’11/8/9 【総合政策部総務課】


知  事  謹  話

天皇皇后両陛下の北海道への行幸啓について

 天皇皇后両陛下には、国際微生物学連合2011会議記念式典御臨席及び道内事情御視察のため、来る9月9日から12日までの4日間、千歳市・札幌市・白老町・登別市・室蘭市などを行幸啓いただくことになりました。
  札幌市において開催されます「国際微生物学連合2011会議」は、母体団体である国際微生物学連合が世界各地で3年ごとに開催する国際会議であり、我が国では21年ぶり、4回目の開催となります。国際的にも魅力ある地域として、北海道・札幌が選ばれたことは誠に光栄であり、大変喜ばしいことです。今回の会議では、細菌学や応用微生物学などに関する最新の研究成果についての討論や発表をはじめ、学術・科学技術に対する道民の理解を深める公開講演会等が行われることとなっており、世界トップレベルの研究者の方々による直接交流を通して、我が国及び本道の学術研究の進展、産業の発展などに大きく貢献することが期待されます。
 この意義深い会議に両陛下の御臨席を賜りますことは、主催者や参加者の皆様はもとより、道民にとりましてこの上ない慶びであります。
 また、今回の行幸啓では、併せて道内事情の御視察が予定されており、親しく道民とふれあいを深めていただくことは、誠に光栄であります。
 この御視察先の一つに、白老町のアイヌ民族博物館が含まれています。
 この博物館は、先住民族であるアイヌ民族に関する専門の博物館として、アイヌの人たちのかつての衣食住や生活様式などが分かりやすく展示されています。この機会に、独自の文化を誇ってきたアイヌ文化に関する展示を御覧いただくとともに、国の重要無形民俗文化財であるアイヌ古式舞踊を御覧いただくことは、地域の方々にとって、この上ない励みとなるものであります。
 この度の行幸啓が、実り多いものとなりますよう、また限られた期間ではありますが、収穫の秋を迎え活気あふれる北海道を、さわやかな気候とともに御満喫していただきますよう、道民の皆様とともに祈念し、心からお待ち申し上げております。
            

平成23年8月9日 

         北海道知事 高橋 はるみ