用されているわけでございますので、議会側においてしっかりと対処されるべきことだと思います。

(北海道新聞)
 今、現状としてしっかり対処されていないわけであります。道職員も受動喫煙の被害を被っているわけですけれども、それについて何か感じられることはないでしょうか。

(知事)
 しっかりと対処いただきたいということであります。

(STV)
 議会の喫煙所関係の質問なのですが、新しい庁舎が建設中ですが、現時点で喫煙所が含まれていないということで聞いてるのですけれども、ただそういう対応をすると、新たに多分予算を付けて、喫煙所を作らなきゃならないという、やるとしたらですよ。なると思うのですけれども、他の札幌市さんとかも、全面禁煙とかやっている中で、道議会だけその新庁舎に新たにそういう対策をして予算を付けて、道民の税金を使うということになったら、かなり道民の意識としても反対意見が出てくると思うのですが、もしそうなった場合、知事としてはどのようにお感じになりますか。

(知事)
 まずは、先ほど申し上げたとおり、さまざまなそういった意見も踏まえながら、道議会において、その取り扱いについて適切な対応を取られるものと思いますので、その議論を踏まえて、私としては判断していきたいと思います。

(STV)
 例えば、これも仮定の話で大変申し訳ないのですが、例えば、やっぱりそういうのにお金を使うのはですね、良くないんじゃないかっていう道民の意見が多くなった場合は、そういう意見も当然踏まえて判断されるということですか。

(知事)
 議会においても当然、さまざまな意見を踏まえて議論した上で、その方向性について結論を出していくかと思いますので、その結果を受けて私としても判断をしていきたいと思います。

(HTB)
 札幌市議会の懲罰委員会で松浦忠議員の除名が決まった件についてお伺いします。明日の本会議で除名が決まった場合、松浦議員は知事に審決の申し立てをすることができます。まず1点、知事はこの騒動をどのようにご覧になっているかという感想と、もう1点は、仮に審決の申し立てがあった場合、自治紛争処理委員を任命するという方法もあるのですが、どのように対応していくおつもりかを教えてください。

(知事)
 松浦市議の処分についてのご質問でございますけれども、札幌市議会が地方自治法に定められた懲罰について議論していることについては、報道などにより承知しているところです。地方自治を同じく担う者として、他の議員からの異議を受け付けずに長時間の議会空転を招いた行為には問題があるのではないかと考えています。
 松浦市議に対する懲罰については、今ご質問の中にもございましたけれども、札幌市議会が本会議において決定することですので、その点について知事としてお答えする立場にはございません。
 市議会議員の身分に関する決定に対して不服がある場合については、今お話がございましたけれども、一つ目は地方自治法に基づく知事に対する審決の申請、二つ目は行政事件訴訟法に基づく裁判所への訴訟の提起がそれぞれ可能とされておりますけれども、現時点で札幌市議会の決定がなされたものではございませんので、お答えについては差し控えたいと思います。

(北海道新聞)
 まず、道政執行方針についてお尋ねいたします。今回、初めて作成されるに当たって腐心というか、知事自身こだわったところはどの辺になるのでしょうか。

(知事)
 執行方針でありますけれども、あらためて、道政を担う知事として、私が目指す「北海道・新時代」を実現するという思いで、今後の気持ちや取り組んでいく政策について、お話をさせていただきました。
 夕張市長時代でも市政執行方針という形で表明させていただいておりましたけれども、やはり新しい道政をスタートさせるに当たって、高揚感もございました。一言一言、執行方針の中で道民の皆さまや道議会議員の皆さまに、はっきりとその思いが伝わるように心掛けて作ったところですし、また、結構な時間が掛かりました。途中喉がカラカラになってきましたけれども、その思いを伝えるつもりで表明させていただきました。

(北海道新聞)
 ありがとうございます。私も拝見いたしまして、鈴木カラーが、「ピンチをチャンスに」とか「攻めの道政」など、随所に垣間見られたのかなとは思うのですけれども、一方で、ちょっといろいろと評価を聞いてみますと、真新しさがちょっとないのではないかというような声も聞かれたのですが、こういった声についてはどのようにお感じになりますか。

(知事)
 私が心掛けましたのは、まず、このたびの知事選挙において「ほっかいどう応援団会議」プラス156項目の政策公約を、皆さまへのお約束として掲げさせていただいて、また選挙戦において私の基本姿勢、また考え方についてもお訴えをさせていただき、ここまできていますので、いかにそれを政策体系に落とし込んで、また道政執行方針においてその基本姿勢の説明や政策の体系における主なものについてお示ししていくということに力を注ぎました。そういった意味では、私が選挙においてお訴えをしていたことと、今回の道政執行方針で打ち出していることが大きく異なっていることは基本的にはないと思っています。また、新たに取り組むべきことについても、それは当然私の中にいろんな思いはございますけれども、今回ご提案した補正予算において、その骨格予算に肉付けする形で、できるだけ多くの政策公約を盛り込むという思いで調整させていただきましたので、そうした状況から、そのような印象を持たれる部分もあるのではないかと思っています。

