北海道データブック2011_観光

 

 

北海道データブック2011_観光


 

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北海道の産業 - 観光

北海道の観光の現状
 2009年度の観光入込客数(実人数)は、新型インフルエンザの流行や世界的な景気の低迷などから、前年度に比べ0.5%減の4,682万人となっています。
 一方、2009年から2010年にかけて実施した「北海道観光産業経済効果調査」によると、北海道内の観光消費額は1兆2,992億円、生産波及効果額1兆8,237億円となっており、観光産業は本道経済を支える大きな産業となっています。
 
観光施策の推進方策
 <北海道観光のくにづくり条例と行動計画>
 北海道の優位性や地域の個性を生かしながら、誰もが安心して滞在できる国際的にも通用する観光地づくりを進め、観光産業を北海道経済のリーディング産業として成長させていくため、2001年度に、観光振興に関する条例では全国で初めて「北海道観光のくにづくり条例」を制定しました。
 さらにこの条例に基づき、「北海道観光のくにづくり行動計画」を策定し、観光振興に関わる人々や団体などの行動指針を示すとともに、観光振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進することにより、世界に通用する北海道観光のブランド化を促進しています。

■観光プロモーションの推進
 魅力ある観光資源の発掘・磨き上げやその情報発信などの取組を通じて、観光客の誘致を促進しています。
 また、東アジア地域を中心に、国際旅行博への出展、観光ミッションの派遣、海外メディアの活用など海外プロモーションを展開しています。

■観光地づくりの促進
○新たな観光商品の開発
 北海道が優位性や可能性を持つ観光資源の発掘、磨き上げを促進し、地域ブランド化につながる広域的な旅行商品づくりを促進していきます。

○「体験型観光」の振興
 アウトドア、グリーンライフ・ツーリズムなど本道の優れた観光資源を生かした体験型観光の推進のため、魅力ある商品づくりに向けた地域の連携強化、旅行商品化の促進などに取り組んでいます。

■受入環境づくりの推進
○アウトドアガイドの育成
 本道の雄大な自然の中で、誰もが安全に安心してアウトドア活動が楽しむことができるよう、新たな北海道アウトドア資格の運用を通じ、より多くの道民がアウトドア活動を支える基盤づくりを進めています。

○観光人材の育成
 地域における観光事業の活性化を図るため、「北の観光リーダー養成セミナー」を開催し、観光事業の牽引役となる人材の育成に取り組んでいます。
 外国人観光客の受入に携わる人材の育成と能力の向上を図るため、接遇現場向けの研修等を行っています。

○ホスピタリティの向上
 観光事業のホスピタリティ向上を促進するため、功労者の表彰や、観光ボランティア研修などの取組みを支援しています。また、本道を訪れる観光客に好印象を得てもらえるよう「おもてなしの心」を表現するキャッチコピー・イメージキャラクターを活用し「観光ホスピタリティ運動」を推進しています。
 

 

 

2009年度観光圏域別観光入込客数(延べ人数)
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資料:北海道観光入込客数調査

 

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