南摩 綱紀
アイヌと和人の相互文化理解に努めた会津藩士南摩 綱紀(なんま つなのり)
生没年:1823年~1909年 / 福島県会津若松市
南摩綱紀は1862(文久2)年から1867(慶応3)年までの6年間、当時会津藩領となった蝦夷地東部の標津に赴任し代官を務めました。南摩は、アイヌ語に長けた当時の標津場所支配人 加賀伝蔵に、和人の子弟が使う教書のアイヌ語翻訳を依頼し、そのアイヌ語の教書を使って、和人の価値観をアイヌに伝えて回りました。その一方で、南摩自身もアイヌ文化を深く学び、異文化の相互理解に努めました。
標津町ポー川史跡自然公園
- 住所/標津郡標津町字伊茶仁2784番地
- 電話番号/0153-82-3674
- 営業時期/4月29日~11月23日
- 営業時間/9:00~17:00
- 定休日/11月24日〜4月28日(冬季は事前予約制で平日のみビジターセンターの見学は可能)
- アクセス/釧路駅、または標茶駅から阿寒バス
- 入館料/一般330円、高校生・大学生110円、中学生以下無料
- 施設URL(外部リンク)/https://www.shibetsutown.jp/shisetsu/art_culture/po_river/
古代の竪穴住居跡が窪みで残る伊茶仁カリカリウス遺跡と、その周辺の自然環境を一体的に保存し、公開している野外博物館機能を持つ公園です。公園入口にあるビジターセンターには、遺跡や自然の紹介のほか、幕末会津藩北方警備の歴史を伝える「標津番屋屏風」の複製も展示されています。