(北海道新聞)
 ちょっとテーマが変わりまして、道議会における答弁調整の関係についてお尋ねいたします。昨日、道議会の全5会派が、平成15年の各会派の申し合わせに立ち返る形で、今後意見交換をやっていこうということで合意されました。この間の答弁調整を巡る経緯としては、2011年にも見直しをしたのですけれど、見直しをしては復活ということを繰り返してきた経緯があると思うのですけれども、今後も復活するという懸念もあるわけなのですが、その辺はどうお考えになりますでしょうか。

(知事)
 道議会における議論を道民の皆さまに、より理解していただくためには、われわれ理事者側として、その努力をしていかなければならないと、あらためて考えているところであります。今ご指摘のございました、当時の理念にいま一度立ち返って対応させていただくという方向で、議会側ともご相談をさせていただいた中で、今定例会から実施する方向になったところであります。
 確かに過去を振り返りますと、当時、そういった方向性が決まってからも、一部見直しが行われてきたという状況があって今日を迎えているというところがあり、そういう意味では、戻して、また見直しがあってということを懸念される声があるということも、それはまた必然だろうと思っております。大事なことは、今回それぞれ理事者や道議会も新しい体制の下で、いま一度その原点に立ち返ってしっかりやろうじゃないかということを道議会と理事者側で合意した中で、かなり時間はなかったわけでございますけれども、今議会からスタートを切るということは大きな一歩だと思いますので、今回の大きな一歩を生かした形で道民の皆さまの期待に応える、そういった道議会での議論というものを私としてもお届けしていきたいと思っています。

(北海道新聞)
 ありがとうございます。同じ関係で、最後の質問ですけれども、この答弁調整において、新しい方針としては、答弁要旨が箇条書きに、項目を簡略化されたわけなのですけれども、
その影響で答弁の趣旨が分からないということで、細かく問いただしていらっしゃる議員の方もいらっしゃるようなのですけれども、そうするとやはり元に戻ってしまうような可能性もあるのかなというふうに思うわけなのですが、こういった現象についてはいかがお感じになりますでしょうか。

(知事)
 新しいことを始めるときは、それぞれにおいて戸惑いもありますし、やりながらどうやればより効率的に仕事を進められるのかということは、議会との関係だけにとどまらず、不断の努力として、われわれ側にも求められることかと思います。当然、質問のやり取りを限られた時間の中で有効に進めていくためには、やり取りの大きな趣旨などの確認は極めて重要だと思っていますので、そういった本来の目的、そして趣旨がしっかりと互いに認識できる環境というのは、これまで通りしっかり堅持しながら、活発な議論をしていく方向で今後も考えていきたいと思っています。

(NHK)
 ちょっと話題が変わりまして、今日ですね、東京オリンピックの観戦チケットの抽選結果が発表になりました。知事はちなみにすいません、申し込みをされましたか。

(知事)
 申し込みをするいとまもないです。サッカーは、私小学校の時にちょっとやっていましたし、(東京オリンピックのサッカー競技が)北海道で開催されるということに、非常に関心を持っていたところです。

(NHK)
 ちょっと今のご答弁に関連するのですけれども、札幌ドームでも、サッカーの試合が行われることになっています。道内に、国内外からたくさんの人が訪れるきっかけになると思うのですが、知事はそこに向けた期待はどのようにお考えになっていますでしょうか。

(知事)
 今、お話がありましたが、私も一サッカーファンとして、非常に多くの道民の皆さんが期待を持って、その試合、また対戦国がどこ(とどこ)になるのだろうということもあるかと思いますけれども、日本代表に対する非常に熱い思いを持っている方が道内にも多くいらっしゃいます。スポーツを通して非常に多くの方々が、北海道、札幌に触れていただく大変貴重な機会だと思いますし、先ほどおっしゃった申し込みも、ものすごいことになっていて、当選したかどうかの確認のために、100万人ぐらいが待機しているような状況もあるようですけれども、そういった期待が全国的にものすごくあるのだと思いますので、ある意味では大きなチャンスと捉えて、本道の魅力を発信していく機会としても、ぜひ、捉えていきたいなと思っています。

(TVh)
 冒頭のごあいさつでもされていましたけれども、先般大きな地震が新潟と山形でありまして、北海道も去年9月の胆振東部地震がありました。もう間もなく10カ月ということで、先月、知事が被災3町のほうを訪問もされて、応急仮設(住宅)の入居期限の延長など、いろいろ自治体の方たちからいろいろ要望されていた部分もあると思うのですけれども、その後、こちらのほうで何か具体的に対応とか動きとか、こういった部分がありますということが、もしあれば教えていただきたいなと。

