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最終更新日:2017年7月26日(水)

  

知事定例記者会見記録

日 時/平成29年7月25日(火)
           14:30~14:51
場 所/記者会見室
記者数/25名(テレビカメラ1台)

 

 

【知事からの話題】
 1 大雨等災害から一年を迎えて
 2 民族共生象徴空間開設に向けた取り組みについて
 3 北方領土返還要求運動強調月間(8月)の取り組みについて

【記者からの質問】

 1 全国知事会議について
 2 大樹町における小型ロケットの打ち上げについて
 3 水害時の避難行動啓発動画について
 4 民族共生象徴空間開設に向けた取り組みについて  

 

知事会見(引き)  会見アップ

【知事からの話題】

[大雨等災害から一年を迎えて]
 私からは3点であります。
 一つ目は、大雨等災害から一年を迎えたことについてであります。
 今月(7月)に入りましてから、九州北部や秋田県などで甚大な豪雨被害が生じているところでございます。また、道内においても後志や渡島管内、特に道南のほうで被害を受けましたけれども、記録的な大雨を観測したところであります。 
 未曾有の被害をもたらした昨年の大雨災害から、間もなく一年となるところでありますが、道といたしましても、水害に対し十分に備える必要があるとあらためて認識をするものであります。このため、先週、道内の市町村に対しまして、水害への適切な対応手順について再度確認をしていただくよう、あらためてお願いをいたしました。
 また、昨年の災害検証委員会で、「道民は、しばらく大きな水害を経験してこなかったことから、今一度、災害への心構えを確認する必要がある」とのご指摘をいただいたところであります。こうしたことから、道といたしましては、道民の皆さま方が、避難情報を正しく理解され、適切に避難できるよう、今月発行の広報紙「ほっかいどう」において、防災の特集を組み、啓発に努めているところでございます。さらに、昨年、災害検証を進める中で、被災された方々からは、「まさかあの川が氾濫するとは」とか、「まさか自分自身が避難することになるとは」などといったお声を多く伺いましたので、いち早く避難することの大切さを共有できるよう、このたび啓発用の動画と音声コンテンツを作成し、道のホームページで8月1日から公開することといたしたところであります。ここで、その内容を紹介いたします。

(動画及び音声コンテンツを放映)

 道民の皆さま方への避難行動の普及・啓発という、この作成趣旨が損なわれない限り、各報道機関において、動画の一部加工など、アレンジしていただいて結構でございますので、さまざまな報道の場面でご活用をお願いいたします。

[民族共生象徴空間開設に向けた取り組みについて]
〔配付資料:民族共生象徴空間開設準備支援プロジェクトチームの設置等について(PDF)〕
 二つ目は、民族共生象徴空間開設に向けた取り組みについてであります。
 東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年の4月24日の大安の日に民族共生象徴空間を開設することがすでに決まっているところでありまして、これまでも国、道、そして道内外の関係機関などの皆さま方と連携しながら準備を進めてきたところでありますけれども、本日、民族共生象徴空間開設準備支援プロジェクトチームを設置して、そのオフィスを道庁別館4階に開設することといたしているところであります。私もこの会見を終えた後、看板掛けに参ろうと思っております。これから順次体制を充実して、これまで以上にこの民族共生象徴空間の準備にしっかりと取り組んでまいりたいと、このように考えているところでございます。
 民族共生象徴空間の来場者目標100万人、これは菅官房長官が明言しておられます。その実現に向けて、国を中心に私どももしっかりと取り組みを進めてまいりたいと、このように考えているところでございます。もとより、来場者を増やすということは、一つの目標ではありますが、何より重要なことは、この民族共生象徴空間を活用しつつ、私ども北海道の誇りであるアイヌ文化を世界に発信し、そして、一人でも多くの方々にアイヌ文化に触れ、その素晴らしさを共感していただくということだと認識しているところでありまして、さらに取り組みを加速してまいります。
 そして、先ほど2020年4月24日が開設日と申し上げましたが、その1000日前が7月29日の土曜日に当たりますので、開設機運を醸成し、広く道民の皆さま方にもご理解をいただくために、「1000日前記念カウントダウンセレモニー」を開催することといたしております。道庁赤れんが庁舎東側前庭におきまして、カウントダウンボードの除幕式やアイヌ古式舞踊の披露などの記念公演を行うことといたしております。雨天の場合、場所は変更いたしますが、晴れることを祈りながら、この「カウントダウンセレモニー」を成功させたいと、こんなふうに考えております。

