北海道データブック2017_交通

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北海道の生活 - 交通

 

道内・道外を結ぶ交通ネットワーク

■道路
 北海道の道路実延長(供用延長)は約90,415kmであり、このうち、高規格幹線道路は北海道縦貫自動車道(大沼公園IC~士別剣淵IC)443km、北海道横断自動車道(小樽IC~札幌ジャンクション、千歳恵庭ジャンクション~阿寒IC・足寄IC、訓子府IC~北見西IC)304km、日高自動車道(苫小牧東IC~日高門別IC)45km、深川・留萌自動車道(深川ジャンクション~留萌大和田IC)43km、旭川・紋別自動車道(比布ジャンクション~遠軽瀬戸瀬IC)94km、帯広・広尾自動車道(帯広ジャンクション~忠類大樹IC)60km、函館・江差自動車道(函館IC~北斗茂辺地IC)18kmなど、あわせて1,103kmが開通しています。
 また、道内における国道の延長は約6,396km、道道の延長は約11,828km、市町村道の延長は約71,088kmとなっています。
※高規格幹線道路の延長は2017年4月現在。それ以外の道路延長は2016年4月現在。
※国道延長に高規格幹線道路の延長は含まない。
※道道の延長には札幌市管理分を含む。
(出典 道路現況調書、北海道開発局、東日本高速道路(株))
北海道高規格幹線道路網図

■鉄道
 道内の都市間を結ぶ旅客鉄道は、「北海道旅客鉄道(株)」と「道南いさりび鉄道(株)」が運行しています。
 北海道旅客鉄道(株)は、14線区2,552.0km(2017年4月現在)で運行しており、2015年度の年間輸送人員は、1億3,437万7,000人となっています。
 また、「SL冬の湿原号」、「ノロッコ号」や「リゾートエクスプレス」など、観光施設へのアクセスや季節に応じた臨時列車も多く運行されているほか、道央圏の54駅で利用できるICカード乗車券「Kitaka(キタカ)」は、JR各社や関東圏・関西圏など全国の交通系ICカードと相互利用が可能です。
 2016年3月には、北海道新幹線新青森~新函館北斗間(148.8km)が開業し、青函トンネルを通じて、北海道と本州が新幹線で結ばれました。
 道南いさりび鉄道(株)は、北海道新幹線開業に伴ってJR北海道から経営分離された江差線五稜郭~木古内間(37.8km)の運行を2016年3月から行っています。

■港湾
 港湾は、室蘭や苫小牧の国際拠点港湾をはじめ、35あります。フェリー定期航路は、青森、大間、八戸、秋田、仙台、大洗、新潟、名古屋、敦賀、舞鶴との間に11航路、道内の離島である利尻、礼文、奥尻、天売、焼尻への4航路が運航されています。
 また、北海道とロシア極東地域間を結ぶ定期航路は、稚内~コルサコフ航路が運航されています。

■航空
 北海道には、現在13の空港があり、国内線は道内10路線、道外45路線の計55路線が就航しています(2017年8月1日現在)。
 2016年度の道内空港の国内線乗客数は2,424万人で、このうち新千歳空港は1,882万人となっており、次いで、函館空港(154万人)、旭川空港(101万人)の順となっています。
 (国土交通省「航空輸送統計年報」)
新千歳空港は、3,000m滑走路2本を有する、我が国初めての24時間運用空港であり、国際線は、ソウル、釜山、北京、上海、香港、台北、バンコク、グアム、ホノルル、ユジノサハリンスク、シンガポール、クアラルンプールなどへの18路線の直行便が運航されています(2017年8月1日現在)。2015年度に国際線の年間利用者数が初めて200万人を突破し、
2016年度には272万人となるなど、国際航空ネットワークを形成する拠点空港として、その役割が期待されています。
 また、函館空港からは台北へ、旭川空港からは季節運航でソウル、上海、台北への直行便が運航されています。

 

[ワンポイントメモ]

北海道新幹線

 北海道新幹線は新青森から札幌まで約360kmに及ぶ路線です。
 新青森~新函館北斗間の約149kmは、2005年に工事実施計画が認可され、2016年3月26日に開業しました。現在、東京~新函館北斗間を10往復、仙台、盛岡、新青森と新函館北斗の間でそれぞれ1往復が運行しています。
 また、新函館北斗から札幌までの区間は、2012年に認可・着工され、2030年度末の開業に向けて工事が進められています。
 北海道新幹線開業をきっかけに、東北地方をはじめ、首都圏・北関東など各地域との交流が活発になると期待されています。

 

 

 

交通基盤(2017年4月現在)
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