最終更新日:2019年12月05日(木)
知床ブームの先がけ「知床旅情」の作詞作曲森繁 久彌(もりしげ ひさや)
生没年:1913年~2009年 / 大阪府枚方市
1960(昭和35)年公開の映画「地の涯に生きるもの」の羅臼ロケで、村をあげての協力に感謝して「さらばラウスよ」を作詞作曲し、ロケ終了後の別れの日にスタッフ・住民とともに合唱しました。この「さらばラウスよ」はのちに「知床旅情」に改題されました。1970(昭和45)年に加藤登紀子が知床旅情を歌いレコード化すると大ヒットし、知床ブームとなり今につながります。
羅臼町郷土資料館
廃校となった植別小中学校の校舎を再活用した郷土資料館。平成27年に国の重要文化財に指定されたオホーツク文化の集落跡より出土した、北海道松法川北岸遺跡出土品を始めとした考古資料が充実。他にも、ヒカリゴケや、オジロワシ・シマフクロウの剥製、クジラの模型などの展示も人気。森繁久彌ロビー展示では、「知床旅情」の誕生のきっかけとなった、1960年公開の映画「地の涯に生きるもの」のロケの様子や、誕生の経緯について展示。