[北方領土返還要求運動強調月間(8月)の取り組みについて]
〔配付資料:「平成29年度北方領土返還要求運動強調月間」の実施について(PDF)〕
 三つ目でありますが、8月は北方領土返還要求運動の強調月間であります。
 日ロ間においては、昨年12月の首脳会談の合意を踏まえ、今年に入りましても首脳会談が行われ、9月にはウラジオストクにおける東方経済フォーラムでも首脳会談が見込まれるなど、さまざまな協議が進んでいるものと認識いたしており、道といたしましても、共同経済活動にしっかりと協力をすると同時に、国民世論を一層喚起し、政府の返還交渉の後押しとなるよう、今年もこの時期に道内各地でさまざまな取り組みを実施することといたしております。
 8月25日には「北方領土返還要求北海道・東北国民大会」を開催いたします。この大会に先立ち、道庁から大通公園まで街頭行進を行うほか、各振興局においても全道一斉の街頭啓発を行い、北方領土の返還を強くアピールすることといたしております。
 今年の新たな取り組みである「みんなで咲かせよう千島桜」は、各市町村やイベント会場などで、返還への思いや願いを桜の花を型取ったカードに書いて、台紙の千島桜を満開にしようというものであります。多くの皆さま方のご参加をお願い申し上げます。
 また、8月4日、5日には、赤れんが庁舎内で「北方領土サマーフェスティバル」を開催いたします。北方領土イメージキャラクターのエリカちゃんも頑張りますので、皆さま方には、積極的な取材、報道をお願いいたします。
 私からは以上です。

【記者からの質問】

(北海道新聞)
 明後日27日から2日間の日程で岩手県の盛岡市で全国知事会議が開かれます。知事も出席される予定とは思うのですけれども、さまざまなテーマがございますが、どういったテーマでご発言を予定されていて、北海道からの要望をどんなふうに届けていきたいと思われますでしょうか。

(知事)
 毎年、全国知事会議は夏の地方開催と年末頃の東京開催がありますが、いろいろなテーマについて議論する際に、私自身、事前に何かを決めて発言するということはあまりせずに、テーマごとに北海道に関係があると思えば発言するということにしております。そういう中で、私は農林商工常任委員会の委員長を拝命しておりますので、この常任委員会で取りまとめた提言については、知事会議の中で報告し、議論する予定でございます。
 今回の会議の基本テーマは、「孤立社会から共生社会へ」ということで、地方創生や福祉医療対策など、地域が抱えるさまざまな重要課題についての議論でありますので、場合によってはいろいろな問題について発言すると思います。今回の会議に向けて、京都府知事の山田会長が何人かの知事をメンバーに選んで、今年5月にウェブを活用して行われた会議の場で、私からJR北海道についての問題提起をさせていただきました。このことについては、大分県の広瀬知事が委員長であります国土交通常任委員会の所管事項であるということで、そちらのほうで預かって検討していただくことになっております。この問題は今、北海道で道民の皆さま方の関心が大変高まっておりますが、将来的には四国や過疎が進んでいる他の地域でも当然問題になる可能性があり、また、JRばかりではなくて、さまざまな私鉄等においても、人口減少が加速する過疎地ではこれから問題が出てくるであろうと思っています。その意味では、今、北海道が大変苦労をしながら対応しているこの問題について、全国の知事の皆さま方と共有できないかということを申し上げましたら、その場に徳島県の飯泉知事もいらっしゃって、関心があるということになり、今回、国土交通常任委員会から何らかの提案をするということになっていると思いますので、そこについても必要があれば、北海道の現状やこの地域公共交通の確保や充実に向けて何を目指しているかということについて、発言をしようかと考えておりますが、それ以外はまだ決めておりません。