(知事)
 胆振東部地震が発生してから9カ月余りが経過いたしまして、被災地域では被災前の日常の生活を徐々に取り戻しつつある一方、今お話がございましたとおり、仮設住宅などで生活をされている方々がまだ多くいらっしゃる中で、今回、一昨日に山形県沖で地震が発生し、テレビなどで地震の状況、また津波への警戒のニュースが流れておりましたけれども、その当時の状況を思い出されて、非常につらい思いをされた方も多いのではないかと非常に心配をしているところです。私も知事に就任して間もなく、被災3町にお伺いをした時に、今お話もございましたさまざまな対応について、具体的なお話をいただきました。これまでの間、今お話のありました応急仮設住宅をはじめとする、住まい・暮らしの速やかな再建やライフライン・インフラの本格的な復旧、大規模停電等に伴う影響への対応、被災地に大臣などとも入りまして、また国に対して、関係する各省庁に対して、被災地域の思い、そして具体的に制度の拡充や柔軟的運用、また予算の確保などについて、被災3町の首長の皆さんと共に、機会を捉えて要請するなど、取り組みを進めてきたところであります。私としては、今後もしっかり被災地域に寄り添い、また目に見える形で復旧・復興を進めていくことに全力を傾けてまいりたいと思っております。

(TVh)
 一昨年、九州豪雨で被害を受けて応急仮設に入っていた九州のほうでは、応急仮設の入居期限延長というのはなかなか難しいというような話もあるのですけれども、ぜひいろいろな期待を背負われて知事になられた鈴木さんなので、新しいモデルをここから発信していただけるといいなと思っております。

(朝日新聞)
 今日のこの執行方針の中で、地域包括ケアシステムの構築や介護従事者の確保という話の中で、「誰もが住み慣れた地域で暮らし続けられるよう」というのがありました。もちろん、これは憲法にも保障されたところでもありますし、もちろんそれが理想なのですけれども、ご存じのとおり北海道は人口減少が進んでいます。かつ、これだけの広大な面積がありますということで、例えば、知事の政治生活の原点である夕張では、いわゆるコンパクトシティ構想といったものも進んでいます。そういう中で、これをあえて掲げられたというのは、これは確かにそういうのもあるのだけれども、道全体としては、やっぱり住み慣れた地域で暮らしていけるようなことを推進したいという、そういったような意図はあるのでしょうか。

(知事)
 当然、人口減少が進む中で、地域で安心してこれからも住み続けていくためにやらなければならないということは多々あります。特に、保健医療、介護分野においては、医療における医師の偏在や、また介護人材をしっかり確保していく、またそれぞれの限られた医療資源や、介護における資源をどう地域として有効活用し、広域の中で連携していくのかということは、極めて重要な課題であります。
 私自身、夕張の市長としてそこに向き合ってきた者として、やはり179の市町村が、その地域でいかに安心して住み続けられるのかということに、まさに懸命に汗を流されている、そういった状況をいかに広域自治体としてお支えしていくことができるのかという視点で、主な政策の方針の中で触れさせていただいたところでありますので、今後とも、皆さんが安心して各地域において住み続けられる、そういった包括ケアシステムをはじめとする体制の整備について、広域自治体の役割を果たしていきたいと思います。

(朝日新聞)
 なかなか、現実には難しいという点もあるわけですよね。そういった点はいかがですか。

(知事)
 現実としては、さまざまな課題はあることは事実でありますが、その課題がある意味では厳しい状況で可視化されてきた中で、各医療機関をはじめ、地域でさまざまな保健、医療、介護分野に従事されている方々も知恵を今出して、どうやればそこに住んでいらっしゃる方々の期待に応えられるのかというのは、必死に今まで以上に考えてくださっている状況はあります。その皆さんの思いをいかにして現実のものにしていけるかを考えることが、今こそむしろ私は必要ではないかと思いますので、そこを広域自治体としてお支えしていくことをしっかり果たしていきたいと思います。

(朝日新聞)
 もう1点すみません、この同じ執行方針のところなのですけれども、原子力発電所について、「安全性が確保されることが大前提であり、原子力規制委員会による厳正な審査、確認が不可欠です」とあります。これは多分、不十分だということをおっしゃっているのではないとは思うのですけれども、もしそうではないとすれば、当然その原子力規制委員会できちんとした厳正な審査を行うのは大前提であると言ったときに、その上で、北海道として原発が必要である、もしくは必要でないというのを判断されるのが政治家としての知事の役割ではないかというふうに思いますが、そのあたりはどうでしょうか。

(知事)
 原子力規制委員会における厳正な審査が、今まさに続いている状況である、またその状況についても、マスコミの皆さまや、または多くの方々が関心を持ってその経過についても見つめている状況であります。そういった状況の中にありますので、まずは審査ということがしっかり行われていくこと、このことを私としても注視していきたいと思います。

(朝日新聞)
 当然そうすると、どこかのタイミングで、今言ったようないわゆる政治家として、知事としての判断というのが必要になってくると思いますが、それはいずれかのタイミングで当然判断されるという理解で、今のところは道民目線でということで、是とも非とも選挙期間中を通じておっしゃっていないというふうにわれわれは理解しているのですけれども、どこかのタイミングでやっぱりそれは決断されるというふうに理解して良いでしょうか。

(知事)
 仮定の話になりますので、仮にこうなったらどうですかという話では語れないほど、この問題については極めて重要な問題でありますので、まずは原子力規制委員会の厳正な審査、ここをしっかりと見つめながら考えていくということが重要だと思います。


この文章については、読みやすいよう、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどを整理し作成しています。

(文責 広報広聴課)

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