NHK
 いよいよ今週末、大樹町でロケットの打ち上げが予定されております。成功すれば、宇宙関連ビジネスというものが広がるきっかけになるということで、あらためて知事の期待、感想などがありましたらよろしくお願いします。

(知事)
 前々回(7月13日)の記者会見でもご質問があったと思いますが、この民間の小型ロケット打ち上げに私も期待をいたしております。民間主導で宇宙ビジネスへという全国的にも大変注目を浴びる今回の打ち上げ実験ではないかというふうに思うわけであります。高度100キロメートルの宇宙空間を目指すということでありまして、これが成功すれば、次のステップに向けて民間宇宙ビジネスをさらに進めるということがインターステラテクノロジズ社の望みのようでありまして、私どもも大いに期待をし、また応援をさせていただいているところであります。
 そういう中で、先週、国費要望で東京へ行った際に、世耕経済産業大臣に、こういう民間の動きもあるのでわれわれも支援しているのだけれども、国の支援もよろしくということを申し上げたところ、世耕経済産業大臣もロケットの打ち上げのことをご存知で、自分自身は都合が付かなくて行けないけれども、家内に行ってもらうとおっしゃっていました。家内というのは元参議院議員の林久美子先生でありますが、そういうふうにおっしゃっていました。この宇宙ビジネスへの参入に対する経済振興策としての助成ということは、今のところ私どもとして行っておりませんが、7月29日の打ち上げ当日のイベントにつきましては、さまざまな形でサポートをさせていただいているところでございまして、7月29日に無事にロケットが打ち上がることを心から大いに期待をしたいと、こんなふうに思っております。
 
(STV)
 先ほどの大雨のCM(啓発用動画)ですけれども、私が一般人として見ても非常に危機感が伝わる出来の良いものと個人的には感じたのですが、知事の率直な出来栄えの感想をいただけたらと思います。

(知事)
 オフィス街で働くような格好の方ばかりではなく、農作業の格好をした方などと共にスタジオでの収録に参加させていただきました。昨年の大雨災害の際に、土砂降りの雨が続く中で、私自身は何より人命を大切にしようということを本部員会議でも何回も何回も申しましたし、われわれ行政がそのような意識を持つことが市町村にも伝わり、また、老人福祉施設や病院の皆さま方など、多くの方々にも伝わっていったというふうな経験もございますので、それを直接このようなメディアの力を活用しながら、私ども道から危機感あふれる映像と音楽で道民の皆さま方に直接お伝えするものです。音楽もすごい迫力で、危機感を出していると思います。そういうことで道民の皆さま方に関心と危機感を共有していただければと思うところであります。

(NHK)
 今日の民族共生象徴空間のプロジェクトチームの設置について、私どもも一生懸命PRしたいと思うのですけれども、この民族共生象徴空間という言葉、国家プロジェクトだとしても、ちょっと長いし、漢字も多いし、他の言い方、分かりやすい違う言い方とかはないのでしょうか。
 
(知事)
 私どもはアイヌ文化の発信ということで、この民族共生象徴空間という言葉に大変な愛着を持ち、これがわれわれの目指すこの空間の目標であるという意識を強く持っているのですが、おっしゃるとおり、道民の皆さま、国民の皆さま、あるいは北海道観光にいらっしゃるさまざまな方々にとって分かりにくいということは、そのとおりだと思います。このことについては、実は国の担当部局にも私どもから問題提起をしておりまして、愛称を募集することになっています。環境生活部の担当の方、いつ行うのでしょうか。

(アイヌ政策推進室長)
 施設開設の一年前に(国が)募集を開始する予定になっています。

(知事)
 愛称募集することは、すでに関係者で意思決定をいたしておりますが、もう少し早くできないかということについても国と調整をしていきます。愛称が決まりましたら、また記者会見でご報告させていただきます。



この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなどを整理し、作成しています。

[記録作成:総合政策部知事室 広報広聴課 報道グループ]


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